魔王復活儀式

一ノ瀬 彩音

第1話 壱

この異世界フェルザンドでは一人の美少女が

魔王復活儀式をしようとしているのでした。


美少女の名前はリリスで歳は20歳。


リリスは20歳なのですけれど、どうして魔王復活儀式を

しようとしているのか。


リリスは魔王に憧れていて一目見ようとしているのですけれど、

生贄はどうするのでしょうか。


生贄がいないのでリリス自ら生贄になる事を選ぶのです。


今、リリスが居る場所はとある地下に居るのですけれど、

そこには既に魔王復活儀式のための魔法陣が描かれているのです。


早速、リリスは儀式を始めようとしているのですけど、

流石にいざやろうとするとリリスも身体が震えて怯えているのです。


怯えているリリスは深呼吸をして落ち着かせると平常心に戻り、

儀式を始めるのです。


儀式を始まるとリリスはぶつぶつと言いながら、何かをしているのです。


魔法陣が輝き出すと黒い霧が発生してリリスは苦しみ出すのです。


苦しんでいるリリスはこのまま儀式を続けて魔王を復活

させないといけないので頑張るのです。


頑張っているリリスはもうすぐで儀式が終わると魔王が復活するので

喜ばしい事です。


そして、ついに儀式が終わると魔王が復活する時でした。


しかし、魔法陣を見ているリリスは生贄になったはずなのに

死んではいないのです。


リリスはこれはどういう事なのかなって思っているのですが、

一体どうしたのでしょう。


リリスは魔法陣から一旦離れるといきなりリリスの胴体には

剣が刺さっていて貫いているのです。


リリスは生贄なのでこうなるというのは予測していたのですが、

まさか本当になるとは思ってなかったのでしょう。


リリスの胴体には剣が刺さっていて貫かれているのですが、

血が沢山出ていて今にもリリスは息絶える寸前。


生贄となったリリスは息絶えてしまうのですが、

肝心な魔王は何処にいるのでしょう。


……………………。


……………………。


「アッハッハッハ、アッハッハッハ、アッハッハッハ」


「誰かは知らないけれど、私は復活したのよ」


魔王はきちんと復活していて、魔王はリリスの死体を見ると

魔王はなにやらぶつぶつと言っているのです。


そうすると死体となっていたリリスが蘇生されるのです。


「あれ? 私は生贄となって死んだんじゃ?」


「お前が私を復活してくれたのか?」


「は、はい」


「名は何て言うんだ?」


「リリスです」


「可愛い名前だな」


「はい」


「リリスよ、私の部下にならないか?」


「部下ですか?」


「今なら幹部にもなれる」


「幹部……」


「どうだ?」


「お、お願いします」


「こっちへ来るがよい」


リリスは魔王の傍まで行くと魔王はリリスの唇に

唇を重ねてキスしているのです。


キスされたリリスはびっくりして驚くのですが、

それでも魔王からキスされて喜んでいるのです。


次の瞬間。


リリスの身体に異変が起こるのです。


そうするとリリスは何とも妖艶な美女になってて

魔族になっているのです。


「リリス、素敵じゃないか」


「ありがとうございます」


「魔族になった気分はどうだ?」


「嬉しいです、魔王様」


「そうかそうか」


「魔王様、これからどうするのですか?」


「このフェルザンドを支配する」


「それはいいですね、お手伝いします」


「では行こうか、リリス」


「はい」


リリスと魔王様はこの異世界であるフェルザンドを

支配するために奮闘するのです。


そして、月日が流れるとリリスと魔王様は

奮闘したおかげでフェルザンドを支配し、

この異世界にはもう冒険者はおらず、

リリスと魔王様とその配下しかいないのでした。

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魔王復活儀式 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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