一服の清涼剤のような情景描写と、不器用ながらどこまでも真正直な主人公の人となりに好感を抱く、オトナが共感する物語。あらすじだけ追うなら、驚きが連鎖する出会いの章。わたしは好きです。
今後の期待を込めて、星ふたつ。身を粉にして人を救う主人公は、ヒーローそのもの。根暗だが自己犠牲と守るという情熱が、読者を清らかな気持ちにしてくれる良き作品です。ただ、聖人君子の主人公と、彼を…続きを読む
色々なものを失った主人公は世界を彷徨う孤独な旅を続けています。その心はひび割れた大地のようにからからに乾ききったものでした。そんな主人公が旅の途中で出会った少女は彼の心に何をもたらすのでしょうか…続きを読む
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