追われ身のお姫様は“パンツ“を探しています。
唯月
第1話 プロローグ
「私とパンツを探してくださいっ!」
初夏の風が漂うこの日、俺は彼女と出会った。彼女は清楚感が纏う純白のドレスを身にまとい、その姿が肌の白さを強調させていた。髪色は月明かりのように美しい金髪で巻き髪の手入れの施しぐらいから品の高さを感じさせる。そんな感じの美少女だった。
俺を前にして美少女は1枚のパンツを大きく広げ、自信に満ちた顔つきでこちらを見ている。
そのパンツは黒のレースでフリルが軽く付いており幼さを伺わせる。
丁度不幸が重なり気持ちが滅入っていた俺にとって、彼女は天使に見え、パンツは何かの高級食材にすら見えてくる。
俺は迷うことなく猫のように頷く。
そう…俺たちの旅はここから始まったのだ。
追われ身のお姫様は“パンツ“を探しています。 唯月 @yui_tsuki
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