第7話
『あとどれくらい?』
メールが来た。あと少しで着く、と返す。
久々に…といってもそこまで長くはないが、家に帰る。紗夜にも久々に会うな。
「ただいまー」
「おかえりーーー!!!寂しかったよー」
と、抱きついてくる紗夜。しかし、
「…」
な…なんか、不機嫌になった?いやまさか、こんな一瞬で…
「そういえばさ、なんか随分親しげな女がいたね。」
!?
なんで知ってるんだ?いや、知られても別に同僚と言うだけで何もやましいことは無いけど…
「あ、ああ、後輩なんだ。けど、なんで…知ってるんだ?」
「ふふふ…私はね、君のことならなんでも分かるの。」
な…怪しい…
「そんかことよりもね?ただの後輩なら、あんなに話す必要は無いよね?」
「いやいや、ただのコミュニケーションだって。無愛想な態度とったら仕事が上手くいかないだろ?」
「ダメなものはダメなの。」
こ、こいつ…話が通じない…
「いいから、早く家に入って。まずは風呂に入って、体を清めて。外の女どもの汚いものが着いていたら嫌なの。」
「ふー…」
久々の家の風呂きもちー。
紗夜…予想はしてたが、やはりこうなったか…長く家を空けるようなことはもうしたくないな…
なんで紗夜はそんなに俺に固執するんだろう?
好意は嬉しいけど、俺はそんなできた人間でもない。出会いだって、大学でたまたま同じサークルだったってだけだ。特別なにかをした訳でもない。
「ご飯できたよ?そろそろあがってー」
「どう?美味しい?」
「おいしーよ。」
「よかった♡いっぱい食べてね。」
いつもより豪華な夕食な気がする。久々の夕飯だからかな?
「ね、私の事、好き?」
「え?も、もちろん。どうした?」
「べつにー?うふふ…」
急にそんなことを聞いてくるもんだから、恥ずかしくなってしまった。
食後。
「コーヒーいれたよ」
「あ、ありがとう」
コーヒー飲んでゆっくりしていると、急に目が冴えてきた。あれ、俺こんなカフェインの効果出るっけ?それに、なんか…体が、暑い…
「あれれ?もう効果出てきちゃった?」
「な、なにを…」
「今のコーヒーに、色々入れたんだ♡元気になるお薬とか♡」
なんで、そんなこと…?
「ごめんね…私、やっぱり、耐えられないみたい。ちょっと離れることくらい我慢しないと、この先二人で生きていく上で大変になっちゃうだろうから我慢しようとしたんだけど…君がいない間、ほんとに辛かった。君の服にしかけた盗聴器で君と同じ音をずっと聞いていたけど、いつほかの女に取られるか気が気じゃなかったの。」
やっぱりか…
「それでね?君には、仕事を辞めてもらうことにしたの。」
「え?は?」
「もう準備はしてあるから、いつでもやめられる状態なんだよ?君はこれからは、家を守ってもらうから。私の稼ぎだけでも十分生活できるからね。」
「そ、そんなのは…」
「嫌?だって、お仕事してたらまた少しの間はなれなくちゃいけない時が来るかもしれないでしょ?私の仕事はぜったいにそういうのないから、安心して?…本当にやめたくないなら、私から離れて?」
くっ…ちか、らが、はいら…ない。
「ほら…♡君も体はそうしたいって思ってるんだよ♡もうずっと一緒にいよ?」
「とりあえず、今夜は一晩中愛し合おっか♡」
もう、何も考えられない…
「ほかの女になんかに絶対渡さないから。」
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続きが考えられないので、すごく中途半端ですが終わらせます。すいません…。最初は話を広げたかったんですが、なかなか話が思い浮かばなかったんです。次なんか書く時は、もうちょい構想をねってから書くことにします。ありがとうございました。
嫉妬の限界 ライリー @846daisuki
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