とある旅の物語

ウリナン連合国

様々なことがあったがウール大陸に無事に到着した。

そしてなんとウリナン連合国の魔術師が転移魔法で私たちをウリナン連合国王都に一瞬で着いてしまった。

「わぁぁぁ！凄い！ここがウリナン連合国かぁ」

「ご主人様、あれを見てください！」

興奮気味にクロが指を指す方角を見るとなんとお菓子屋さんが

「お菓子食べたいの？」

「......い、いえ」

「いいよ、でも先に宿を取らないと」

そして宿の場所を聞こうと冒険者ギルドに行くと

「ごめんなさい、多分どこの宿もいっぱいだと思うわ」

受付のお姉さんが困ったように言う

「え!?」

「対魔界軍戦のためにいろんな国の冒険者が来てるのよ」

「たしかに異常に騎士が多かったような.....」

ギルドに来るまでに様々な紋章を鎧に付けた騎士とすれ違った

「どうにかできませんか？」

「少女二人だと野営させるわけにもいきませんので特別にギルドの一室をお使いください」

「え！？いいんですか！」

ということで、ギルドの一室を使わせてもらった。

「ご主人様、これおいしいです！」

「うん、おいしいね」

どおがおぁおぁおぁおぁおぁおぁんぁん

「うっふぇ⁉」

「ひゃぁぁぁ⁉」

王城から謎の音が聞こえた」

「なんだろ....怖いね.....」

「ご主人様....帰りましょう！」

「そうだね、帰ろう」

そういって、航海の疲れかギルドで借りた部屋でクロとイチャイチャしていたはずが朝になっていたのだ。