事件報告書
(狩矢崎市寄生虫事件と仮名称)
■発生
4月1日
■場所
群馬県狩矢崎市
■概要
寄生虫研究所から寄生虫の流失、それによるバイオハザードの発生
■対応
内閣総理大臣を始めとした、内閣閣僚の閣議会議の決定につき、核弾頭を
使用しての一掃
■報告概要
事件は4月1日の早朝5時に発生したと思われる。
(研究所内で異常を探知したためであるが、発見を意図的に遅らせた可能性もある)
そこからどのように寄生虫がバラまかれ、バイオハザードが起きたのかは
定かではない。(内部の記録某体を回収するも、データーを消去され不明である)
被害規模は25万人。内バイオハザード発生時に封鎖部隊に、救助された市民は
100人に満たない。(救助中に寄生を確認したため救助を中断している)
それ以降救助された報告は上がっていない為、数字は前後するが25万人全員が
死亡したと思われる。
マニュアルによって編成された特殊部隊についてだが、交通封鎖部隊以外の部隊(通信工作部隊、施設処理部隊)は、途中通信不能となった為全滅したと思われる。
因に交通封鎖部隊は市民救助の任務中、数名が殉職。内一人一般女性と内通し
裏切りが発覚したと報告が上ったが、その後報告者と通信不能。
裏切り者とスパイであろう一般女性の身元を現在調査中である。
(全滅した特殊部隊の事情も類似していたかどうかは不明)
本件の首謀者は黒田総一郎だと断定。被疑者死亡で書類送検。
本件の事件の動機は不明。ただし、事件発生時の関係者との会話の録音が残っている。(以下その会話の一部である
「この力はあらゆる国家から獣を狩り立てるが如く、追い求め続けるだろう。妬みが獣を放ち地獄の中に再び封じるまでは。地獄の底で絶望の叫びを聞く事になる。
死後の死により無になる事とを望む程。苦しみ続ける太古の霊を見る事になる。」)
意味不明。関係者の洗い出しを急ぐ。
因に本件の副犯格を薬師灰之介だと断定。しかし生死不明の為行方を追っている。
追記:
一研究員兼社長でしかない黒田に、バイオテロを起こす程の力と財力があったとは
思えない。他に協力者がいたと加味するべきだろう。
(研究費に影響を与えられる事の出来る程の財力をもった人物、政府内部特に財務省に内通者の可能性か?)
疑問が残る事件の為引き続き調査を続ける。
記載者: 森 総理補佐
パラサイト・ワールド 寄生される世界 MK マッチー @0806
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