第3話 足拭きマット
そのうち猫様と僕の馴れ初め書かないとかなぁ…
―猫様は僕のことを下僕と呼んでいると思う。
猫様はお風呂場の足拭きマットが大好きだ。
僕がお風呂を掃除する間、僕がお風呂に入っている間、僕が手を洗うとき、猫様はお風呂場の足拭きマットの上で丸くなっていらっしゃる。
時にはそこで爪とぎをなさっている。
だから僕は猫様に水をかけてしまわないよう細心の注意をはらって手を拭く。
さて、お風呂を掃除し終わった僕は猫様に導かれるがまま、猫様の夜ご飯の用意をする。
猫様は嬉しそうに尻尾を震わせるのでした。
夜ご飯の用意は下僕の仕事です。(ーー;)
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