新人挨拶

昔ながらの企業であるウチにIT系の新人社員がやってきた。

昨今IT化によってITマンの言語がようわからんくなってきているので、今回はもう一人通訳も雇っている。


「今日からソフトウェアデベロッパディビジョンにジョインしましたフロントエンジニアの田中です。よろしくお願いします」


通訳「前技師の田中は今日ソフトウェア開発部に接続しました。よろしくお願いします」


「入社させていただいたのはカジュアルリクルートMTGでPMの高橋さんからチームのミッションと会社のビジョンについてのレクチャを受けて私もアグリーだったため、ジョインしたいと考えました」


通訳「入社された気軽な求人集まりにおいて、午後からの一団の使命と会社の見通しについてlectureを受け止め私も高橋さん好意的な同意だった接続したいと考えました」


高橋が顔を赤らめた。


「得意言語はJavaScript、Pythonです。Goもできます」


通訳「得意言語はjava脚本ニシキヘビで行くも可能です」


「趣味はフィッシングとサーフィンです。サーフィンはもちろん海でですが、ネットサーフィンも好きですよ笑」


通訳「趣味は詐欺と波乗りで。もちろん波乗りは海ですが、網による波乗りも好きです笑」


「これから高橋さんにアサインについてお話をいただく予定です。プロジェクトにジョインできたらすぐに全力でコミットしてシナジーを生んでいきます」


通訳「このあと高橋さんとあてがう話をもらいすぐに全力で接続したい計画。拘留して二人を合わせて産んでいきます」


高橋がえっ!?という顔をしたが、まんざらでもない。


「タイトな状況でもスキームの目的を忘れず、会社のアセットを活かした提案もしていきたいです」


通訳「厳しい状況の陰謀の目的を忘れず会社の財産を活かした提案をしたい」


社長がえっ!?という顔をしたが、まんざらでもない。


「それでは皆様よろしくお願いいたします」


わー!と拍手が起きて、新人の挨拶は終わった。


そのあと社長が高橋にたずねた。


「いやー高橋くん。どう思う?」


高橋は顔を真っ赤にして、


「え、どうですかねー・・・。まあ嫌いではないというか、正直私も経験はあるんですけどね笑」


「えっ」


その後高橋は解雇され、社内のIT化が進んだ。

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凹んだ時に少しウフ本 安川某 @hakubishin

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