第2話 入学式の朝

「起っきろー!!」

「ぐへっ」


そういって俺の上にダイブしてきたのは幼馴染でありもう一人の幼馴染の遠藤 海人の恋人 中野 奏だ。

何故姉さんじゃなくて海人の恋人の奏なのか気になるだろ。

姉さんは生徒会の準備があるらしく今日はかなり早くに行かないといけないらしい。

だからって何故奏なのかわからないだろう。

その理由は奏が超が付くくらい料理が苦手なのだ。

それに対し海人は料理が出来る。正直言ってそこら辺のレストランよりは格段に旨い。

海人が朝食を作っている間に俺を起こすのが小さい頃からの日課だったので今もそれは変わらない。

まぁ二年前からは姉さんも一緒に起こしにきているんだが。


そのことは一旦置いておいて ついにこの日が来た。

今日から俺の新たな生活が始まるのだ!(ただの入学式)

昨日は緊張して寝れなかったとかそんなテンプレなんて俺には無い

しっかり寝ることは出来たが俺は物凄く朝に弱いのだ!

まぁ結論から言うと誰かに起こしてもらわなければ起きれないのだ!

昔から海人と奏には迷惑をかけてるな。

今さらだがありがとう海人 奏!

と 俺がそんなことを考えていると 上からムスッとした声が聞こえてきた。


「早く 起きろー!

海人が作ってくれたご飯が冷めちゃうよー!」

「すまん すまん

着替えてから行くから先にリビングに行ってろ」

「早く来てねー」

「おう」


今日は姉さんがいないが明日からは姉さんも居るから、登校時は凄いことになりそう

実は姉さんとは中学も同じだったのだが姉弟になったことはいっていなかったのだ

登校はいつも時間をずらしていた

だか去年のあの事がキッカケで超ブラコンと化した姉さんは高校では姉弟であることを公表するだろ

だがそうなると俺の立場的なものが凄くめんどくさいのである

姉さんに近付くために仲良くなろうとしてきたりファンクラブメンバーの四天王に妬まれ兼ねない

ちなみに四天王のメンバーは

校長 鶴崎 秀(つるさき しげる)

生徒会長 浜口 樹(はまぐち たつき)

風紀委員長 白川 琥珀(しらかわ こはく)

生徒会書記 天城 唯(てんじょう ゆい)

この四人が四天王だ

白川と天城はこの学校の三大美女のうちの二人だ

勿論最後の一人は姉さんである

校長とかキモって思った方もいるだろう

何故かうちの校長は許されるのだ

46歳なのにそうとは思わせない若々しい外見 無邪気な性格も相まって 皆から好かれるような人格の持ち主なのだ

勿論海人の方が人気だが海人の次に人気なのは校長なんだよな~

おっと話が大分逸れてしまった そろそろ行かないと奏に怒られる

急いでリビングに向かうと丁度海人がご飯を並べているとこらだった


「お、やっときたか」

「すまん、遅くなって」

「もー、私が起こしてからまぁまぁ時間たったよね? 何してたの?」

「あぁ、この先のことをすこしな」

「おーい二人とも時間が勿体ないから少し手伝ってくれ」

「「はーい」」

「大丈夫だよ傑 何があっても私達が居るから」

「そーだぞ傑」

「ありがとな二人とも」







「「「ご馳走さまでした」」」


俺たちはもう着替えてあるのですぐに出発できる


「傑ー鍵閉めるの忘れんなよ」

「わかってるよ」


鍵を閉めて俺たちは高校へと歩きだした









ついにこれから三年間通うことになる桜ヶ先高校の正門が見えてきた

そこには俺たちが予想外な光景が広がっていた

なんと正門のド真ん中に姉さんがおもいっきり手を振りながら俺の名前を大声で読んできたのである


「すーぐーるー おーい!! 」


これにはさすがに海人と奏もかなり驚いていた

やはり姉さんは目立つ容姿をしているので周りの視線を集めている だからみなこう思うだろう


(((((((あいつ 羨ましい!!!!!!!)))))))


俺からしたら恥ずかしいすぎて初日から死にそう

主に俺の精神が

持ってくれ俺の精神!


























だがまだ俺は知らないこの後姉さんが予想以上に暴走することになるなんて





…………………………………………………………… どうも はく です

遅れてすいません テストやらなんやらで考えていた内容がぶっ飛んでしまい一から考え直さなくなってしまい 頑張って思い出しながら書きました

感想や違和感などがあったら書いて頂けると嬉しいです

これからももっと面白く出来るように色々と研究していきたいとおもっています

更新は不定期になってしまうと思います

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僕らの日常? コハク @123llenn456

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