第一章から第二章までのまとめ

 ここまでのまとめ


『16年前』

 エピソーダー惨殺事件が起きた。

 多くの市民とエピソーダーが怨毒化し、死んでいった。

 それを引き起こしたのが英雄ヴォートルのトップである「アダム」


 アダムはシャルル家にやってきてはメイジー・シャルルこと「大神アルマ」の父親を怨毒化させた。その時、シャルル家はアダムの存在を調べてもらっている「鈴宮ヘレナ」が同時刻、同場所にいてアダムのせいで怨毒化していることを知る。なお、アルマもその場に居合わせているが3歳であるため記憶はない。

 その後、アダムは鈴宮ヘレナを拉致し、同じ魂を切り分けた「朝陽夢」を殺すと脅されて英雄ヴォートルの組織に。そして改造人間や死んだ魂を機械や人形に宿らせてエピソーダーを創らされた。


 ストーリアは鈴宮ヘレナを死亡と記録。

 しかし、なぜ鈴宮ヘレナの名前や詳しい出生まで記録されていなかったのかは未だ謎。

 →内通者の可能性。


『第一章でのまとめ』


 今まで目立った活動のなかった英雄ヴォートルが現れ、命を脅かすようになる。レッド地区に改造人間が「テュラン・ジャック」を殺しに来るが、ヘイトリッドがそれを阻止。


 このとき、テュランがもつエピソードはすでに焚書されている事を知る。エピソードの譲渡は本人が童話内容を書写して、その素質のある者に渡さなければ後継者とはなりえない。

 →第二章で譲渡方法が明らかとなる。

 エピソーダーの血を使うことによってエピソードが譲渡できる事がわかる。しかし、失敗すれば怨毒となるが、素質があればエピソーダーになれる。


 ホワイト地区にある乙峰家に違法薬物である「ウラシマ」があると睨む。

 →結果、乙峰家は英雄ヴォートルとの関係があり、利用価値のなくなった「乙峰姫花」が死亡。

 四年前には「乙峰珠也」がウラシマの開発に携わっていたことが作中で分かる。


 中央区に狼型の怨毒が現れ、多大な損害を受けた。その怨毒はアルマの両親が混ざってできた死体であることが分かった。

 アルマは「メイジー・シャルル」という名を思い出すきっかけとなり、両親である怨毒を倒す。


 英雄ヴォートルの目的が機械仕掛けの神デウス・エクス・マキナを復活させることであることを、「ジェスター」によって知ることとなる。


『第二章』


「ジャック・ザ・リッパー」の登場により、回想録メモワールの存在が明らかとなる。

 そしてエピソーダーの中でも稀有な存在である「メルヘンズ」があることが作中で語られる。現在公開されているメルヘンズは「シルト・セルバンテス」「火山デリット」「ピーター・マシュー」


 神話の信憑性を知るためにシルトは朝陽夢との接触を図る。ここで創造神と機械仕掛けの神デウス・エクス・マキナが別物であることが分かった。

 →現在の地区長またはその子供が始祖のエピソーダーを受け継ぐものであることが後に語られる。


 神話の内容を伝えた朝陽夢は、その場でバイトであった浅田快斗に撃たれて死亡。かと思われたが、撃つ前に「鈴宮ヘレナ」が朝陽夢から魂を抜いて自身に戻し、浅田快斗を死亡したように見せかけるために了承の元、魂を抜いていた。その後、浅田快斗は新しい体を得て鈴宮ヘレナのもとで過ごしていた。


 再度、乙峰家の調査へ。

 地下室には様々な薬品を試すためにつかわれた人間や動物の死骸、拍動する肉塊などがあった。浦島と名乗る男がエピソード「浦島太郎」を使ってシルト達を警戒する。

 →浦島太郎というエピソードは後継者を見つける前に、前の持ち主が死亡したため消えた童話とされていたがなぜか後継されていた。


 奥の部屋にはジェスターがおり、金を渡す代わりにストーリアに協力するという提案をジェスターとスノーの間で取引が成立する。

 →ジェスターが金を欲していたのは、仲間を奴隷から開放して自由を勝ち取る為であった。


 浦島に案内されてやってきたのは屋敷から離れた別荘で、そこには乙峰姫花の白骨死体があった。そこから得られたのは怨毒と呼ばれるようになった事柄と怨毒の血には身体増強の効能があったことが書かれていた。

 →実父を殺した息子が怨毒の血や研究成果をすべて盗んだと書かれていたが、その息子を演じたのが「アダム」であった。時が経ち、当時の乙峰家の当主であった乙峰珠也を殺害し、再び乙峰珠也を演じてはウラシマを改良し続けていた。


 その後、浦島の作戦によってホワイト地区に怨毒が放たれて、ビル街が更地となった。


 ジェスターの案内のもと、大神アルマが敵の本拠地に潜入することとなった。そこで改造人間の存在を知り、ジェスターの仲間であったメルとの邂逅を果たした。

 メルの案内により、鈴宮ヘレナと浅田快斗との会う事に成功する。そこで16年前の真実が語られると共に、神像と機械仕掛けの神デウス・エクス・マキナがあることを知る。


 それを見るため、神像のある場所に向かったところアダムが待ち構えていた。

 →このとき、大神アルマとメルは死亡。大神アルマは怨毒化しないはずであるメルヘンズにも関わらず、怨毒化した。アダムが関係している可能性が大きい。


 そして大神アルマと機械仕掛けの神デウス・エクス・マキナの奪還を目的にゴーストタウンにて、ストーリアと英雄ヴォートルがぶつかることに。


 この戦いでの死亡者が、「イル・オデット」「ジークフリート」「大神アルマ」となり、「尾真田カプリス」は精神状態が不安定となり部隊を抜けることとなった。


 今回の戦いにより、アダムとシェヘラザードが兄弟であることが分かった。また最終話に登場した「ドミニク」も兄弟であることが分かった。アダムの真名は「ティモシー」、シェヘラザードの真名は「サミュエル」。


 アダムこと「ティモシー」が機械仕掛けの神デウス・エクス・マキナを解放し、始祖のエピソーダー達とシェヘラザードこと「サミュエル」の記憶を蘇らせた。この事により、童話戦争は「成れの果て」と呼ばれる神でもヒトでもない存在とぶつかり合ったということが真実であることを思い出す。


 ティモシーがドミニクに頼み、「成れの果て」を解放させてゴーストタウンに向かわせた。よって、カプリスは戦線を離脱し、ピーターもかなりの傷を負った。敗北が確定されていた中、シェヘラザードこと「サミュエル」が一瞬にして「成れの果て」を討伐。

 この戦いはそこで終わりを迎えた。


 現在はサミュエルが姿を消し、ピーター・マシューがストーリアの総裁となった。大神アルマであった怨毒はヘイトリッドの手によって死亡。カプリスは未だ回復せず、会話が不可能となり第三部隊を脱退。

 第三部隊は覚悟決めたシルト・セルバンテスが引っ張っていくこととなった。


 これがここまでの話。

 何か記入し忘れている伏線とか、重要な場面があった場合教えてください。書き加えます。

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