最終話 黒曜石のウロコと不思議な夢への応援コメント
ぽち様、以前の「大人と子供の里」に引き続き、今回も「児童文学の里第三回」にこちらの物語をお寄せ頂き、有難うございました。
同じ作品を二度、三度と繰り返しご寄稿頂けるのは、作者がその作品をそれだけ大切に愛されている証しですので、有難い限りです。今回もその想いを疎かにせぬよう、隅々までしっかり愉しませて頂くことができました。
やはり最初の三話、とりわけ第3話が出色の面白さだと思います。アリスか「千と千尋」のようなナンセンスさと薄気味悪さが目の前に繰り広げられてまいりました。第4話で突然言葉が通じなくなてしまうシーンも印象的でした。文章がとても豊かで、ていねいに柔らかくしっかり書き込まれていて、文法的な誤りや単純なケアレスミスも殆ど見当たらない気が致します。
ただ、同じアリス・ファンとして敢えて申し上げさせて頂きますと、その第4話以降が、ドラゴン退治という当たり前の筋運びに載ってしまい、普通の童話になってしまっているというか、ナンセンス度や奇妙さが希薄になってしまっているように感じられてしまったのが残念でした。アリスの場合は、アリスのいる世界そのものが、アリスの常識や論理の通じない驚異として描かれていると思うのですが、こちらの後半では、マシューとたいくつな英雄との間に交される会話にしろ、ドラゴンとの会話にしろ、日常の当り前の論理のなかで進行していくので、たとえば第6話のように、せっかくナンセンスを描いて下さっているのに、取って付けたように本体から浮き気味に響いてきてしまうのが口惜しいところではないでしょうか。この点も含めて、2月10日ごろUP予定の「ストックブック」上でも簡単にご紹介させて頂いて大丈夫でしょうか?
ちなみに、前回の2万字制限に引き続き、今回の企画でもさらに厳しい1万2千字制限を設けさせて頂いておりました(笑)。友未自身は「まぁ、赦すか」と思ってしまう方ですが、他の作者さまとの公平性の観点からは好ましいことではございませんし、もっと真面目な主催者の企画では自動的にはねられてしまうおそれもありますので、次回からはご用心くださいませ。
確かに、この文字数の児童作品は発表の場を探すのに苦労されそうですし、あらかじめ近況ノートにでもご一報下されば、今後とも可能な限り配慮させて頂きたいと存じます。
あと、『完訳マルコムX自伝 (上)』にはびっくりしました!読んだことがないのですが、ぽち様のご愛読書ですか?
第6話 たいくつな英雄と黒いドラゴンへの応援コメント
> 剣もないのに、どうやってドラゴンのウロコを取ってこればいいんだ?
「これば」は「くれば」では?
第5話 かけっこ勝負とたいくつな英雄への応援コメント
今の今まで話していた動物や妖精たちと突然心が通じ合わなくなってしまうシーンは、鏡の国で名前を失くしてしまう森から出たとたんアリスから小鹿が逃げ出して行ってしまうエピソードのようなもの悲しさや、虚しい驚きがあって、とても面白く拝読いたしました。
第3話 見えない誰かさんとしゃべる壁への応援コメント
不思議の国のアリスを思い出しました。十倍はスリリングですが。
作者からの返信
不思議の国のアリスみたいなお話を書きたくて書いた話なので、雰囲気感じ取っていただけて嬉しいです~(´ω`*)
第5話 かけっこ勝負とたいくつな英雄への応援コメント
主人公が聞く耳を持たなくなった途端に「声」が鳴き声になってしまう……発想が面白いです!
作者からの返信
相手の話を聞く気がない時って、たとえ同じ言葉を話してても会話は通じてないよなーと思います。
マシューが「動物だから」と自分とは違うと思った途端、言葉が分からなくなるというのはちょっとした皮肉で書きましたw
読了&お★様もありがとうございました(´∀`*)
最終話 黒曜石のウロコと不思議な夢への応援コメント
子供のころに楽しんだ児童文学の良さが詰まってるなと感じました。
小生意気な少年が不思議な体験を経て、変化する。
王道でいて新しい体験があり、とても面白かったです。
夢のある夢物語、ありがとうございました。
作者からの返信
読了ありがとうございます!
私が子どもの頃好きだった雰囲気をたくさん詰めた話なので、そう言って頂けて嬉しいです(´ω`*)
感想、お★さまもありがとうございました!
最終話 黒曜石のウロコと不思議な夢への応援コメント
えらい本に目を付けられてしまいましたね。
マシューくんが、いずれ文豪になる姿が見えるようです。
こましゃくれて生意気な子どもって、妙に可愛らしくて好きです。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
この出来事がきっかけでまさか文豪にまで…!Σ(・ω・´)
トラウマではなく楽しい想い出になってくれたらいいですねぇ。
こましゃくれてって表現、良いですねv
ご感想、お★さまもありがとうございます(*´ω`*)
第2話 不思議なすき間と見えない誰かさんへの応援コメント
マシュー君落ちつきなよ(>o<)❕
って言いたくなってしまうくらい、
そこに居る
ような魅力的な描写に感じました。
ぽち様、わくわくする物語を
ありがとうございます。
作者からの返信
子ども向けファンタジーの、あのワクワクする感じを出したかったので嬉しいお言葉です〜v(´∀`*)
第1話 古ぼけた本屋と不思議なすき間への応援コメント
企画に参加ありがとうございます。とてもほんわかした雰囲気で良いですね。ゆっくり読ませて頂きます。
作者からの返信
覗いてくださりありがとうございます~(´ω`*)
第1話 古ぼけた本屋と不思議なすき間への応援コメント
はじめまして、ほのなえと申します。
この度は児童文学の自主企画に参加いただき、ありがとうございます!
童話っぽくて素敵な雰囲気のお話ですね!
少しずつ読ませていただきたいと思います。
作者からの返信
のぞきに来てくださってありがとうございます。
お好みに合えば幸いです~(´∀`)
最終話 黒曜石のウロコと不思議な夢への応援コメント
本の中で大冒険したマシュー君、これでようやく本が……
もっと嫌いになりそうですね😅
あの光の箱をいじっていたおじさんに強烈にシンパシーを感じました。
作者からの返信
読了ありがとうございます!
マシュー、トラウマになっちゃうかもしれませんね。
ひげ男の話はめっちゃ皮肉った箇所なので、何かしらを感じて頂けて嬉しいです。笑
第3話 見えない誰かさんとしゃべる壁への応援コメント
ぽち様。「大人と子供の里」にご参加くださりありがとうございました。
2万字程度以下ということでお願いしていましたので、どうしようかなと少し迷いましたが、一番乗りして下さったのが嬉しくて全篇拝読させて頂きました。
安心して読める文章で、友未的には何だか無気味なこの第3話がとても気に入りました。
4話以降は、ある意味では確かに友未も大好きなアリス風の展開だと思うのですが、アリスにしてはナンセンスや言葉遊びが足りないぞ!と欲張りを言いたくなってすみません。
作者からの返信
すみません、「程度」という記載があったので許容範囲かと判断してしまいました💦
規定に沿わなかったにも関わらず、最後まで読んでくださりありがとうございました<(_ _)>
そうか、アリスには言葉遊びがありましたね!確かにそこまでの工夫は出来ておりませんでした。
アリスにはもっと狂ってる感がある気がしますが、当作品はもうちょっとパンチが足りなかったかもしれません。難しいですね…。
貴重なご意見、ありがとうございました!
第3話 見えない誰かさんとしゃべる壁への応援コメント
児童文学なんですね、このあとが楽しみだな。
前に、路地の形になってる本立てをネットで見かけたのを思いだしました。本の世界に入っていけそうで、すごく欲しくなっちゃったんですよねぇ(*´∀`*)
近況ノートの、
>「小説より映画や漫画の方が面白くね?」と家族に言われた反抗心より生まれた
っていうきっかけが面白かったですw
作者からの返信
>路地の形になってる本立て
実はネットの画像から着想をもらった話なんです。もしかしたら私が見たのもそれかもしれません。
不思議の国のアリスみたいな話を書いてみたくて、本棚のすき間に入っていくって夢があっていいなぁ!と思ったんです(*´ω`*)
何をぅ!?Σ(゚Д゚#)って思ったんですよね。笑
最終話 黒曜石のウロコと不思議な夢への応援コメント
児童文学の里第3回から参りました。
不思議の国のアリスを彷彿とさせるファンタジックな世界ながら、現実を反映する部分もしっかりと取り込まれていて、躍動感に溢れたマシュー君の冒険を楽しんで読ませていただきました。
自分が物語の主人公のようになってしまい、最初と最後にきっかけのおじいさんが出てくる構成は、『はてしない物語』をも彷彿とさせますね。
素敵な物語をありがとうございました。