第3話 森へ

 翌朝は、森の家族が用意した朝食を森の家族と供に、家族も囲んだ。

森の木の実を粉末にし、こねて焼いたパン、森を流れる川で狩猟した魚をスパイスと塩をかけて焼いたもの、育てている葉のサラダ。朝食をしっかり食べるところも似ていた。

 イレーマは、家族と共に行きたいと両家族に宣言した。森の道に詳しいから役に立つとイレーマは言った。なぜか尋ねられると、その山へ行きたいからだと答えた。反対するものはいなかった。

 荷物をまとめイレーマも家族に混じる。金髪が遠目にもよく目立つ。

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家族 @macata

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