外見を取り繕っても中身は粗野なまま。そんなアンバランスな所にも魅力を感じますが、私がギヨームなら、彼を育てるのはさぞや楽しい事だろうと思います。
なにせジュールは今は燻んだ原石でも磨けば素晴らしい宝石になるのは間違いないのですから。磨き甲斐がありそうです。
つくづくギヨームとの出会いに感謝です。
作者からの返信
いつも温かいコメントをありがとうございます。
いくら上等な服を着ても中身だけはごまかせないですね(笑)自分がギヨームだったら…おお、考えたことなかったです。でもこういう少年を自分の手で磨いていく楽しみはきっと大きいですよね。
大胆な計画を始めてしまった二人ですが、先の明るさを感じて頂けたら嬉しいです。
エドガー……。自分の運命を受け入れ、強く生きた人でしたね。折り合いをつけ、ひねくれることなく器用に生きる。以前、腐ってしまった花が出てきましたが、エドガーは腐ることなく、花の咲いたままで短い生涯を終えたのですね。
そしてジュール!食べ方の問題が出てくるとは思わなかったので、柊さんが細かいところにまで考えが及んでいることに感心しました。19世紀ですものね。階級の差というのかしら?生活様式の違いは大きかったですよね。
ところで……あるところに置き手紙を残しました。ひいなさんが気づくまで内緒にしてくださいね(o´艸`o)♪
作者からの返信
遊井さん、ありがとうございます。
エドガー、強い子でしたね。斜に構えているようで芯のところでは真っ直ぐな彼をよく理解して頂けて、すごく嬉しいです。
食事のところは書いていて楽しかったです。ジュールはちょっと上品(?)に見えてしまうので、育ちを見せておく必要があると思いました。間違ってもブルジョワの躾はされていませんね(笑)
置き手紙見つけました。
身に余るお言葉ですね。そのように映るのだなと興味深いです。勿体ないです。ありがとうございます(o´艸`o)♪
編集済
柊圭介様、おはようございます😊
エドガーの死に絶句です。
ジュールにとってここで唯一、心の支えとなってくれたエドガーの生涯を思うと心が痛みます。
ジュールを見送る時、どんな気持ちだったのでしょう。
「偉くなったら俺を庭師に雇え」といつもの悪戯っぽい笑顔が心に沁みます。
ジュールとエドガー、ここでも明暗に分かれましたね。
ジュール、身なりを整えれば立派にブルジョワの子息のようでも、まだまだ身につかなければいけないことがいっぱいありそうですね。
新しい生活に、早く馴染めるといいけれど。
作者からの返信
この美のこさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
エドガーに触れて下さって嬉しいです。自分自身でも殊更彼のことは気に入っています。どこか達観したように飄々としている彼にも内面でたくさんの思いがあったはず。それを見せないのが本当に強いですね。この物語で一番強い人間だと思います。「庭師に雇え」というセリフは叶えられない正直な望みだったかも知れません。
ジュールは決して育ちがいいわけではないというのをここで見せたかったです。今の時点ではまだブルジョワの仮装ですね(笑)ここからが頑張りどころです。