ギヨーム先生、なんて大きな決断をしてくださったんでしょう!
最初は客として現れたけれど、ここに至って本物の愛になりましたね。
ジュールの心身につけられた傷は癒せるものではないけれど、大きな愛で覆って、痛みを忘れさせてあげることはできるのかな……と感じます。
本当は、それをしてくれるのがヤンだったら何よりなんですが、今はここにいないから、ギヨーム先生が登場してくださってとっても嬉しいです(/_;)
ギヨーム先生の妻子は……大丈夫か……? と、ちょっと複雑な気持ちではありますが、ジュールの立場に立てば間違いなく僥倖です。
このまま明るい未来が開けますように……!
作者からの返信
鐘古さん、ここまでお読みくださりありがとうございます。
客として出会ったギヨームですが、色んな出来事を経てジュールにとって特別な存在になっていきました。
ヤンが救えないのはさみしいですが、まあこういうことは実際のところお金がある大人しかできませんよね。。
この小説の中でも先生は重要な人で、ヤンとはまた違う愛情をかけてくれる器の大きさが書けていればと思います。
次の章から環境が変わってジュールも成長していきます。
またお付き合い頂けると幸いですm(__)m
ギヨーム先生の太っ腹、心意気にまたもや涙が溢れました。
柊様に私は何度泣かされたことでしょう。
いや失礼、柊様の作品に何度泣かされたことでしょう。
捨てる神があれば拾う神あり。
「これはプロポーズだ…………君の将来を、私に任せて欲しい」と言って、ジュールの過去を全て吞み込んだギヨーム先生。
カッコいいです。
嬉しいです(#^^#)
作者からの返信
とても丁寧に読んで下さって、気持ちのこもったお言葉を下さって本当に感謝します。ギヨーム先生はもうジュールにとってはなくてはならない人になりましたね。
捨てる神あれば拾う神あり。まさに神様のようです。
引用して下さったセリフは自分でも好きな部分です。こういう風に全てを引き受けてくれる人、頼もしいですよね。
ギヨームの一番かっこいいところなのでそう言って頂けて嬉しいです(#^^#)
既に♡を付けてました。
ギヨーム先生の暗唱でジュールが涙する場面は、後からコメントを入れたと思うので、この物語の中のエピソードで最初に♡を入れたのはここだったのかな?(もしくは暗唱場面に♡だけ入れたか?)
初めて読んだ時は印を付けるのをずっと我慢していて、でもたぶん、ジュールがやっと救われて、嬉しくて堪らず押しちゃったんだと思います。
ヤンだけには話せた辛い過去と、誰にも話せずに自分の中に押し留めていたヤンの事からここでの苦しみ全てを語る事が出来て、ジュールはしっかりと先に進んでいけると思います。
「君は幸せにならなければいけない」ですね。
作者からの返信
自分も以前にどなたかの作品を読んでいるとき、応援のボタンを押すことができずに最後まで読んでしまったことがあります。恥ずかしかったからですが。
今までの章で暗い話が続くので、ともかくここまで読んでくださる方には本当に感謝です。ギヨームは自分のことを話した二番目の人ですね。この先生には全部を打ち明けてもいいと思います。その後のギヨームのセリフはこれしか出てきませんでした。
編集済
「これは、プロポーズだ。・・
なんて素敵なセリフでしょうっ!
このとき。この状況で。
家族になろう。なんという大きさっ
人は、人を救うことなど出来ないのかもしれない。・・しかし、受け止め抱き締めることはできる。
この物語に出逢えて本当によかった。本当に。
今日はここまでっ。この感動を反芻したいのですっ。
ああ、素晴らしいです!本当にありがとうございますっ!
作者からの返信
呪文堂さん、
こんなに味わって読んで頂けるとは作者冥利に尽きます!ギヨームにはどうしてもこれらのセリフを言わせたかったのです。
たしかに、誰かを本当に救うことなどできないのかも知れません。でもジュールにとっては大きな救いの手だったと思います。
もうこんなに読んでくださり、これ以上ない有り難いお言葉をいただき、こちらこそありがとうございます!感激です…!
やりました!ギヨーム!!
一抹の不安は否めないけど、取り敢えず今はここから出る事が先決です。
ギヨームと出会った事はジャンと出会った事の次に、いやもしかしたらそれ以上に幸運だったような気がします。
ただやっぱり妻帯して着る事が気にかかります。どいかこれ以上ジュールが苦しみませんように。
作者からの返信
ギヨーム、決断してくれましたね!この事件があったからこそと思えば皮肉ではありますが、それでもここから出られるという大きな転換になりました。
そうですね、ヤンは若いしまだ学生ですからね…。こういう場合だと、やっぱりギヨームのように大学教授で金もある大人でないと物理的に救えないですよね。この人と出会えたのは幸運だったと思います。先生の存在はヤンとは別の次元で大きなものになっていきます。
次回からはギヨームの家族も登場します!
どうやってジュールが男妾から抜けるのか気がかりでした。ギヨーム先生だとは思いましたが、やすやすとルネが手放すはずがないので、一悶着起こるんじゃないかと実はハラハラしていたんですよー。
ジュールの背中の傷は悲しいですが、抜けるきっかけになったかと思えば……いや、やっぱり複雑だ(*´・з・)
ルネめ!やり手なのは分かるが、たくさん稼いでくれたんだから、快く送り出せばいいものを。ケチー( ・`д・´)
5万フランとは、日本円でいくらですか?
作者からの返信
ルネは金になるからジュールを大事にしていただけで、それがなくなれば厄介な存在でしかないですからね。それでも最後まで金をせしめるという…。先生のおかげで縁を切ることができました。何かを失う代わりに何かを得る、ということは繰り返し起こるのかなと思います。
お金の説明がなくてすみません。不親切ですね。
1フランは千円ぐらいで考えて頂ければと思います。だからジュールは約5千万円です。当時の小説や大学教授の収入などを参考にこの額をつけさせて頂きました。
差し出された手に縋るジュール。一年五か月間、辛い日々でしたね(T_T) エドガーの存在は救いでした。そして、ギヨームのセリフ、優しくて……ヴェルレーヌの詩が呼び水になったときのように、またもや私に泪が……。
「君のことを教えてくれ。君の歴史を私に聞かせてくれ。知っておきたいんだ。君の歩んできた人生を」……そうして心を開くジュール。まさに人生の明暗です。絶望も希望も訪れますね。柊さんの筆致には感情をルバートさせられます。こうして、また読むことができて嬉しい。ありがとうございますm(__)m
作者からの返信
エドガーの存在と、ギヨームに出会えたことがジュールにとっては大きな救いでした。明と暗を感じ取って頂ければ幸いです。
感情をルバート...光栄です...。読んで頂けることが、僕もとても嬉しいです。
ジュールくん、なんて痛々しいことに……。
傷がついたから、物のように値打ちが下るなんて人に対する扱いとしてはひどいですが、そういう場所なんですよね。
ギヨームさんが救いではありますが、奥さんに嘘をついているのが少し気がかりですね。奥さんも善良そうな方ですし、この嘘が露見するとちょっと怖いような……。
ドキドキしつつ、続きを楽しみに読ませて頂きますね!
作者からの返信
五十鈴さん、暗い章が続きましたが、ここまで読み進めてくださり、コメントまでありがとうございます。とても嬉しいです。
自分の体が商売道具である限り、値打ちがなくなれば居場所もなくなる、という、、手のひら返しのきつい場所ですね。
ギヨームも妻を騙しながら賭けのような行動に出ましたが、この先どんな暮らしが待っているのか……ジュールとギヨーム家族の関係も書いていきます。
お言葉励みになります。ありがとうございます!