応援コメント

「出会い④」への応援コメント

  • 柊圭介様、おはようございます😊

    ここにきて、ギヨームの口から、ヴェルレーヌの詩が飛び出すなんて……。
    『秋の日の ヸオロンの ためいきの…………。』
    この出だしで、鳥肌が出ました。
    これって、かつてヤンがジュールに朗読した詩。
    私まであの時のヤンとの幸福な日々が蘇ってきて涙が溢れました。
    ジュールの心の奥底に押し込めていた感情が一気に噴き出しましたね。
    初めて聞いた時は「暗いね」って言ってたジュール。
    「その詩の意味……やっと分かったよ……」と思う今のジュール。
    あぁ~、ギヨームとの出会いでジュールは本来の姿を取り戻すことができるのでしょうか?
    一筋の明かりが見えた気がします。

    作者からの返信

    この美のこさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
    この詩のことを覚えていてくださって嬉しいです!
    胸の奥に押しやって蓋をしてしまったのを不意に開けられたような感覚、気持ちが流れ出てしまいますね。ジュールにはどうしても堪えることができませんでした。
    暗いね、と無邪気な感想を言っていた頃はまだ幸せだったのかも知れません。今の状況で詩の意味が分かるって皮肉なことですね。
    ギヨームとの出会いはまさにひとすじの光と言えます。

  • 絶望感的な状況にサッと差しこむわずかな光。そして追いやっていた暖かな記憶。見事なエピソードでした!

    作者からの返信

    関川さん、コメントありがとうございます。
    闇の中にやっと小さな光が差したような出会いが書きたかったです。詩の暗唱からの心情も汲み取って下さり、嬉しいお言葉に感謝です!

  • 柊圭介様

     ヤンを思い出すところ。幸せだった日を思い出したシーン。また泣きました! もう何回泣かされるのかしら(^^)
     ジュールにとって、正に出会いですね。この先にどんな未来が待っているのか。とても気になります。

    作者からの返信

    こんなに沢山読んでくださって、本当にありがとうございます!
    今まで堪えてきたものがヴェルレーヌの詩で一気に溢れ出してしまいましたね。ジュールの心情にこんなに寄り添ってくださってこちらこそ感激しています。
    先生との出会いはこの先に大きく影響していきます。丁寧に読んでくださり、とても励まされます。ありがとうございます!m(__)m


  • 編集済

    不覚にも涙が零れました。詩の意味が、漸く解りました。
    電車のなかで、困りました。
    当分この情景が、頭の中を巡りそうです・・
    やばい、仕事ですっ

    作者からの返信

    貴重な電車の時間をさいてお読みくださること、誠にありがとうございますm(_ _)m
    そう言って頂けると書き手としては何よりです。この詩が生かされたと感じます。大変励みになりました!

    お仕事お疲れさまです。頑張ってください!

  • 同じ詩も聞く境遇が違うとこんなにも受け取り方が違うものになってしまうのかと思いました。
    漠然と聞いていたものが、今ははっきり意味を持って胸に迫って来るようで、ジュールの気持ちと同化して切なさで本当に涙が滲みました。
    ヤンを忘れる事なんて出来るはずはないです。
    ここでは本の話なんて出なかっただろう彼の、久しぶりにする楽しいおしゃべりから溢れる涙までの流れが、心から切なくて切なくて苦しいです。心が震えます。

    作者からの返信

    ヤンの部屋で聞いた詩をここでまた耳にするなんて、ジュールには想像もできなかったでしょうね。色んな事が蘇って、今まで封じ込めていたものが一気に溢れ出してしまいました。前は分からなかったものが今になって痛いほど分かる、というのが皮肉でもあります。ジュールの気持ちになって読んで頂けると作者としては書いた甲斐があります。
    それから、もう沢山の星を頂戴してしまって嬉しい驚きです!ものすごく光栄で、励みになりました。重たいドラマが続いて恐縮ですが、この先の展開を見守って頂けたら幸せです。
    本当にありがとうございます。m(__)m

  • 今朝、空高く同じ所にとどまって嬉しそうに囀るひばりの声を聞きながら、この章の場面を思い浮かべていました。
    「最後のところが好き」
    私も好きです。

    柊さんの作品に出会う迄は、フランス文学や詩の事は全く知りませんでしたが、最初に拝見した時からなんだか素敵だなと思ってました。

    『秋の日の
     ヸオロンの‥‥‥』

    初恋が芽生える頃にヤンからこの詩を聞いてもよく分からなくて、「暗いね」って肩をすくめていたジュール。
    ギヨーム先生の声となって出てきた同じ詩を聴いて、ジュールが泣いてしまう場面。

    私も「ジュールの森」を彷徨いながら、この詩が深い所まで染み入るようになりました。
    「ジュールの森」にはいったいどれだけの想いが込められているのでしょう?

    何気ない風景や、日常にある何でも無い物達が、人の心や想いと重なる事で、どうしようもなく悲しい物になったり美しい物になったりする。
    もう暫く、この森の中を彷徨い続けたいと思っています。




    作者からの返信

    コメントありがとうございます。ボードレールは何となく退廃なイメージなのですが、この飛翔という詩はまっすぐというか、純粋な憧れに満ちてますね。好きなものってその人の性格なり心情がとても出やすいと思うので、ちらっとジュールの根底の部分をのぞかせてみたかったです。

    僕は決して詩に詳しくはないのですが生意気に小道具にしてしまいました。この詩が本当に身に沁みてしまう日が来るとは、ヤンの部屋にいたジュールには想像できなかったでしょうね。この詩の訳も色々ありますが、個人的にはやっぱりこれかなあと……。

    同じものを見ても、その時の心のありようで全然違うものに感じられる、本当にその通りですね。

  • これは良い出会いですね。
    ギヨームが優しいというだけでなく、詩を通して心を分かち合えるという関係になれそうで。

    作者からの返信

    蒼翠さん、コメントありがとうございます。
    ジュールとギヨーム両方にとって大きな出会いになりました。
    何か共通するものを通して人が分かっていくということありますね。二人の関係は強まっていきそうです。

  • ジュールがヤンと過ごした日のことを思い出す。この場面は本当に切ない。。。失い、遠くにいってしまったヤンとの幸福。

    ギヨームとエドガーを登場させたところに、柊さんの温かな人柄を感じます。ジュールにはまだ困難が待ち構えているのでしょうが、再生と希望の道はある。そんな予感がします。

    作者からの返信

    ヴェルレーヌの詩を耳にして、ジュールの中に幸せだったころが蘇ってしまいました。この感覚は切ないですね…。

    エドガーはひそかに作者の一番好きなキャラクターです。彼の存在はこのあたりの章を書くのにとても助かりました。
    ギヨーム先生はジュールの人生に大きく関わってくる人ですね。どんな状況でも必ず「再生と希望の道」につながる貴重な出会いがあると信じたいです。

  • 少しずつ読もうと思ってたのに……止まらなくてどんどん読んじゃってます。とりあえず、頭の中でフレデリックはもう五回くらい半殺しにしました(笑)
    エドガーはいい奴ですね。ここまでの登場人物の中でいちばん視点を合わせやすいかも。かなり好みなキャラです♡
    そして、ギヨーム……。ギヨームが現れたことで、ジュールは忘れていた呼吸を少し取り戻したような感じですが、それがかえって現実に対する辛さを呼び戻してしまうのではと心配です。。。先生、中途半端なことせんと身請けして自由にしてやって!(でも高そうやな(^^;

    作者からの返信

    烏丸さんコメントありがとうございます。止まらないなんてとっても嬉しいです…!
    フレデリック五回ぐらい半殺し(笑)…ですよね(-_-メ)
    エドガーを気に入ってもらえて嬉しいです! 自分も登場人物の中では一番好きなキャラです。彼の目線を借りることでこのあたりの章も書きやすくなりました。
    ギヨームはこれからジュールに大きな影響を与えますが…烏丸さんの鋭いひと言にアラ!どうしましょう( *´艸`)
    この後の展開、どうか見守ってやってくださいませ。


  • 編集済

    ヴァルレーヌの詩で泣いちゃいました。
    区切って書いてくださってるから尚更沁みて。

    こんな風に悲しみを美しく表現する事が出来るんですね。

    詩を通して自分を見たジュールの悲しみが伝わって来て…涙が溢れました。

    作者からの返信

    りくさん、沢山読んで下さって!ありがとうございます。
    元の詩がこう区切ってあるのでそれを尊重しようと思いました。ひと言ひと言が沁みますよね。
    ジュールの心情を重ねて下さって、丁寧に読んで下さって、ありがとうございます。嬉しいです。

  • こんにちは。
    言葉の力を思い出させる、印象的なお話でした。
    見事に、心を覆っていた氷を砕きましたね。

    作者からの返信

    久里 琳様、
    氷を砕く、まさにそうですね。これも言葉の力なんですね。
    ギヨームとは大切な出会いになりました。
    コメントを頂きとても嬉しく思っています。
    読み進めて下さり、本当にありがとうございます。

  • ヴェルレーヌの詩で、涙が出ました。
    自暴自棄にも見える現状に、蘇ってくる愛しい日々。
    ギヨームが、ジュールを絶望の淵から救い出してくれそうな気がします。どうかまた光の下に出られますように。

    作者からの返信

    心がほどかれる瞬間って予想もしない時に突然降って来るものだなと、今でも思うのです。陽澄さんの作品でもそれを感じましたが。ジュールにとって、またギヨームにとっても人生を変える出会いになりました。優しいコメントをありがとうございます。

  • 文学で通じ合える人に出会ったジュールが、モーパッサンのレビューをしていますね!
    「乾いてて、残酷で、後味が悪いから」好き。人間は所詮、滑稽な動物で、エゴの塊。フレデリックさんは、人間らしい人間と言えるのかもしれませんね。

    ヴェルレーヌの詩がヤンを思い出させますね(T_T)
    「心の隅っこに押しやった過ぎし日の思い出」が揺さぶられます。

    作者からの返信

    モーパッサンのレビュー…(笑)確かにそうですね。この歳でモーパッサンが分かるのもちょっとかわいそうなんですけど…彼の経験からいくと当然と言えば当然で。
    ヴェルレーヌの暗唱で押しやっていたものが一気に蘇ってしまいました。きれいな思い出ほど後で苦しめるものですね。

  • 詩を暗唱したあと、ギヨームは驚いたでしょうね。泣いているジュール、本をもっと読みたいと言ったジュール、生気が戻っていくのを見て……。

    ギヨームとの出会いは少しほっとしました。
    ジュールの束の間の幸福を祈っています。

    一回目の拝読の時とはまた違った感動を味わっています。(*^^*)

    作者からの返信

    星都様、
    そうですね、ギヨームからすれば?!ですね。でもジュールにとってはかけがえのない出会いになりました。
    先生を登場させてから僕自身も何故か安心しました(作者のくせに)

    丁寧に味わってお読みくださり、ご感想を頂けて幸せです。
    すごく幸せです。
    ありがとうございます。

  • もう、あの詩が出たとたん、こっちまでブワッと来ましたよ…( ; ; )
    今思い出すにはあまりにつらい、幸福すぎる記憶。もう眩しすぎて正視できないくらいに感じます💦

    本の話で普通の素直な少年に戻るのが、また凄い。ジュールはどこまで魅力的になってしまうのか。
    これは先生落ちますよね…♡

    作者からの返信

    黒須様、
    詩の冒頭の言葉を聞いた瞬間からジュールの中でこみ上げて来てしまったでしょうね。実は最近個人的に同じような思いをしました。一瞬で涙腺が崩壊するような出来事で。自分で書いておきながらこのシーンを追体験した気持ちでした。
    先生、落ちましたね。同時にジュールもこの人に心の殻を割られてしまいました。ギヨームを登場させるのが嬉しかったのを覚えています。

    物語も中盤です(やっとか)。追いかけて下さること、とても心強く、感謝でいっぱいです。黒須さん、本当にありがとうございます。

    編集済