応援コメント

罠③」への応援コメント

  • 児童虐待(性的含む)や人身売買について、こんな風に物語の中に取り込めていて、敬服いたします。
    私もこの問題はライフワークの一つです。若い頃に発展途上国を周り、4年前にメキシコの児童施設に行く予定がコロナでキャンセルに(文化はヨーロッパが好きですが行った事ないので行ってみたい)。先進国でも誘拐・児童婚(アメリカ等)・人身売買の組織など問題になっていますよね。日本でも教育虐待をはじめ…。
    苦しい描写が続きますが、流れるような筆致にすごい…と感じております。

    作者からの返信

    葵さん、コメントありがとうございます。真摯なお言葉にこちらこそ感服します。
    実際に活動をしておられるからこそ、こういう話を身近に感じられるのだと思います。あえて19世紀に設定したんですが、今でもどこかで続いている、それを無視することはできませんね。
    自分の書くものは社会小説じゃなく個人の話の規模に留まるものばかりですが、共感して頂けたら何より嬉しいです。暗い展開の中、励みになるお言葉をありがとうございます。


  • 編集済

    ヨーロッパの暗い陰の歴史ですね。といいつつ、今もこういうことはいくらでもありそうですが。
    煌びやかな王朝文化の陰で、非人道的な人身売買が行なわれ、権力も加担していると。

    柊さんはフランスの社会や文化、歴史に相当精通されているように見受けられます。

    作者からの返信

    いや、そこまで精通しているわけではないのです。この話を19世紀の設定にしたのは、現代だと生々しくなってしまうと思ったのもあります。改稿するときにかなり調べる必要はありました。これもひとつ勉強になりましたね。

  • こんな場所にいればこのエドガーのように年寄りくさく達観した感じになってしまうのかも知れませんね。きっと彼も山ほど諦めた。そんな風に見えました。
    最近、小説の資料としてあの青髭のモデルと言われているジル・ド・レに関する
    読み物を目にする機会があり、ルネと言う男がなんだかそのジル・ド・レと重なりとても恐ろしかったです。商売道具を殺しはしないでしょうが、少年達を精神的に殺したもの同然です。

    作者からの返信

    エドガーについてはどんな生い立ちかこのあと少しだけ触れますが、子どもの頃から苦労を重ねると大人になるのも早くなってしまいますよね。諦めたような、図太いような。
    ジル・ド・レ!怖いですね!残虐性はないにしても、精神的には近いものがあるのでしょうか。
    ここではルネ本人が手をつけるのではなく、趣味と金儲けを兼ねた商売をしている男としてイメージしてみました。


  • 編集済

    人間の持つ歪んだ暗い欲望、滅びろーーーッ!

    って本気で思います!
    他人の苦しみや悲嘆を無視して、己の欲望を満足させる。最低。
    ここには書けない罵詈雑言で遊井の心は煮えたぎっております。なので、あえて可愛らしい顔文字で言ってみましょうかね。
    (*≧艸≦)フレデリック最低最悪
    (*^▽^)/♪人間の屑

    作者からの返信

    これでひとつフレデリックの人間像がはっきりしたと思います。
    この章と次の章はちょっと苦しい内容になっていますが……あえて可愛い絵文字で乗り切って頂ければ(*≧艸≦)
    遊井さんのまっすぐなお気持ち受け取りました!