何ということでしょう……。
言葉を失います。
ヤンとの別れは一時の事ではなかったのですね。
フレデリックがベルナールに告げ口をして別の奉公先を提案したんですね。
ジュール、何も抵抗できないジュールの心境を思うと切ないです。
このことを知った時のヤンの気持ちも心配です。
あぁ~、嘘であってほしい……。
ここから更に過酷な運命が待っているのでしょうね……。
作者からの返信
想像された通り、フレデリックがベルナールに全部吹き込んでしまいました。
こうやって先に先にと回って他人の人生を変えてしまう、変なところで頭の回転がいい人は怖いですね。
ジュールは自分のせいにしてヤンを少しでも庇おうとはしましたが、ほかにどうしようもありませんでした……
すっごいショックです!悪い流れをひしひしと感じていましたが
こんな下劣な方法で引き離すとは。
フレデリックめ!摘んで捨てるどころではありませんでしたね!!
ギロチンで胴体ごと真っ二つにしてやる!!
小説に没頭していると本当に自分の事のように怒りが湧いてきます!
作者からの返信
章タイトルの通りです。一応ここまでがオルレアン編で次からパリに移るのですが、悪い流れはこれからで……ごめんなさいm(__)m
ギロチンはもう少し後までぜひ取っておいて、のちほど思う存分真っ二つにしていただきたいと思います。こんなにも作品の中に入って読んでいただけると感激です。どうかジュールを見守ってくださいますよう……!
「君の痛みを僕に分けて欲しいってことさ」
「傷は、いつかきっと小さくなるよ」
「ずっとずっとそばにいて、君のために生きたい」
……『ジュールの森』の『別離』の章には、真っ直ぐな愛の覚悟に充ちた想いが沢山、綴られているのに、あの御方の破壊衝動により引き裂かれていきますね。此処から辛いところですけれど、確かに見届けたいです。
ヤンの歌が耳にこだまするのが切ない。そう言えばヤンのモデルは、琴を持っていました! あの絵画も美しかったですね。
作者からの返信
宵澤様、
ストレートな言葉が多いですね。このくだりは何度も書き直しました。白々しくなったり、芝居がかるのが嫌で。今でもこれでよかったろうかと思いますが、ジュールの精一杯のセリフです。
フレデリックの破壊衝動は、もしかしたら誰の胸にでも起こりうる感情ではないかと思います。彼には人が隠したがる負の部分を全部担ってもらおうと思っています。
ブロックの絵を覚えていて下さって嬉しいです。ヒュアキントスの表情が特に素晴らしいです。
重苦しい展開に息を詰めて読んでいます。
引き裂かれた二人はどうなってしまうのか……。
すぐに再会とはいかないのでしょうけれど、苦難を乗り越えてどうかまた出会えますように!
全体を通して文章が流麗で読みやすく、惚れ惚れします(*^^*)
引き続き、楽しみに読ませて頂きますね!
作者からの返信
五十鈴さん、こちらにもお越し下さり、読み進めてくださってありがとうございます! 長編を読んでいただけるなんて嬉しいです!
ヤンとの別離という形でオルレアンを去ることになったジュールですが、この後はパリでの生活が待っています。重たい展開で恐縮ですが、あたたかく見守っていただけたら幸いです。
はじめて書いた小説なので拙い部分もあるかと思いますが、嬉しいお言葉をいただいてほっとしています。本当に励みになります。ありがとうございます!