別離①のジュールが切な過ぎました。
ヤンの話を聞いて心を痛めながらも、覚悟を決めて勇気を振り絞りってヤンに会いに行き、必死にヤンの心に灯りをともそうとしたのに、受け入れてもらえなかった。
涙…
ここでヤンの方から出向いていってくれたので救われました。
昨日からのジュールの強い心が折れる事なく、ヤンに向けて心のままに放たれる言葉が胸を打ちます。
小道具と猟犬の描写が二人を一層際立たせますね。
ピアノとか本とか泉とか煤とか‥‥‥微笑ましくて美しい情景の中に心理を描いていける所が凄いな〜と♡
作者からの返信
ふうこさん、再読に加えてコメントも下さりありがとうございます。
①での事はジュールに追い打ちみたいな虚しさを与えますよねきっと。ヤンにはアプリヴォワゼの章でさりげなくランボーを無視させてみたりしましたが、こういう記憶をなぞるのは、聞かされる方より話す当人の方がダメージが大きかったりするんじゃないかと…。
この回はきれいな言葉にならないよう気持ちをストレートにぶつけたかったのですが、なかなか難しいものですね。胸を打つなんて嬉しいです。小道具や猟犬にも目を留めて下さって、ありがとうございます。
煤のところも書くか書かないか迷ったんですが、そう言って頂けるとほっとします。丁寧に読んでくださり感謝ですm(__)m
ジュール、強い子だよ(o;д;)o
私、思い違いをしていたよ。打たれ弱くて、逃げてしまう子かと思っていたよ。
でも逃げることなく、真っ正面からヤンと、そしてヤンの過去と向かい合った。偉いよ!かっこいいよ!!
「コンスタンを忘れられない君も含めて好き」って、なんて懐の大きな愛。
そんな受容性の高いジュールが、紙のかたまり(本)に嫉妬したって?
…………可愛いすぎるじゃないかよっ!(///∇///)ポッ
そして最後の、顔じゅう煤だらけになって笑い合うシーン。和みますね。私まで微笑ましい気持ちになりました。
心が本当に通じ合い、愛の深まった二人。その後、二人はずっと一緒に生きていき、お爺さんになっても、笑いながら仲睦まじく暮らしていたのでした。めでたしめでたし。
で、いいのではないでしょうか?だめ?(*´・ω・)
作者からの返信
初恋の章もそうですけど、こういうシーンは真っ向勝負のストレートなセリフを連発したいのです! とはいえジュールのセリフ相当悩みましたが。
紙のかたまりを抱くより自分を抱いてくれというのはちょっと幼さがありますね。笑
心が通じ合ってさらに結びつきを強くした二人ですが……
えっと、ここではまだ終わらないんですよ~(笑)御免なさ~い m(__)m
ジュールの一つ一つの言葉が、心に沁みます。
心の叫びが、涙を誘います。
こんなに熱い思いがジュールの中に宿っていたなんて。
ジュールって素直ですね。
本にも嫉妬したなんて、思わず口走ったけど、そんなジュールが可愛いです。
ヤンにも届かないはずはありません。
感動しました。
作者からの返信
このシーンはとても難しく、どんな言葉で語りかければいいのかとても悩んだので、お言葉をいただいてすごく報われました。
不器用で上手く言うことができないけど、まっすぐ誠実な気持ちだけはヤンにも伝わったと思います。
こんな風に思える相手に出会えたというのも、貴重なことですよね。
沢山のあたたかいコメント、本当にありがとうございます!