応援コメント

ヤンの話②」への応援コメント

  • 柊圭介様

     ヤンさんは、この方が初恋だったのですね!
     でも悲恋の予感。続きいきます。

    作者からの返信

    そうですね、ヤンの初恋の人間です。この章のみの登場なので、どれだけ人間らしく、しかも魅力ある人として書けるかが難しかったです。。

  • 純文学としての美しい文体と表現力が目を引きます。Web小説でこのクオリティは勿体ない。出版して紙の本にしたいですね。

    作者からの返信

    こちらこそ勿体ないお言葉をありがとうございます。この長編は序盤ゆっくりですし、軽い語りじゃないのでウェブ小説のノリが好きな方には合わないだろうなと思っています。なので、謙遜ではなく、読みたいと思ってくれる方や分かってくれる方がいれば充分ありがたいです。

    編集済
  • 詩を介した二人のやりとり、イイですね。
    感傷と切なさと、やりきれなさともどかしさと。色んな響きが絶妙に混ざり合うようです。
    心の機微が浮き彫りにするような、繊細さの表現を柊さんの文章から学ばせていただいてます(*'▽'*)

    作者からの返信

    この章、特にこのくだりはなかなかしっくりこなくて、色々バージョンを変えたりして何度も書き直しました。今でもこの流れで大丈夫かと不安は残っているのですが、そう言って頂けてほっとしました。詩を引用するのは有り難い小道具になるものですね。ランボーに感謝ですw

  • ランボーの詩は好きです。
    一人はメガネを一人は詩集を手にしたままの口付けのシーンこそ、
    詩的で美しい一場面でした。背景描写の細やかさが読む者に臨場感を与えてくれるので、いつもこの世界に没頭してしまいます。相手がジュールではありませんがこの二人のキスシーンはとても好きです!
    一言で愛と言うのとは少し違う二人の関係が何だか切ない。

    作者からの返信

    この章はランボーですね。この詩は別の訳を用意していたんですが、中原中也のがストレートでいいなと思いました。
    コメントがとっても嬉しいです。何かを手に持ったままのかっこ悪さに、気持ちが先走りする感じが出せればと思います。この章は最後までかなり直したので、お言葉で報われる思いです…!

  • 柊さんは多くの人の心を感じ取り、内面深くにある繊細な心情の移り変わりを、捉えて描き出すのがお上手ですよね。
    それは柊さんに繊細な感受性と、人を客観的に観察する能力があるからだと思えるのですが……?
    この作品に出てくる登場人物の中で、誰が一番自分に近いと思いますか?

    人の想いが複雑に交錯するこの作品を生み出した、きっかけとかも気になったりします。差し支えなかったら、どうしてこの作品を書こうと思ったのか知りたいです。

    作者からの返信

    遊井さん、
    なんと有難いお言葉でしょう! 自分ではどこまで書けているか分からないものです。とても嬉しく励みになりました。

    最初は森番の小屋のイメージだけがあって、そこから物語が頭の中で勝手に進んでしまい、脳内ハードディスクがいっぱいになったので、書き留めるように外に出してみたのです。
    書くことでカタルシスになるんだと発見しました。
    あと、登場人物の立場でものを考えてみるのって、客観的になれるし、少し視野が広がるようで面白いですよね。

    でもこの章はすべて想像の中で書いたので悩みました。ここにしか出てこないコンスタンが存在感を持ってくれればいいなと思います。

    前の返信でちょっと饒舌に書きすぎた気がするので編集しました。m(__)m 失礼しました。

    編集済
  • ヤンの語りで、中原中也・訳のランボーが登場して、ヤンとコンスタンが人生を語る場面、此処も、いいです。
    「繊細さのために
     私は生涯をそこなったのだ」
    というフレーズ。印象的です。

    作者からの返信

    宵澤様、
    コメントをありがとうございます。
    中原中也のこの訳は原文に忠実であると同時に日本語としてもストレートに入ってくると思います。この冒頭は伏線にもなる印象的なフレーズですね。