応援コメント

初恋③」への応援コメント

  • 私はクラシック畑の人間なので小説を読む時に気分が盛り上がると頭の中に勝手に音楽が流れるのですが、ヤンとジュールが微妙な距離感から目を合わせるまでの間に流れていたのはドビュッシーのアラベスク第一番でした。
    細い蔦が追いかけっこしながら絡み合って、美しい模様を描いていくイメージです。それがプツッと断ち切られて、最後に扉の閉まる音だけが静寂に響く……という具合に、私の中ではもはや映画化いたしました!
    ヤンが早く素直になりますように……!

    作者からの返信

    ドビュッシーの曲名を知らなかったので調べてみました。そしたら聴いたことのあるメロディーで、あっ、これか!と名前と曲が一致しました!細い蔦が絡み合って模様を……とは言い得て妙ですね。この場面の二人は本当にそんな感じだと思います。
    こんな形で断ち切ってしまいましたが、ヤンにはひと呼吸する時間が必要みたいですね。映画のように読んでもらえて作者冥利に尽きます……!m(__)m

  • ジュールの思い悩んだ末の咄嗟の告白。
    ヤンは受け入れることができるのでしょうか?
    身分の差、男同士、フレデリックの圧力、色んな壁がありますね。
    つづきが気になります。

    作者からの返信

    心の中で膨れ上がった気持ちがついに出てしまいましたね。
    無謀というか、咄嗟のことで冷静さを失ってしまいました。彼らの環境は確かに決して簡単なものではないですよね……

  • 柊圭介様

    ジュールの愛の告白が胸を打ちます。
    しかし、ジュールの真っ直ぐな恋心に対して、ヤンの躊躇い…。両想いのはずなのに。
    やはり身分の違いなど当時の階級社会がふたりの恋を妨げ、ヤンでさえも逃れられないしがらみがあるのでしょうか? 悲恋に終わるとは思いたくありません。

    作者からの返信

    ブロッコリー食べたいさん、コメントありがとうございます。ジュールは意を決した(というより勢いで言ってしまった)のですが、ヤンの方が……。フレデリックの言葉を思い出してしまったのがいけなかったですね。仰ることも含め、気持ちより頭で考えることの方が勝ってしまったのかもしれません。


  • 編集済

    美しかったです。
    二人の心と唇が引き寄せられる場面は繊細に描写されてまるで一編の詩篇を見ているみたいに綺麗な場面でした。
    願わくば、ジュールの勇気に、ヤンが応えてくれますように!

    作者からの返信

    このシーンは悩んだので、そう言って頂けるととても嬉しいです。ただ引き寄せられる、というだけなのに、文字にするのはなんとも難しいものですね。
    ジュールは思い余ってしまいましたが、ヤンの方がその準備ができていなかったようですね……。


  • 編集済

    ジュールの苦しさが伝わってくるようでした。
    過去の事があるだけに余計に悩みますよね、やっぱり。

    追記(再読)

    いつもそばにある、ヘーゼルの瞳(*´艸`*)
    自分の気持に正直で真っ直ぐなジュールの振る舞いにほっとしつつ、ヤンの中に刻まれたフレデリックの言葉のせいか、とても切ないシーンです(´;ω;`)

    作者からの返信

    蒼翠さん、コメントありがとうございます。
    言ってはいけないと思いながら言わずにはいられなかったというところですね。そして言った瞬間に後悔するという…。「ディディエおじさんと同じ病気なんだ」は悲しいセリフですね。

  • ビスケットのような色の頬❤ この直喩、たまらなく好きでした。クッキーじゃ駄目なんです。ビスケットですよね(*^_^*)
    ジュールにはディディエの呪いが、ヤンにはフレデリックの呪いが付きまとっていると思いました。過去に植え付けられたことって大きいですよね。良くも悪くも消えることがありません。

    作者からの返信

    そうですね、ビスケットなのです。
    呪い、と言われればそういうことなんですよね…的を得た分析ですね。だからすんなりと進むわけにはいかないんですね。
    ジュールは突っ走ってしまいましたが、ヤンにはワンクッションおいて考えさせることにしました。