応援コメント

初恋①」への応援コメント

  • ジュールの恋に踏み込んだ瞬間の描写が、とても素敵で生々しくて、私までドキドキしてきました!
    ジュールの視点で描かれるヤンの描写が、これまでよりも明らかに輝きを増して、美しく艶っぽくなっているなあと感じます。そうした繊細な変化を文章から匂わせるのが本当にお上手で、読んでいてどっぷり世界に浸れるのが嬉しいです(*´ω`)

    作者からの返信

    鐘古さん、読み進めてくださってありがとうございますm(__)m
    今までと違う感情が入り込んでくると相手の見え方も変わりますね。
    >これまでよりも明らかに輝きを増して、美しく艶っぽくなっているなあと感じます。
    まさにヤンをそう書きたかったので、感じ取っていただけてよかった。世界に浸れるというのも本当に嬉しいお言葉です。ありがとうございます(*´ω`)


  • 編集済

    童謡のようなメロデーのこの歌、知っていました。
    Nana Mouskourikのフランスの古い歌を集めたCDがあり、その中の一曲。彼女はギリシャ人ですが、フランス語で歌っています。一度聴いたら、覚えてしまうメロデーですよね。
    「ずっとあなたを愛していた。決して忘れない」、
    亡くなった人への歌ですよね。
    ここでは「ずっとあなたを愛している」と現在形で歌っているのは、ヤンが自分の気持ちを歌ったのでしょうか。
    ジュールはどきどきしてしまって、「(この歌は)知らない。・・・さあ、帰ろう」と言います。帰りたくはないのに。ヤンも「そうだね」と気持ちを振り切って、勢いよく起き上がります。
    名場面でした。


    作者からの返信

    九月さん、コメントありがとうございます。
    この歌をご存じなんですね!フランスでは童謡としてのイメージが強くて、子どもの時からみんな知っていると思います。
    拙い訳ですが、詩が現在形なのでそのまま訳しました。昔からずっと今も愛している、これからも愛している、という感じでしょうか。日本語だと過去形になるのですね。
    ヤンとしては無意識に口ずさんだのかも知れませんが、こういう歌を歌われるとドキリとしてしまいますね。微妙な機微まで感じて下さり嬉しいです。

  • 柊圭介様、こんにちは😊

    ヤンの屈託のない言葉や動きが自然に、かつ鮮やかに描かれていて、ジュールがドギマギする気持ちが伝わります。
    包み込むような優しい音色と共にしなやかな長い指が鍵盤の上を滑る様子を想像すれば私までうっとりします( ´艸`)
    泉での様子も、キラキラとした水しぶきが眩しく感じるような素敵なシーンです。
    おまけにヤンが上半身裸で寝そべって、口づさむ歌を聞けば、ジュールが心穏やかではなくなるのは頷けます。
    多分、ジュール自身も気づいていない淡い恋心の始まりの予感がします。

    作者からの返信

    この美のこさん、コメントありがとうございます。たくさん読み進めてくださって感激しています!
    ヤンを今までと違う感情で意識し始めるところが伝わって嬉しいです。ちょっとした細かい部分でドキリとしてしまうのが思春期の心ですよね。
    泉のシーンはギリシア彫刻っぽい雰囲気(上手く言えませんが笑)が出ていればと思います。書いていて楽しいシーンだったのでお言葉嬉しいです!

  • 美しいシーンでした。
    物語の核になるようなエピソードですね!

    作者からの返信

    関川さん、コメントありがとうございます。
    美しいシーンになっていてよかったです! 思春期らしい初々しさが出ていればと思います。

    追記
    美しいと楽しいを間違えてました! 目がすごく悪いので......大変失礼しました m(_ _)m

    編集済
  • 柊圭介様

    なんて綺麗な情景なのでしょうか! 柊圭介様の描写力の為せる業と申しましょうか、ヤンとジュールの美しさといったら、さながらギリシャ神話の美神たちの戯れのようであります。もういっそ、ここだけ切り取って永遠に時を止めてしまいたいような。(それにしても素敵なヤン。何気にアンドレを重ねてしまいます(≧∇≦)♡)
    喩えるなら、ヤンとジュールはアポロンとヒュアキントスでしょうか。ずっとこのままでいて欲しい気もいたします。ジュールの心臓の痛みは、きっと…。
    しかし、ギリシャ神話ではこのふたりに西風の神ゼピュロスが嫉妬するんですよね。そして、良からぬことを…。
    願わくば、ジュールの初恋が成就しますように!

    作者からの返信

    ブロッコリー食べたいさん、コメントありがとうございます。
    泉のシーンに過分なお褒めの言葉をいただきとても嬉しいです!ここはヤンの若々しい魅力が書けていればと思います。
    そしてこのギリシア神話に喩えられるとは、やっぱり鋭いですね。医学部の学生で楽器が出来る人(ついでに羊飼いの守護神)の設定はそのためです。西風の神が誰かはお分かりになると思います。この裏設定は序盤を進めるのにとても役に立ちました。
    ジュールの恋を見守っていただけたら嬉しいです!

  • 美少年たちの、外での裸の戯れ……。大好物過ぎて鼻血が出そうです(^-^;
    また、ヤンの身体の描写が艶めかしくて、ジュールの裸になるのを躊躇する純情さもまた愛おしくて、このエピソードここまで読んで来た中で一番好きです!

    作者からの返信

    たくさん読み進めて下さりありがとうございます!
    大好物なシーンでしたか(笑) 美術館なんかでもふいにどきっとするような艶かしい彫刻があったりしますね。ここではジュールはまだそういう体に対する憧れだと思いたいようですが...。

  • 良かったです。
    ヤンとの時間がなくなってしまうような気がしていたので、屋敷に戻っても、こうして二人で戯れ合う時間がある事にほっとしたり。
    ヤンは細マッチョなんですね。
    ジュールと同じく、きっと私も見惚れてしまいますね!
    ヤンの歌声もきっと素敵なんだろうな。

    作者からの返信

    mono黒さん、いつもコメントをありがとうございますm(__)m
    屋敷には戻りましたが日常は変わらず、でも二人で過ごす時間が少しずつ濃くなっていくような気がします。
    細マッチョ!今風に言うとそうですね。時代を意識してかなり言葉を制約しているので端的な言い方が新鮮に聞こえます(笑)大人の男の体って妙に色っぽくかっこよく見えたりするもので……声とかもそうですね……。

  • とても素敵なエピソードですね。
    ピアノと口笛と歌と。
    まるでジュールの心の高揚の前奏のようです。

    作者からの返信

    わあ、ありがとうございます。きれいな例えですね。
    初恋の高揚や戸惑いをこの章で描けていればと思います。


  • 編集済

    この回、いいですね。
    ジュールの目から見たヤン。ピアノを弾く手。勉強を教えてくれるときの言葉のかけ方。口笛を吹くヤンの陽気な明るさ。ヤンの肢体、髪、睫。……私までもがヤンの外見にドキドキしてしまいました。完成される前の男子の身体つきって、美しいと思います。男性性と未熟さが入り混じる色気といいますか……エロス的な香りが漂う感じ。
    そして極めつけは、澄んだ泉のほとりの歌詞。

    ずっとあなたを愛している
    けっしてあなたを忘れはしまい

    ジュールが呼吸に喘ぐのも分かる!私だって、自分を気にかけてくれる優しい人にそんな歌を歌われたら、心臓ドキドキです!恋に目覚めてしまいます!!
    って完全に感情移入していますね。

    作者からの返信

    コメントから楽しんで読んで下さっているのが伝わります、嬉しいです! ジュールの美少年ぶりはしつこいほど書いていますが、ヤンの若い男ならではの美しさもジュール視点で描写しておきました。完成される前の色気を感じて頂けましたか。
    この歌はどうしても小道具に使いたく…童謡でありながら大人の愛の歌なのが曲者ですね。ジュールと一緒にドキドキしてもらえたらこちらが嬉しすぎます!

  • ディン・ダン・ドンなら知ってる(*´艸`*)
    グーチョキパーでなに作ろうだ!(о´∀`о)♪

    作者からの返信

    えっ、何だろうそれ?知らない…
    あっ…替え歌……すごい。衝撃(笑)

  • 細やかな情景の描写が本当に美しい……✨まるで映画を見ているようです(*´∇`*)♡
    その気持ちが何なのかわからないままどぎまぎと戸惑うジュールの心の内も、手に取るように伝わってきますね。

    作者からの返信

    aoiaoi 様、
    映画を観ているようなんて嬉しすぎ。ありがとうございます!
    恋と気づく前の胸騒ぎですね。どぎまぎ感が伝わってよかったです。

  • A la claire fontaineを検索して聴いてみました。ヨーロッパの民謡は割と好きなのですが、聞いたことなかったです。可愛らしい感じの曲ですね。

    作者からの返信

    橋本様、
    コメントありがとうございます。調べてくださったのですね!
    確かに可愛らしいメロディですね。幼稚園で覚えるような童謡ですが、歌詞は死んだ恋人を想った詩です...。

  • 美しい詩ですね。フランス語でも読んでみたくなってチェックしてみました。勉強になりますね。こちらの日本語訳が良いですね。

    作者からの返信

    神原様、
    童謡のイメージが強いんですけど内容は大人ですよね。さすがフランス。直訳だとちょっとそっけなくなるので少し肉付けしてみました。良いと言って頂けて、原文もチェックしてくださるなんて嬉しいです!

  • ヤンの、しなやかな手が紡ぐピアノの音……私には「エオリアンハープ」というショパンの練習曲が聴こえてくるようです。
    「小さな泉がひっそりと佇んでいた」……泉が佇む。その景色を想像すると透きとおります。更にフランス民謡! 透き透きとおりました(T_T)

    作者からの返信

    ひいな様、
    透き透きとおってよかった。 フレール ジャックのシンプルで牧歌的なメロディが好きで、ちょっと使いたくなったのです。
    エオリアンハープとは綺麗な曲名ですね。ヤンのモデルも小さい琴を持っている人物なので、偶然に嬉しく感じます。