転生で得たスキルがFランクだったが、前世で助けた動物たちが神獣になって恩返しにきてくれた

作者 虹元喜多朗

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★★ Very Good!!

以下のような登場人物(人間キャラクター)によって構成される話です。こういうのを楽しめる人にとっては面白いと思います。私は、頭が空っぽになるの、けっこう好きです。

(1)主人公は両親に良く愛されているという描写が2話であるが、1話で主人公が“スキルがFランク”という事で死のうとする(命を諦める)際に、その両親のことなどは一切思い浮かべない。

(2)主人公は、主人公が上げた実績を知っている相手からも、スキルがFランクという点だけで評価される傾向にある。「Fランクにも関わらず、これほど実績があるという事は、この人物には何かがあるに違いない」という程度にものを考えられる人間が少ない。騎士団の要職に就いている人間を含む。(この国は大丈夫なのか?)

(3)主人公をスキルのランクだけで評価する訳ではない希少な人間として登場した騎士団の団長(女キャラ)は、自分が依頼した事が切っ掛けで、頭が悪い騎士団の要職の人物が主人公に(もしかしたら主人公の命に関わるかもしれなかったレベルで)散々に迷惑を掛けても、その件を身内の不祥事として処理する努力も見せず、迷惑が掛かった事に対して真剣な謝罪や償いもせず、単に「無作法の詫びに私をペットにしてくれないか」と変態性を発揮するだけ。マトモなキャラクターが出たのかと思ったら、やっぱり頭がおかしかった。(この国は大丈夫なのか?)

★★★ Excellent!!!

使役のウタは能力なり。数なり。ツェーの動物と僕。レベルは違えど大切な。店を並ぶ想いとは? 並ばない想いとは? 神獣に高す。
テンポはミデアムで、バトルシーンで加速する。テーマの動物はバラエティーに富んでおり、独特観を話に落とし込んでいるところが特筆される。
僕は動物はやや苦手ですが、ここに出てくる動物達とは仲良くなれそうです。
話の緩急が素晴らしい。この話は物書きのヒントに成りそうです。第二部の発展に期待。