第22話

僕の試合初勝利を記念した焼き肉も食べ終え、今風間先輩と練習をしている。


真田との試合後悪かった所を改善すべく、動画を見直してフォームを確認している。


風間先輩の出したボールをドライブで返す。

だがコートには入らずオーバーして遠くに飛んでいく。


「身体が横に流れてるよ。横や後ろに流れるくらいならまだ斜め上に体重を乗せて打ちなさい。入る物も入らないよ。」


こうしてアドバイスをして次々に玉を出していく。

知らず知らずのうちにドライブを打つときに横に流れていってたらしく、オーバーすることが多いことが分かった。


そして急に僕の後ろに立ち腕を握って正しいフォームを教えてくる。

第三者から見たら抱いてる感じに近いから妙にドキドキしている自分がいる。

距離が近いのに先輩は真剣な顔でアドバイスしてくるので正直凄いと思う。

先輩に付き合わせてもらってるのに失礼だと思い雑念を捨てアドバイスどおりに打つ瞬間と同時に身体を前に出す練習をして入り出す。

練習をして2時間近くドライブの練習でおわった。


「先輩ありがとうございました。」

「スマッシュと同じで重心は前に出すイメージでこすり上げる。後入らなければ最悪ミート打ち(角度打ちともいう)もありかもね。」

「地区大会で使った榎本キャプテンが使った技術ですか?」

「そう。上手い人は少しでも切れてる下回転でも打ち抜けるからね。」


ミート打ち(角度打ち)とはツッツキより少し立ててスマッシュのように打つことであまり下回転のかかってないボールを打ち抜く技術だ。

榎本キャプテンは地区大会のカットマン相手にほとんどミート打ちをしていた。

僕以外の先輩方や達也は県大会に進むことができる実力におどろいた。


「後粒高に馴れないとね。上手い人ならラケットを瞬時に反転させて混乱させてくるから考えながら対策それの繰り返しで苦手を克服するしかないから頑張ろう。」


そう風間先輩もラケットを反転させる事があり、それはミスなど有利にラリーを進めることができる場合もある。逆に不利になる場合もあるが今は慣れるしかない。


「それで粒高の苦手意識なくなるんですかね。」


「そうね。部活の時は武田君と頻繁に練習すればいいと思う。そうすれば苦手意識があっても少しでも自信付くんじゃないかな?私がそうだっなように。」


確かにいっぱい粒高と練習すれば自信は付くかもしれない。


「分かりました。もっと頑張ります。」


「もう遅くなってきたから帰ろっか。」


頷くきお互いに準備を終え一緒に帰った。











初めての純粋なラブコメに挑戦しようと思います。

ですがまずは○○ファポリスで何話か書いてからこちらで書こうと思ってます。


まだ考えているラブコメと恋愛作品はまだありますが、まずこちらの作品を終わらせたいと思います。

一応転生物も考えていて書けなくはないのですが…書ききるかな?

早く純粋なラブコメか恋愛書きたい。


と長々となりましたが読んでくださる読者がいますのでこれからも頑張りたいと思います!

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