太陽と月

Y!

第1話

2010年4月。

僕と彼女の物語はそこから動き出した。

僕は山田かいと。15歳。

今年高校に入学した。

なんとなく、ずっとやっているからサッカー部に入った。

そんなある日。同じサッカー部のお調子者、たくやが騒いでいた。

どうしたんだ?俺は聞いた。

すると、マネージャーが2人入るらしいよと嬉しそうに話していた。

だけど俺はあんま興味がなかった。

何故なら、もうすでにサッカー部が嫌だった。毎日沢山走ってばかりで試合にも1年の俺なんてまだでれない。もう辞めよう。

そう思っていたのだ。

次の日マネージャーとして入った、れなとりおという女子が部活にやってきた。

れなは、小さくてニコニコして男ウケがいい感じの可愛い子だった。

りおは、逆に背が高い、、意外あんま印象もない感じだ。

まぁ、そんなんどうでもいい。

どうせ辞めるんだから。

その日の帰り、りおと同じになった。

りおに名前を聞かれた。

だが俺は疲れてイライラしてたこともあって、どーせ辞めるんだから教えないと突き放した。

りおは、笑った。そっか。わかった。ふふっと。でも、なんだか悲しそうな笑顔に見えて、他人に当たってしまう自分が情けなくなった。

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太陽と月 Y! @sunmoon38

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