第23集

【221】

「偽りの平和ですら真実の戦争よりは幾分かマシなものだ。」


日本このくにきるどれ程の人が現状について考えてきたでしょうか…十年前、二十年前、更に前の状況をしてきたからこそ現状が創られたのです。

善きにしろ悪きにしろ思想が異なる人々が存在する限り真実の平和は世界のどこにも存在し得ませんが、人々が笑って暮らせる偽りの平和を生み出し、それを維持していくことは不可能ではないと信じたいものです。



【222】

「にゃー、にゃお、にゃん、にゃご…猫の鳴き声一つとっても人によってこんなにも聞こえ方が違う。人の言葉が誤解を生みやすいのは当たり前だ。」


文字にしているので正確には書き方ですね。

それはさておき、同じ音でも同じ言葉でも受け手によって伝わり方が変わってしまうのは事実であり、それによる誤解はごく当たり前に起きます。

それを猫に例えている言葉ですね。



【223】

「戦争は天変地異のように何の音沙汰もなく起きるものではない。」


天変地異は確率によって起きてしまうものですが、戦争にはほぼ必ず原因があります。

その原因を放置しておくか、或いはそれを元にして戦争に発展してしまうのです。

どうあっても解り合えなかった場合、最後には争うのが人の性と考えると防ぐことの出来ない戦争はあると思いますが、少なくとも防げる戦争はありますし、防ごうとする努力は出来る筈なのです。



【224】

「大金を得ると人生が狂うと言うけど、全然無くても狂うんだよ。」


これは漫画の台詞です。

赤貧の主人公と所謂の友達が会話していて『急に大金を得ると~』という話題になった時に赤貧の主人公が言い放った言葉です。

自らの娯楽のためには大金を支払うのに生活費の負担が増えると文句を言う、そんな方は一度どん底を味わってみては如何でしょうか?



【225】

「指導者を求めるな、友を求めよ。」


人生に対するの言葉です。

人に教えてもらうのは楽です。

導いてもらうのは楽です。

しかし、それよりもたった一人でも真実ほんとうの友と歩む困難な人生みちたのしい、この言葉はそう言っているのではないでしょうか?



【226】

「ぃゃ…ハンバーグ定食だ、コレ。」


迷言枠ですね。あるショートアニメの言葉です。

この言葉には、『あれこれ試行錯誤して出来上がった物が想定していた物とは全く違ったと後になって気がついた』、というまさしく本末転倒な展開により、人が混乱すると状況が見えなくなるという事を表現しています。

目的地を見失ってはなりませんね。



【227】

「優れた政治家は、優れた詐欺師でもある。」


全てとは言いませんが、多くの政治家がこれに当てはまると思います。

詐欺師だから悪いとかではなく、これは単なる事実です。

言葉くちではみんな耳障りのよい事を言うのが政治家なのです。

逆に、耳障りの悪い事や都合の悪い事を言う人は決して政治家には成り得ません。

民衆の指示を得られませんからね。



【228】

「何かを求めるのであれば、まずはそれに見合う自分自身を求めることだ。」


自分の器に見合わない物を得てしまって自分を見失う事も多くありますが、基本的には何事も自分自身に見合う物しか得られないものです。

それでも何かを得たいならば、自分の器を大きくすればそれは自ずと手に入るでしょう。



【229】

「やりたいこと、出来ること、好きなこと、得意なこと、必ずしもそれらが一致するとは限らない。やりたいことが出来る、好きなことが上手に出来る、そういう人はそれだけで運がいい。」


この言葉の例に限った事ではなく、何かが完全に一致するのは難しく、それが為されたならばそれだけで幸せなのです。

どれ程に小さな事でもそれは同じであり、小さな事ですらも叶わない場合があると知っていればきっとそれに気がつくでしょう。



【230】

「ネガティブにポジティブという鎧を着て、楽天家という武器を手に生きる。」


自分と同一おなじですね。(たぶん)

要するに、本性はあるけど『とりあえず前向きにいこう』という事です。

そうでなければ自分はもうここにいないと思います。

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【更新無期停止】名言、あるいは迷言。 貴音真 @ukas-uyK_noemuY

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