登場する人物、武器など (5)
【イネス】
『呪術師』改め『不死身の呪術師』の二つ名を持つ若手冒険者。大盛り上がりの決闘を経て、意外と愉快な人柄であることが知れ渡った。
最近、身体に異常を感じている。
【クライド】
『氷壁』の二つ名を持つ若手冒険者。思い人の死に直面したにも関わらず、今なお壮絶に戦い続けるその姿は、見る者の胸を熱くさせる。
一人称は「僕」。
【セレステ】
『雪の妖精(笑)』の二つ名を持つ妙齢の冒険者。雪解けの季節になり少し戦力は低下したが、軍隊仕込みの巧みな戦闘支援は今なお健在。
最近、随分と飲酒量が増えているが、体型に変化はない。
【テレンス】
冒険者集団『放浪戦士団』のリーダー。剣術と魔術を織り交ぜた独自の戦闘術を得意とする。
粗野な性格だが、若手冒険者にはやたらと親切。
【シリル】
冒険者集団『放浪戦士団』の幹部。凄腕の術師らしいが、他者にはあまり手の内を見せたがらない。
常に寡黙で、近づき辛い雰囲気。
【ハリー】
冒険者集団『放浪戦士団』の幹部。隠密行動と精密な射撃を得意とする。
常に寡黙なのはシリルと同様だが、時折嗜虐的な行動を見せる。
【キーロン】
ルシアンナ姫およびその関係者に恨みを抱く王国軍の騎士。
政治的な力により一度は闇に葬られそうになったが、ひょんなことから命を繋いで別の勢力に拾われた。
【ルシアンナ】
王国の伯爵令嬢。立場を確かなものにするために日々奮闘している。
自らの足で立つのみならず、己の手を血で汚すことを決意した彼女。その胸中にあるものは……
【アリサ】
ルシアンナ姫の護衛。黄金色の甲冑を賜ったことで、すっかりその気になっている。
誰にも秘密にしているが、実は二つ名を得ることに憧れている。
【ランダル・レンデル兄弟】
いずれも熟練冒険者。いずれも似たような暑苦しい性格。
金払いと居心地の良さから、すっかりルシアンナ姫の専属のようになっている。
【ロディ】
本来は上記の兄弟と行動を共にしている冒険者。現在の居場所および活動内容は不明。
【チャーリー】
ルシアンナ姫お抱えの技師。日々沢山の仕事を回してもらえてご満悦。
ただし、ふざけてつけた工房名がいつ露見するのか日々恐々としている。
【???】
颯爽と登場した仮面の人物。多彩な武器を操り、人外じみた身のこなしで戦場を駆け回る。
初めて猫と呼ぶ者が現れて、少し嬉しい。
〈登場する武器など〉
【蛸人形の砲身】使用者 : クライド
『密林の遺跡』を守る蛸人形から剥ぎ取った砲身。頑丈で超重量だが、それだけ。
『地獄工廠』に持ち込めば、まともな武器に改造してくれるかもしれない。
【『赤い牙』】使用者 : イネス
出所不明の遺物、あるいは魔術具の双剣。魔力を通すことで刀身に熱と炎を発生させる特性を持つ。
イネスほどの使い手であれば、熱したナイフでバターを切るようにバターを切れる。
【髑髏のランタン】使用者 : イネス
金継ぎされた頭骨で出来た魔術具。魔力を通すことで眼窩から不気味な光を放つ。
【暗殺者の短弓】使用者 : ハリー
携帯性と静音性を重視した、複合素材の短弓。対人向き。毒矢を併用することが多い。
【黄金色の甲冑】使用者 : アリサ
全身を覆うど派手な甲冑。純金製ではないので、身軽さを損なうことはない。
その意匠を気に入ったアリサは、毎晩頬ずりをするように手入れしている。
【短剣の魔術具】使用者 : アリサ
『放牧場』の遺跡で発見された鉈を元に製作された魔術具。伝播する微弱電流と振動により、対象に耐え難い掻痒感を与える。必要な魔力はごく僅かで、長期戦向き。
現在、アリサが銘を考え中。
【『救いの御手』】使用者 : ルシアンナ
『密林の遺跡』で発見された琥珀風の素材を元に製作された試作型人造神器。一見するとふざけたような意匠の杖だが、荘厳な装飾と神々しい輝きにより、神器の名に相応しい雰囲気を醸し出している。
現時点で有する特性は「魔力の蓄積」「魔術行使の補助」「形状の変化」の三つ。ただし、他の素材を取り込むことでさらなる成長を期待できる。
【業物のピッケル】使用者 : ???
歴戦の農具を元に製作された二本一組のピッケル。鋭い切れ味に加えて、地術の行使を補助する特性を持つ。
【最初の剣】使用者 : ???、イネス
現代の技術で作られた、ごく普通の剣。頑丈ではある。
入手した者が大切に保管していたが、元の持ち主にとっては大した思い入れはない。
【細針射出装置】使用者 : ???
「『知性』の魔術具」の部品を流用して製作された魔術具。袖口に隠せるほど小型。
殺傷力は低いが、装弾数は多くオートリロード機能付き。
【仮面型暗視装置】使用者 : ???
『地下闘技場』で貰った土産物の一つ。額のセンサーから得た情報により、暗中でも明瞭な視界を提供する。
シンプルなデザインなので、アレンジするのも自由。
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