登場する人物、武器など (1)
〈登場人物〉
【イネス】
駆け出し冒険者。様々な武器と多彩な魔術を扱うことができるが、いずれも中途半端な腕前。
機転と判断力の高さから仲間たちの信頼は篤いが、本人は腕前が及ばないことに劣等感を抱いている。
素材を生かした味付けを得意とする。
【テオ】
駆け出し冒険者。漁師の息子らしいが、その出生には何やら秘密がありそう。
仲間内においては肉体労働を担当することが多いが、頭が悪いわけではない。
恵まれた体格を生かした、大ぶりの剣による連撃を得意とする。
【アリサ】
駆け出し冒険者。騎士の娘で、ちょっときつめの美人さん。
一見とっつきにくい印象を与えるが、話してみると普通にいい子。
雷術による直線的な加速を生かした、一撃離脱戦法を得意とする。
【ランダル】
熟練冒険者。槍術の達人で、前衛として戦線を支える。暑苦しい性格だが、面倒見がいい。『螺旋突き』の使い手。
彼の言葉選びの感性は、冒険者の間では多数派。
【ロディ】
熟練冒険者。素早い身のこなしと巧みな短剣術で、斥候役を担うことが多い。大人の色気漂う渋い男前。
冒険者の感性に馴染みきれない少数派。
【モリス】
駆け出し冒険者。ランダルに師事し、槍術の腕を磨いている。年上の女性が好み。
自分がちやほやされないと気が済まないお年頃。
【ルシアンナ】
通称、姫様。爵位の継承問題に翻弄されるご令嬢。戦闘経験はないが、魔術が得意。
気弱で嫋やかな女性だが……
【羊男】
『放牧場』の遺跡で遭遇した、羊の頭部をもつ人型の魔獣。手にする道具は桶や如雨露などで戦闘向きには見えないが、目視するのも困難な速度で動き回る。
正体、目的ともに不明。
〈登場する武器など〉
【王都土産の剣】使用者 : イネス
現代の技術で作られた、ごく普通の剣。片刃で反りは少なく、片手でも扱える長さ。
刀身は厚手に作られており、それなりに頑丈。なので、結構高かった。
【その他の防具】使用者 : イネス
現代の技術で作られた、一般的な防具。総じて安物。
予算の都合上、妥協せざるを得なかった。
【形見の剣】使用者 : テオ
父親の形見の長剣。両刃で反りはなく、立派な拵え。何やら曰くがあるらしい。
【餞別の剣】使用者 : アリサ
出奔する際に受け取った細身の剣。軽い反りはあるが、刺突向き。
刀身と柄は一塊の金属で作られており、雷術の行使に便利な造りになっている。親心。
【頭骨の首飾り】使用者 : イネス
『牧羊狼』の頭骨で出来た首飾り。魔力を通すことで魔獣の注意を惹きつける特性を持つ。
当然、魔力を通さなくても人間の注目を集める。
【頑丈なピッチフォーク】使用者 : イネス
『放牧場』の遺跡で発見された遺物。特殊な性質は有しないが、とにかく頑丈。
遥か昔、羊たちのお世話を担っていた農具は、長い年月を経て処刑道具に生まれ変わった。
【障壁の魔術具】使用者 : ルシアンナ
不可視の障壁によって身を守る、希少な魔術具。遺跡の防衛設備の部品を流用しているため、量産は不可能。
移動すると障壁が揺らぐため、身を守っている間に救援を待つのが本来の使い方。
【真紅の羊毛服】使用者 : イネス
血だの謎の液体だので染まった羊毛服を選択したところ、ど派手な色に変化したもの。
強力な「再生」の特性を持つが、それは破れやほつれが修復されるのみで、着用者の傷が治ったりはしない。
厚手だが通気性は良好で、年間通しての使用が可能。
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