黒井さんは「山根君」を引き出したくて仕方ないんだね。
群青色の屋上で抱き合う二人がとても綺麗に思いました。
しかし、鍵無くすと困るから要らないって何気に名言!
すごい発想だ黒井さん。山根にあげたかっただけなのかな?とも思ったり。
作者からの返信
>mono黒さま
クロ側からの視点では、本当、それだけのお話です。引き出したくて仕方ない。クロは全編通してたぶんそれしか言っていない(笑)この屋上のシーンは自分でもちょっとお気に入りで、綺麗と思っていただけてすごく嬉しいです!!(*'▽')
鍵は、本当に面倒で必要性を感じてないですねクロは(笑)自分の領域がおびやかされるという感覚が欠けていて、まあ安全な日本だからいいようなものの…うん、やっぱり嫁は必要!
あとみく様
この、噛み合っているようで噛み合っていない、噛み合っていないようで噛み合っている会話。なんだかとても胸に来ます。ジーンと。
あの時、黒井くんは熟睡していて全く気づいていなかったのか、もしくは途中で目覚めて気づいていない振りをしていたのか……? もしも気づいていたとしたら、敢えてそのことに触れないでいるのか……黒井くんならざる身の読者には知る術もなく。
衝動に抗えなかった山根くんは少し自己嫌悪に陥っていたかもしれないと思いました。でも、もうきっと大丈夫なんですよね。そう信じたいです。
そして、
いつも山根くんに、痛い思いをさせている、という自覚が黒井くんにあるのなら、その痛みを、いつか快感に昇華させて欲しいと私は願います<(_ _)>
作者からの返信
>ブロッコリーさま
この二人の「噛み合い(合わない)具合」を分かって下さって嬉しいです!!山猫は理屈屋だしクロは感性や感覚の人だし、そもそも言語コミュニケーションの土俵が違う二人。「お互いへの思い」「理解しよう、コミュニケーションを取ろうという努力」なしではとっくに物別れに終わってるわけで、思春期の学生時代ならともかく、社会人になってしまうとなかなか難しい…けど、そこを敢えて「大人でも諦めない!」という意気込みで書いております!
おそらくクロは目覚めていた…けど、山猫のように「き、気づいてない振りをしようっ」って感じではなく、とっぷりとその時間に浸っていたんじゃないですかね。あまり感情を出さない山猫が感情や本能を出したのが「おっ!」という感じだったんでしょう。
あのね、思うんだけど、この小説は「山猫の心の声」で書かれてるので山猫が一喜一憂してるのがわかると思うんですが、これ、もしも実写化とかして「心の声」ナシで「台詞のみ」だったら、このムッツリ男はクロの前でまったくろくなことを喋らんし、表情もろくに変わらない。「もうちょっと何とか言え!!」と言いたくなるやつだと思う(笑)
そう考えると、突っついて追い詰めて、何か言わしたろってなるクロも「まあしょうがないね」と思える(;^ω^)
「いつか快感に…」→私もそう願います!…おーい、作者がそう願ってますよ、クロ!!!(笑)