エピローグ

 おわり

 もう俺に迷いはなかった。元恋人の顔もあの静かな客も、すべては過去の残骸で。

俺が本当に好きなのは、あいつだ。丸田友樹、これから私は毎回のように言っている例の店に行くよ。そしたらお互いに挨拶しようぜ。そして俺は告白する。もし恋人に慣れたら、その時はお前をいつまでも大切にするからな。


 空は青く澄んで、街もいつもより豊かな景色だった。

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「じぃちゃんばあちゃん、スマホ壊れた」 佐藤すべからく @haruno-miya123

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