失敗とは言えないレベルの大学ですが、入学時の戸惑いに共感しました。時を遡れない限り、何が正解かも分からない、あの頃の自分にアドバイス出来たらなあと、よく思います。良かったです。
目標を高く掲げることは悪いことではない。ただし、必ずしもそれが本人にとって最善の道とは限らない。住吉遥香の挫折と苦悩が短編の中にうまく凝縮されている。現在、進路に迷っている人がいるなら、今後のアドバイスになるのではないか。