第388話 まま
「うわぁぁぁぁぁぁ」
「おにぃちゃんおにぃちゃん、みお、ぽてとたべたい!!」
「わくわくっ!!」
テーブルに並べられた料理の数々を前に、キラキラと目を輝かせている未央ちゃん、桜ちゃん、有紀ちゃん達の三人。
そして今もまた、桜ちゃんのお母さんが運んできたクリスマスの定番、ローストチキン(沙羅さん謹製)の行方をじっと見守っていて…その姿が何とも可愛らしく、微笑ましい限りで実に何よりです。
「手伝って頂き、ありがとうございました」
「いえそんな、こちらこそ…」
「そうですよ。何から何まで全部お任せしてしまって、本当に申し訳ないです…」
「ごめんなさいね、薩川さん」
本日の晩餐会、最大の功労者である沙羅さんから逆にお礼を言われてしまい、激しく恐縮した様子で頭を下げるお母さん達。
でもこちらとしては、そもそも準備が終わるまで子供達と一緒に待っていて貰うつもりだったので…少しでもいいから手伝わせて欲しいと切に頼まれ、結局、配膳作業をお願いする形となってしまった訳だ。
「ぉぉぉ、すっご!?」
「えへへ、こうして並ぶと本当に凄いよね!!」
「はぁ…よくもまぁこれだけのものを、たった半日かそこらで完成させるよ、全く」
「同意。薩川家の令嬢は化け物か」
「どっかで聞いた台詞回しだね、それ?」
「いや、普通に凄すぎるだろコレは」
「毎度のことながら、本当に呆れるくらい凄まじい料理スキルよね、沙羅は。これもう何だったら、ウチの料理担当と交代してもいい…」
「私は一成さんに関すること以外、一切余計な真似をするつもりはありませんよ?」
「そんなこと言われなくても分かってるわよ」
流石にこれだけの料理が並べば、皆の方も興奮が抑えられないらしく…特に誰とは言わないが、早くも狙う料理を見定めている感じまでヒシヒシと伝わってくる。まぁ普段から沙羅さんの料理を食べている俺からしても、これは本気で凄いとしか言いようがないから仕方ないとは思うが。
それにしても…沙羅さんの料理スキルは底無しですねマジで。
「えっ!? これひょっとして、全部お嬢さんが作ったの!?」
「全部…という訳ではありませんが。ある程度は手伝って頂きましたし」
「あ、ある程度って…」
「ぇぇぇ…」
本当に何でもないかのような沙羅さんの一言に、驚愕の表情を浮かべるお母さん達。そして和美さんが、俺にも何かを確認するような視線を向けてくるので素直に頷いておくと…それを見たお母さん達が、揃ってもう一度驚きの声をあげ…
「はぁぁ…本当に凄いわねぇ。まだ高校生なのに」
「いや、これ凄いなんてもんじゃないわよ。よくこんな手の込んだ物まで…」
「そ、そう言えば薩川さんは、この前のミスコンでも凄い手際で料理をしていましたね?」
「薩川先輩は、お料理もお裁縫も家事なら何でも得意なんですよ!!」
「本当に凄いですよね…憧れちゃいます」
お母さん達の驚く様に、何故かドヤ顔の立川さんが嬉しそうに語り、藤堂さんも染み染みと褒めるので…当の沙羅さんは少しだけ擽ったそうな微笑みを浮かべ、俺にチラリと視線を向ける。
あれはちょっと照れてるっぽいな…可愛いぞ!!
「あ、ミスコンと言えば、結局最後はどうなったんですか?」
「そうそう。私達あの後直ぐに帰っちゃったから、最終結果がどうなったのか知らないのよねぇ」
「ふっふっふっ、薩川先輩ならモチのロンで優勝ですよ!!」
「優勝!?」
「本当に凄いのねぇ。でも料理がこんなに出来て、家事も万能で、しかも…」
桜ちゃんのお母さんはそこまで言うと、沙羅さんをじっと…主に顔を見つめ、そこからぐるりと足・頭まで一巡して、何故か有紀ちゃんのお母さんと和美さんも同じようにぐるっと一巡してから、同時に深い溜息を漏らし…
「はぁ…将来お嬢さんと結婚できる人は幸せ者ねぇ」
「ホントよホント。私と交代して欲しいくらいだわ」
「ふふ…だそうよ、一成くん?」
「え?」
そこへいきなり口を挟んだのは、ここまでお母さん達の様子を楽しそうに見守っていた幸枝さん。まるで何処ぞの誰かさんを彷彿とさせるイタズラっぽい表情を浮かべ、しかもよくよく見ると、沙羅さんまで何かを期待するような眼差しを俺に向けてくるので…つまりここは。
「えっと…そ、そうですね。それは俺が一番良く分かってますから」
「「へ??」」
俺が素直にそう答えると、事情を知らないであろう桜ちゃんと有紀ちゃんのお母さんが、目を丸くしながらこちらを見る。
そして肝心の沙羅さんは…うん、相変わらず卑怯なくらい、俺の心を鷲掴みにする極上の笑顔ですよ!
「ふふ…高梨さんと薩川さんは婚約してるんですよ? ほら、薩川さんの左手を…」
俺達の代わりにほんわりと補足を入れてくれた和美さんが、沙羅さんの左手で光るリングを指差し…それを目で追い、指輪の存在を確認した二人のお母さんが、またしても驚愕の表情で俺達を見る。
何というか、ここ最近思った以上にあの指輪が俺達の関係を示す役に立ってくれているようなので、改めて贈った甲斐があるというものだ。
「えぇぇ!?」
「ま、まさか婚約指輪なんですかそれ!? まだ高校生なのに?」
「え、えぇと、その、色々と事情はあるんですけど」
「私達が口を挟むことじゃないんでしょうけど、よくご両親が許してくれましたね? 特にお嬢さんの方は娘親ですから」
「いえ、私の両親も乗り気だったので、特に反対らしい反対はありませんでしたよ。特に母の方など、一成さんが義理の息子になって下さることをもう大喜びしていまして…」
「え、そ、そうなの!? それはまた…」
恐らく事情を知らない大人視点から見れば、違和感だったり思うところが色々あっても不思議はないんだろうけど…でもそれを口にしない辺り、まだ良心的と言うか空気が読めていると言うか。
「あ、じゃ、じゃあさっきの話もそうなのかしら? 副会長さんに関すること以外〜って…」
「はい。私は将来一成さんの妻として、公私に渡りお支えしていくことをお約束しておりますので」
「公私? …あぁ、つまりそれが"事情"ってこと?」
「誤解して頂きたくありませんが、それはあくまで婚約者という立場を早めた理由の一つに過ぎません。私達の関係は極めて純粋なものですし、私は一成さんを心から愛していると、胸を張って言えますから」
「俺も同じですよ。これは言っても理解して貰えないかもしれませんけど、俺にとって沙羅さんは"そういう人"なんです。だから迷いなんか全くないし、俺はこの先もずっと、沙羅さんと二人で…」
多分話を聞いただけじゃ、青臭い子供の夢物語だと思われるのは百も承知だけど…でも俺達は、例え何と言われようと誰憚ることなく、ひたすら真っ直ぐに進むだけだから。
「ふふ…私も最初に婚約と聞いたときは驚きましたけど、でもお二人の姿を見ているとそれも納得というか」
「高梨くんと薩川先輩は、まだ結婚してないのが不思議に思えるくらい、とってもお似合いの二人なんです!」
和美さんのコメントに、ちょっと照れ臭そうにはにかみながら、藤堂さんがフォローしてくれて…しかも皆まで、それに同意とばかり、微笑みを浮かべながらコクコクと頷いてくれる。
そしてそれを見たお母さん達が、やっぱり同じように微笑みを受かべ…
「ふふ…何だかいいですね。お友達同士のこういう繋がりって」
「本当にね。つくづく羨ましくなっちゃう」
「私も凜華祭のときに少しご一緒させて貰いましたけど、自分の高校時代とは比べ物にならないくらい、皆さんから特別な繋がりを感じましたから…」
和美さんは俺達のことを順番に眺め、微笑ましそうに…どこか羨ましそうにそう言ってくれて。
「あのねあのね! さらおねぇちゃんがままになったら、みお、あかちゃんとあそんであげるの!」
「えっ? あ、赤ちゃん?」
そこにいきなり、とんでもないことを言い出した未央ちゃんの発言に、全員の注目が一気に集まる。
た、確かこの話は以前…
「うんっ! みおはおねぇちゃんだから、あかちゃんとあそんであげるねってやくそくしたの! ね、さらおねぇちゃん?」
「え、えっと…そ、その…」
悪意も邪気も何一つない、極めて純粋な未央ちゃんの問い掛けに、沙羅さんは困ったように目を泳がせながら…やっぱりこっちを見た!?
そしてそうなれば当然!!
「ねぇねぇおにぃちゃん!! みおがあかちゃんとあそんであげるんだよね!!」
「いや、その!?」
その反応を目敏く察知した未央ちゃんが、当然俺の方に話の矛先を向けてくる!
うん、分かってる。未央ちゃんのコレに、悪意も他意も何もないことは十分に分かってるんだけど…分かってるんだけど!!
でも婚約だ結婚だという流れからこの話になってしまうと、つまり俺達が、既にそこまで込み入った計画を立てているというとんでもなく重大な誤解に繋がり兼ねない訳でして…
「…どうしたのおにぃちゃん? さらおねぇちゃん?」
「み、未央ちゃん、あのね…」
「え、えーっと…」
とは言え、そんな機微に気付く筈もない未央ちゃんは、俺達がハッキリと答えないことを不思議そうに…しかも若干不安混じりの表情でこちらを見ているので…うう、俺達としても未央ちゃんにそんな顔をさせたくないのは山々なんだけど、でもこの話題は非常にセンシティブな側面があってですね!!
しかも…
「くくくっ…さぁさぁ二人は何て答えるのか!?」
「夏海、不謹慎なことを言うのは止めなさい」
「あの二人、もうそんなことまで話してるのか?」
「いやいや、きっと話の流れでそうなっただけじゃないの?」
「いやぁ、既にそこまでの計画を話し合っていたとしても、全く不思議じゃないのがあの二人…」
「もう、洋子っ!!」
「未央ちゃんは天使」
とまぁ一番問題なのは、あの人達がこっちの状況を面白がって見てることなんですよ!!
だからここで下手なことを言うと、後で何を言われるか分からんのです!!
「おにぃちゃんおにぃちゃん、さくらもあかちゃんとあそんであげるね!」
「ゆきも! ゆきも!」
「だめぇ!! あかちゃんとあそんであげるのはみおだもん!!」
オマケに桜ちゃんと有紀ちゃんまで参戦の名乗りを上げたことで、未央ちゃんの不機嫌さが右肩上がり一直線に!!
ますます収集がつかなくなってきましたよコレ!?
「でもさくらがいちばんのおねぇちゃんだから、あかちゃんとあそんであげるのもさくらのほうがじょうずなのよ?」
「むぅぅぅぅ」
ちょっと"おしゃま"なさくらちゃんの口撃に、未央ちゃんが大きく頬を膨らませ…ガバっと沙羅さんに被りつき、無言のまま全身で不満と抗議をアピール。
俺もフォローしてあげたい気持ちは存分にあるけど、果たして何と言えばよいのやら!?
「おにぃちゃん、さらおねぇちゃん…あかちゃんとあそんであげるのは…みお、だよね?」
「未央ちゃん…」
悲しそうにそう呟く未央ちゃんの姿に、俺と沙羅さんは目を合わせ…直接的な言葉ではないものの、俺は何となく未央ちゃんの頭を優しく撫でる。そして沙羅さんの方も、そんな俺の行動に微笑みを浮かべ、何故か抱っこしている未央ちゃんの耳元に顔を近づけ…
「…が…ですから…ましょうね?」
「…うんっ!! えへへ!!」
何やらヒソヒソと耳打ちしたと思えば(残念ながら何を言っていたのか聞こえなかった)、未央ちゃんが満面の笑みで大きく頷き、今度は余裕すら伺える様子で桜ちゃん達を見る。
ちなみに沙羅さんの方は…何故か少し顔を朱らめながら俺の方を見て、目が合うと恥ずかしそうに俯いた!?
えっ? えっ?
何?
何ですか、その気になるリアクション!?
「さくらちゃんとゆきちゃんも、あかちゃんとあそんでいいよ?」
「うんっ。ゆきもいっぱいあそんであげる!!」
「ふふん、さくらがいちばんじょうずにあそんであげられるんだからね!!」
沙羅さんが何を伝えたのかは分からないが、取り敢えず未央ちゃんは納得してくれたらしく…でも沙羅さんのリアクションといい、いきなり余裕しゃくしゃくな未央ちゃんの態度といい、どんな内緒話があったのか非常に気になる…ような、俺は聞かない方が良さそうな気がしないでもないような?
うーん…
「えへへ、あかちゃんとあそんであげるのたのしみ〜」
「うん。たのしみ〜」
「なにしてあそんであげようかなぁ」
とは言え、未央ちゃんの機嫌は無事に直ったようだし、話も無事に纏まりそうとなれば…ここは深く突っ込まず「流石は沙羅さん」ということにしておこ…
「ねぇねぇおにぃちゃん、あかちゃんってどうしたらできるの? みお、あかちゃんとはやくあそびたい」
「へ?」
「え?」
…うと思ったんですが、またしても嫌な予感しかしない会話の流れですよこれ。
「こ、こら未央!! そんなことを言ったら…」
「ふふん、そんなこともしらないのみおちゃん? あかちゃんはね、あいしあうとできるのよ!!」
「あいしあう?」
ババンと、ここが出番だとばかりに意気揚々と桜ちゃんがそう語り、それを未央ちゃんと有紀ちゃんが不思議そうに首を傾げ…って、これはもしかして漫画やアニメでよく見る典型的なアレ展開ですか?
つまりこのまま放置していると、流れがどういうものになるのかも手に取るように…
「おにぃちゃん、あいしあうってなに?」
やっぱりそう来ますよね!?
えぇえぇ、分かっていましたとも!!
そして桜ちゃんもドヤ顔でふんぞり返ってますけど、絶対に意味を理解してませんよね!?
「おにぃちゃんとさらおねぇちゃんがあいしあうと、さらおねぇちゃんがままになるの?」
「っ!?」
「そ、それは…」
こ、これは非常にマズい流れですよ。
何がマズいって、意味は全く分かってない筈なのに、文脈として間違っていないところが余計にヤバい!!
それとお母さん達、こういうときこそ大人の出番でしょ!?
何を気マズそうに顔を合わせているんですかね!?
「さくらちゃん、あいしあうってなに?」
「それはもちろん、ぎゅっとしてちゅーしてからいっしょにねるの!」
「えー、でもそれならたかしくんとあやちゃんだって」
「それはおとなじゃないからだめなの!! しょせんはこどものおあそびね」
「あ、そっかぁ!! さくらちゃんすごい!!」
「へぇぇぇ、そうなんだぁ!!」
「ふふん、さくらはおねえちゃんだからあたりまえよ」
未央ちゃんと有紀ちゃんから手放しで称賛され、ますますドヤ顔でふんぞり返る桜ちゃん。(意味は分かってない筈)
色々と突っ込みどころはあるけど(たかしくんとあやちゃんとやらのことも)でもそれで納得して貰えたなら、俺達としても助かった…んだよな、これって?
「ほら桜、知ったかぶってないでこっちに来なさい」
「有紀ちゃんもこっちに来ましょうね?」
「「はーい!!」」
ここでやっと口を挟んでくれたお母さん達に呼ばれ、桜ちゃんと有紀ちゃんがそれぞれお母さんの隣へ。未央ちゃんもお母さんが迎えに来たものの、それから逃げるように沙羅さんの元を離れ、勢いよく俺に抱き着く。これはどうやら、食事も俺がフォローしてあげた方が良さそうだ。
「そ、それじゃ、冷めない内にご飯を食べよっか!」
「うんっ! みお、はやくごはんたべたい!!」
「ふふ…未央ちゃんが好きなものを沢山作りましたから、いっぱい食べて下さいね?」
「はーい!!」
今度は俺に抱っこされたまま元気一杯の声をあげ、テーブルの上に並べられた料理に目を輝かせる未央ちゃん。そして場の空気も、いよいよお食事タイム開始の雰囲気となり…
「ねぇおにぃちゃん?」
「ん、どうかした?」
不意に俺を見上げた未央ちゃんが、屈託ない笑顔を浮かべ…
「はやくさらおねえちゃんをままにしてあげてね?」
「ぶっ!?」
本日一番の超特大センシティブ爆弾を炸裂させ、「にしし」と凄く意味深な笑顔を浮かべ…いや、単に俺がそう感じただけで、実際にそんな意味はないんだろうけど…ないよな?
ある訳ないよな?
「ひひひ、だってさ、沙羅?」
「し、知りません!!」
「えー…嫌なの?」
「そ、そんな訳ないでしょう!! ただ、その話は私達にはまだ早いというだけ…って何を言わせるんですか!?」
「きゃぁぁぁぁ!! 薩川先輩の爆弾発言きたぁぁぁ!!」
「さ、薩川先輩、大胆…」
「ち、違います、今のは…か、一成さん?」
「さ、沙羅さん!?」
答えに窮した沙羅さんが、思わずといった様子で俺の名前を呼びこちらを見るので…それを殊更興奮気味に騒ぐ立川さんと、何故か顔を隠して(いつも通り目の部分は開いてる)真っ赤になっている藤堂さん。ちなみにこういうときに鋭い突っ込みで助けてくれる花子さんは、大きな溜息をつきながらジト目でこちらを見ているだけで、諸悪の根源である夏海先輩はイヤらしく笑ったまま…そしてそんな夏海先輩をヤレヤレと言った様子で眺めている雄二と、その横にいる速人はドンマイといった感じで苦笑を浮かべ、最後の一人は…びっくりするくらいの無表情で、闇よりもなお暗きも…じゃない!!
めっちゃ怖いですよ、あれ!?
「か、一成さん、その、誤解なさらないで下さいね? 私はまだ早いと思っているだけで、勿論ゆくゆくは…あ、で、でも出来れば、結婚後も暫くは一成さんと二人きりで…」
「ちょっ!? 沙羅さんそこで畳み掛けないで!?」
今そんなことを言われたら、周囲の状況が…
そして西川さんが…西川さんがぁぁ!?
「ねぇおにぃちゃん、おなかすいた〜」
「そ、そうだね、冷めちゃうから食べようか?」
「うん!」
でも騒動の発端となった未央ちゃんは、もう関係ないとばかりに俺の身体を揺さぶり催促してくるので…
ま
取り敢えずご飯にしましょうかね、うん。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆様、大変ご無沙汰しております。
GWで少し休みを入れて以降モチベが上がらず、ボチボチと空き時間で書いてはそれを消して修正の繰り返し、結局書けなくなって逃避しておりましたorz
プライベートのことやら何やら色々あり、オマケに知人から「(順位が)上も下も書籍化してる人達に囲まれてるの面白いな」と地味に気にしてる事実まで言われ、ますます追い打ちをかけられるという・・・ね。
まぁそれはさておき、約二カ月休ませて貰いましたが、ほぼ毎日何らかを書いたり消したりしていたので、実際に休んだ実感がありません。完全に休みたいと思いながら、どうしても気になってしまうんですよね。だからと言って書ける訳でもないのに。
でもそんな感じで四苦八苦しながら、何とか形になったものを更新することになりました。本当はこの更新を、「三周年を迎えました」とするつもりだったのですが・・・
という訳で、何だかんだと気が付けば執筆を初めて三年が経ちました。あれから全然成長しているようには思えないのですが、それでもこうして書き続けていることだけは自分をほめてやりたいと思います。
ここまでずっと応援してくださっている読者様、最近読み始めた読者様、ありがとうございます。まだまだこの物語を続けていくつもりなので、飽きずに読んで頂けたら嬉しいです。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
つがん
p.s 例によってコメント返しは改めてさせて頂きます。今回はノートも更新したので、お付き合い頂ける方はそちらでも。
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