第288話 お義父さんにもプレゼント

「お帰りなさい、二人とも~」


 沙羅さんが玄関を開けると、エプロン姿の真由美さんが出迎えてくれた。晩御飯の支度をしている真っ最中だったようで、家の中から何とも言えない良い匂いが漂ってくる。

 それにこんな姿で出迎えて貰えると、本当に実家に帰って来たような気がして、何となく嬉しく思えてしまったり。


「ただいま戻りました」


「ただいまです、お義母さん…あ」


 自分で言って自分で驚いたけど、すんなり「お義母さん」と言えてしまった。

 それ自体は別に問題ないけど、ちょっとだけ気恥ずかしい…かも。


「んふふ~お義母さん嬉しい!!!」


 そんな俺の顔を見ながら、とびきりの笑顔を見せる真由美さん。

 沙羅さんが俺の前方をブロックしていなかったら、それこそ今直ぐにでも真由美さんに捕まえられて、揉みくちゃ(?)にされていた可能性すらありそうで…


 いや、あからさまに手が変な風に動いてるし…まぁそれだけ嬉しかったってことなんだろうけど。


「っと、改めてお帰りなさい。お茶の準備はしてあるから、二人ともソファに座って待っててね」


「あ、ありがとうございます」


「私も手伝いますよ」


「いいから沙羅ちゃんも座ってなさい。一成くんが一人になっちゃうでしょ? それとも…私が一成くんと二人で」


「二人で待ってますから、さっさと用意して下さい」


「はいはい。それじゃ一成くん、もう少し待っててね」


「は、はい」


 真由美さんは楽しそうに笑いながら、パタパタとスリッパの音を立てて奥へ引っ込んで行く。俺と沙羅さんは、その後を追うようにリビングへ向かい、いつも通りに二人並んでソファに座った。


「今日もお疲れ様でした、一成さん」


「いや、それを言うなら沙羅さんこそお疲れ様ですよ。今日は朝から色々あって、俺も沙羅さんに迷惑を…」


「めっ」


 「私は怒ってますよ」と言いたげな表情を作って、沙羅さんが俺の額を軽く突っつく。

 もちろんこれが単なるポーズだということは分かっているけど、それでも俺の言葉が失言だったことに変わりはない。


 我ながら、また悪い癖を出してしまった。


「今朝のことは、全くもって一成さんに責任などありません。それに私は、一成さんのことであれば、何であろうと迷惑に感じることなどありません。ですから私に迷惑をかけたなどと…」


「そうですね、言い間違えました。ありがとうございます、沙羅さん」


「はい、いい子ですね♪」


 俺が言い直すと、沙羅さんは嬉しそうに微笑んで、自分が突っついた場所を優しく撫でてくれる。


 とは言え、この癖だけは何とかしないとな…


「ちなみにですが、私は一成さんがかけて下さる迷惑であれば、喜んでお引き受け致しますよ。ですから、どうぞご遠慮無く」


 沙羅さんは何とも軽い感じでそんなことを言ってくれるけど、普段のことを考えたらそれが決して冗談だとは言いきれず…

 いや、寧ろ本気でそう思っていそう。


 でもだからこそ、俺としても余計な迷惑をかける訳にいかない訳で。

 それに、もし逆の立場だったら、やっぱり俺も沙羅さんと同じように思っただろうから。


 だから…


「ありがとう…沙羅さん」


 ここで俺が言うべきことは、心からの感謝。

 余計なことを気にしないで、今はただ、沙羅さんの気持ちに対する嬉しさを、純粋に感謝として伝えればいい。


「はい♪ …ん」


 ちゅ…


 沙羅さんは俺に身を寄せると、頬に軽いキスをしてくれた。

 俺の気持ちがちゃんと伝わってくれたようで、沙羅さんも凄く嬉しそう。

 そのまま俺の目をじっと見つめて、俺もそれに…


「も、もう~沙羅ちゃんたら…いつもいつも、そんなにイチャイチャしてると、一成くんが溶けちゃいますよ?」


「溶けるとはどういう意味なのか分かりませんが、一成さんを愛しいと思う気持ちであれば、私には際限などありませんので」


 さも当然、「何かおかしいことでも?」と言わんばかりで、沙羅さんは実に簡単に言ってのけた。

 でもそれは俺としても全く同じなので、不思議でも何でもないんだけど。


「あらら…一成くんも同じこと考えてるのねぇ。まぁ、お似合いってことなんでしょうど。んふふ、良かったわね~沙羅ちゃん」


「お母さんに良かったと言われると微妙ですけど。私達の出会いは運命で、こうなれたことは必然でしたから」


「ほわぁ…そこまで言うのね…って、沙羅ちゃん酷い! 何で私から言われると微妙なの!?」


「さぁ…自分の胸に聞いてみたらどうですか?」


「しくしく、一成くん…お義母さんの胸に聞いてくれる?」


 ちょ、何故そこで俺を見る!?


 しかも泣き真似しながら、とっても大きい「それ」をアピールするように…アピールを…って、マズい!!


 俺は自分の行動に危険を感じて、咄嗟に顔ごと目を逸らそうとし…たけど、それよりも早く、横から伸びてきた手が俺の頭を掴んでくる!?


 ふにゅ…


 と、そのまま引っ張られて、危険どころか天国とも言える、沙羅さんの柔らかい「その場所」への飛び込んでしまい、視界ごと塞がれてしまう。


「その必要はありませんね。一成さんの居場所はここですから」


「ちょっと沙羅ちゃん、そんな強引にしたら一成くんが大変でしょ?」


「しっかり加減はしていますよ。それに…一成さんは私がこうして差し上げると、とても喜んで下さいますから。ですよね、一成さん?」


 …コクリ


 言葉に出さず、ただ頷いてそれを肯定しておく。いつもながら、これが抱っこと呼べるのかどうか微妙なラインだと思うけど、沙羅さんからすれば極自然な抱っこなんだろう。

 だからこれは抱っこだ。誰が何と言おうと抱っこだ!


 そして俺が嬉しいのは間違いなく事実なので、それは素直に認める。

 だって…沙羅さんにこうして貰うのは幸せだから。


「ふふ…いい子ですね。もっとこちらへどうぞ」


 そのまま俺の上半身を少し引っ張るように、沙羅さんが思いきり抱きしめてくる。柔らかい何かが、思いきり押し付けられるような体勢になってしまい…


「一成さん、私はいつでもこうして差し上げますからね。遠慮をしたら…めっ、ですよ?」


 しかも、びっくりするくらい甘い声で囁かれて…心臓のバクバクが…

 俺は…俺は…

 嬉しいんだけど…嬉しいんだけど…辛い!!!


 ガチャ…


「ただいま~。今、帰ったよ。二人はもう来ているの……な、何をしている…の、かな?」


 おぅ…何てこったい。

 まさかこのタイミングで政臣さんが帰ってくるなんて…


 今、政臣さんがどんな様子なのか分からないけど、でも想像だけはついてしまう。

 モロに思い浮かんでしまう。

 思い浮かんでしまうから…ここを離れるのが怖い…


 神様の意地悪…


…………………


「えっと…その、お帰りなさい」


「そ、そうだね。いらっしゃい、一成くん…」


 うーん、どうしよう…

 さっきのことがあったせいで気まずい。それも結構気まずい。

 そして政臣さんも明らかに戸惑っているようで。

 でも怒ってないだけ、まだマシと言うべきなのか…


「その、何だ、仲がいいのは大変喜ばしいことだと思うんだけどね。もう少し、節度というものを…」


「あなた、それを一成くんに言うのは止めて下さい。一成くんが今までどれだけ節度を保ってくれているか、分からない訳じゃないでしょう?」


「ぐっ…そ、それはそうなんだが…」


 正直あまり分かりたくないけど、でも真由美さんの言っていることの意味が分かってしまう。

 つまり真由美さん的な考え方だと、最後の一線である「とある節度」を俺が保っているのだから、このくらいのことは許せ、見逃せと政臣さんに言っているということだ。

 そして政臣さんも、それが分かっているからこそのリアクションなんだろうし…

 でもお父さんとしてはやっぱり…だよなぁ。


「と言いますか、一成さんを抱っこして差し上げるのは私の意思です。もし一成さんが嫌だと仰るのであれば自重致しますが、お父さんに止められる謂われは全くありませんね」


「さ、沙羅ぁぁ!?」


 とどめとばかりに沙羅さんからキッパリと言い切られて、政臣さんが「ガーン!!」という表情で項垂れてしまい…


 うぅ、政臣さん、ごめんなさい。


……………

………


 沙羅さんは真由美さんを手伝う為に台所へ行ってしまい、残った俺と政臣さんは、二人でのんびりとお茶を飲みながら談笑中。

 俺は政臣さんと話をするのが好きだから、この時間は結構嬉しかったりする。


「へぇ、そんな企画が…って、そういえば、この前整理した資料の中にも、そんな感じのがありましたね。確か、第二企画部とか…」


「おお、そうだよ。よく覚えていたね?」


「ええ、試作の写真がたまたま目について、面白そうだったからつい」


「うんうん、やっぱり一成くんもあれは面白そうだと思うかい? 実は私も、次の会議で後押ししようと思っていてね」


「はい! 機能とか値段なんかも重要だと思いますけど、俺としてはあの遊び心が全面に出てる感じが良かったですね。もう完全に、俺的なツボ全開って感じで…って、す、すみません、つい生意気なことを…」


 し、しまった。

 政臣さんが話を聞いてくれるのが嬉しくて、思わず知ったような口を利いてしまった。しかも政臣さんの会社とか仕事の話なのに、かなり馴れ馴れしいことを言ったような…


「ははは、生意気なんて、そんなことはないよ。寧ろ、貴重な意見だから私としてもありがたいし。それに…」


「…それに?」


「…こうして、家で自分の仕事の話を聞いて貰えるなんて、私も初めての経験だからね。だからその、何というか…はは、案外嬉しいものだね」


 そんなことを言いながら、ちょっと照れ臭そうに笑う政臣さん。

 そう言えば以前聞いたことがあるけど、沙羅さんは政臣さんに対しても、ずっと一歩引いたような感じだって言ってた。

 だからこんな風に、仕事の話をしたことがないのかもしれない。


「でも、俺も親父とこういう話をしたことはないですよ。こんな風に自分の意見を言ったこともないですし」


「そうなのかい? 私は何となく、息子がいたらこんな感じなのかな~と思ったりしたんだけどね」


「どうなんでしょうか…少なくとも、俺はこういう経験はないです」


「なるほど。でもそうなると、これは義理の息子だからこそ…なのかな? でもそれならそれで、やっぱりこれは嬉しいね」


「は、はい。俺も政臣さんとこんな感じで話が出来るのは嬉しいです」


 本当の親子じゃないからこその距離感というか、実の親父を見る目とは違うからこそ、こんな関係になれるのかもしれない。

 何となくだけど、そんな風に思う。


「うーん…こうなってくると、一成くんがお酒を飲めるようになるのが楽しみだ」


「そう言えば、政臣さんは家でお酒を飲まないんですか?」


「うん。飲みに行くことはあるけど、家では飲まないことにしているんだよ。酔っぱらってしまうと…沙羅に怒られてしまうからね」


「あぁ…」


 政臣さんが酔っぱらって騒ぐ姿は想像できないけど、酔った政臣さんを沙羅さんがお説教している姿だけはしっかりと想像できてしまう。

 だから…飲むのを自重してしまうのは仕方ないかも。


「でも一成くんが一緒に飲んでくれたら、沙羅も怒らないんじゃないかなぁ…と思ったりしてね。あ、でもそんな理由で一緒に飲みたいと言ってる訳じゃないよ。普通に一成くんと飲んでみたいだけだから」


「はは、わかってますよ。でも俺ごと怒られたりして…」


 とは言うものの、もしそうなったら、沙羅さんは政臣さんだけをしっかりお説教しそうで…有り得る。

 寧ろ、そうなる予感しかない。


「どうかなぁ。沙羅は、君のすることなら何でも許しそうなんだけど」

 

「でも俺だって、間違ったことを言ったりすると注意されますよ?」


 実際、ついさっきも「めっ」をされたばかりだ。沙羅さんだって無条件に俺を肯定する訳じゃないから、それはそれで俺も助かってるけど。


「そうなんだね。でも私の場合は、真由美からも怒られそうだから。本当に、真由美は君のことを…っと、そうだ。ブローチの件でお礼を言いたかったんだ」


「あ、いえ、あれはホントに全然大したものじゃないんですよ。普段からお世話になってるんで、少しでもそのお礼に…」


「いやいや、もう真由美の喜びようは本当に凄くてね。何度も私に見せびらかしてくるものだから…あんなに嬉しそうな真由美を見るのは久し振りだよ」


「そうでしたか。そこまで喜んで貰えたなら、俺としても嬉しいです」


 そっか…真由美さんはそこまで喜んでくれたのか。

 渡したときもかなり喜んでくれたけど、家でもそんな感じだったなら俺としても嬉しい。後は政臣さんにも喜んで貰えたらもっと…あ、そうだ。


 渡すなら、今がちょうどいいタイミングじゃないのか?


「あの、政臣さん」


 俺はバッグの中に手を突っ込んでそれを取り出すと、政臣さんにそっと差し出す。

 でも政臣さんは、真由美さんのときと同じで、それを見ながらキョトンとした表情を浮かべて…何が起きているのかわからないと言った様子。


 まぁ、いきなりだからな。


「すみません、本当は真由美さんと揃って渡すつもりだったんですけど、遅くなっちゃいまして」


「え? え…と、これは、私にも…なのかい?」


「はい。正直、本当に大したものじゃないんですけど」


 政臣さんは驚きと困惑がミックスされたような表情で、手を伸ばしたり引っ込めたりを繰り返している。ちょっと微笑ましいけど、これはもっとハッキリ言ってあげた方が良さそうだ。


「政臣さん、いつもありがとうございます。つまらない物ですけど、受け取って下さい」


「っ!?」


 俺がハッキリそう言うと、政臣さんはやっと受け取る決心がついたらしい。

 おずおずと手を伸ばしてきて、そのまま手に取ると…でもそれをどうすればいいのか分からないみたいで、手に持ったまま固まってしまう。


「あの、良かったら開けてみて下さい」


「い、いいのかい?」


「はい」


 政臣さんは手の中にあるそれを暫く見つめると、意を決したように包装紙を外していく。

 テープを上手く外すのに四苦八苦してる姿が妙に可愛いけど、何とか包装紙を綺麗に取ることが出来たようだ。

 そして出てきたブローチを手にすると、目を丸くしながらじっとそれを眺めている。


「その、一応、男性用ってことで選んだキットで作ったんですけど…」


 政臣さんのブローチは男性用ということで、小さい王冠のオブジェと、鳥を象ったピンをチェーンで繋いだ独特な形のブローチ。

 ピンも嵌め込み式だったので、実は手間のことだけ考えると女性用よりも手軽に作れて、その分形もそれなりになっている。

 だから見た目的にも大丈夫だと思うんだけど。


「……………」


「あの、政臣さん?」


 どうしたんだろう…政臣さんの様子がおかしい。

 ブローチを手にしてからここまでの間ずっと固まっていて、これといったリアクションが全くと言っていい程ない。


「一成くん…」


「は、はい」


「いや、悪いね。何と言うか、沙羅からプレゼントを貰ったとき以外で、ここまで嬉しいと思ったことは、なかなか思い付かないんだけど…」


「………」


 どうやらずっと固まっていたのは、思った以上に喜んでくれて、リアクションを取る余裕もないくらいに驚いてくれた…ってことのようだ。

 正直、そんなに喜んで貰えるとは思ってなかったから、俺も驚いた。


「変な姿を見せて申し訳ない。でも…はは、嬉しいよ。まさか私にまで用意してくれるなんて思ってもみなかった。それにこうしてプレゼントして貰えると…うん、今なら真由美があんなに浮かれた理由がよく分かる。こんなに嬉しいものなんだね」


 話している内にやっと実感が湧いてきたのか、政臣さんが本当に嬉しそうに笑ってくれた。ブローチを自分の上着に重ねながら、着けたときの感じを確認するように、何度も何度も位置を調べている。


「はは…どうかな? 似合うかい?」


「は、はい。でもやっぱり仕事向きじゃないですね」


「いいんだよ。これは大切にしたいし、仕事中に引っ掛けて壊れたりしたら大変だからね。早速、次のパーティーで使わせてもらうよ」


「えっ? でもそういう席なら、もっとしっかりした物の方が」


 政臣さんみたいに、しっかりした立場の人がそういう席で身に付けるなら、やっぱりちゃんとした物の方がいいと思う。

 安っぽいのは見れば分かるだろうし、もし他の人から、ちゃっちぃとか思われたら…


「いやいや、これはそういう席で使うに相応しい価値があるからね。だから喜んで使わせて貰うよ」


「は、はい。でも、そこまで喜んで貰えただけで俺は十分満足ですから、無理だけはしないで下さいね」


 最後にどうするのか決めるのは政臣さんだけど、俺からのプレゼントだからって無理にそういう席で使うことはないと思う。

 俺は気軽に使って欲しいから手軽な物を選んだ訳だし、普段の何でもないようなシーンで使って貰えるだけで本当に満足なんだ。


「うん。本当にありがとう。君には沙羅のことで色々と苦労を掛けているし、真由美のことでも、本当に色々と…色々と…」


 そこまで言って、政臣さんの動きがまた止まってしまう。

 でも今度はブローチも関係ないだろうし、何か別のことでも思い付いたのか…視線はこちらを見ているようで見ていないような…?


「そうか…しっかりと話をしておいた方がいいかもしれない…」


「政臣さん?」


 どうしたんだろう、政臣さんの様子がまたしてもおかしい。

 あんなに喜んでくれていたのに、今はそれがパッタリと陰を潜めて、どこか思い詰めたような、何か重大なことが起きたような感じで…。

 何とも言えない表情で、俺をじっと見て。


「一成くん…真由美のことで、少し話しておきたいことがあるんだ」


「真由美さんのこと…ですか?」


「うん。最近の君に対する真由美の様子を考えると、一度しっかり説明をしておいた方がいいと思った。だから、ちょっと私に付き合ってくれないかな?」


「は、はい。わかりました」


 真由美さんのことで、説明?

 それは別に構わないけど、でも政臣さんの硬い表情と様子を見る限り…

 

 決して、明るい話ではなさそうだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 はい・・・すみません、また長くなりました(^^;

 でも、今回はちょっと真面目というか、これは必要なエピソードだと思っているので、キッチリと書かせて頂こうと思っています。

 なので、今回も分割させて頂きました。


 敢えて先に言っておきますと、別に身内が不幸になるとか、二人の関係がどうとか、そんな話は本作に有り得ない展開なので、そこだけはご安心ください


 そして学祭をお待ちの読者様、もう少々お待ち下さい・・・


 次回はこの続きです。

 別の話を書いたらスランプも多少落ち着いたので、明日も更新できるといいな・・・と思ってます。

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