第218話 あなたのお家でお世話をします!!

現在俺は、かつてない緊張感に襲われている。沙羅さんに告白しようとしたときは人生最大の緊張感だったが、あれとは緊張感の質が違うのだ。


何故って……


「いえいえ、こちらこそ本当に……はい、ありがとうございます。」


ウチの親父と政臣さんが電話中なんだよ!


沙羅さん達がご飯を作っている間に時間があった為、実家に連絡だけでもした方がいいだろうと思ったのだ。オカンは俺の意思を尊重してくれると言っていたが、実際に話をするまでわからない。だから早めに連絡だけでも入れておこうと、実家に電話する旨を政臣さんに伝えたところ、少しでいいから話をしたいとのことだった。


という訳でオカンに電話すると、出たのは何故か親父だった。どうやらスマホを忘れて買い物に出掛けてしまったらしいのだが、助かったのは既に話が通っていたらしく、親父に説明をする手間が省けたということだ。


「お前が本当にその子が大切なら諦めることだけはするなよ。というか母さんから聞いたけど、可愛くて性格良くて家事まで完璧とか、お前がそんな子捕まえたとか到底信じられんがな。でももしホントなら、そんな奇跡二度とないからチャンスを逃がすな(笑)」


相変わらずノリの軽い親父だ。

せめて政臣さんの半分くらい、凛々しさというか威厳というか、こう、何かないものかね?

あと、沙羅さんと顔合わせしたら絶対に謝罪させてやる。


という会話を経て、今現在、親父が政臣さんと話をしている最中だ。たまに笑いも出ているくらいだから、特に問題はないと思うのだが…あの親父がまともなことを言う姿が想像できないので、変なことを言わないか心配でハラハラする。


「日程は改めてこちらから連絡致しますので。本日は突然で申し訳ございませんでした。では、一成くんに電話を戻します。」


どうやら話が終わったようだ。本当に大丈夫だったのか心配すぎるぞ。


「いやー、驚いたなぁ。正直、養子に欲しいと言われても実感がなくてな。でも別に、お前が俺達の子供でなくなる訳でもないし、それでお前がその子と一緒になれるなら別にいいんじゃないか?」


「いや、そう思ってくれるなら俺は助かるけどさ。」


どこまでも軽いな…とはいえ、別に考えなしで言っている訳ではないと思う。親父は言葉こそ軽くても、肝心なところはしっかり考えてくれる人なのだ。


「少し話をしただけだが、信用できる人だと感じたよ。実際の返事は顔合わせしてからだし、母さんにも伝えておくけど、この前二人で話をした限り大丈夫だとは思うけどな。まぁ如何せん、いきなりの話だから、この場で即答って訳にゃいかんし…」


そもそも養子という話が出たこと自体が突然だった訳であり、ましてや今日の話に参加していない親父からすれば寝耳に水だろう。むしろ、この場でダメだと言われなかっただけマシか。


とりあえず報告が終わり電話を切ると、政臣さんがホッとした様子で話しかけてきた。


「ありがとう、お父さんと話が出来て良かったよ。短い時間の話し合いだったけど、君のことを本当に大切に考えてくれている、いいお父さんだね。今度会えるのが楽しみだ。」


どんな話をしたのかわからないけど、政臣さんの様子を見る限り、特に問題はなかったのだろう…と思いたい。


「詳細や正式な話は次回会ってからだけど、反対するつもりはないって言ってくれたよ。だから正直ホッとしてね…説得を頑張るつもりではいたけど、最初から否定的だった場合は話し合いも難航する可能性があったからね。」


様子だけ見ると、どうやら親父も思ったよりしっかりとした話をしてくれたようだ。

だからホッとしたのは政臣さんだけでなく俺もだったりする。

反対するつもりはない…か。


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テーブルの上に並べられた料理達の中に鎮座するメインディッシュ、それは俺の大好物であるハンバーグだった。もはや完全に俺の好みを狙い絞った構成で、ハーフサイズのハンバーグが二つ並んでるということは、お互いで一つずつ作ったということであろう。さすがに見た目だけではわからないが、両方を食べたことがある俺としては、どちらも美味しいということだけは確信している。


だが、こういっては何だが、俺の好みを知り尽くしている沙羅さんとでは勝負にならないのでは…


「さぁ、冷めない内に食べましょうね。」


俺の席は沙羅さんのすぐ横に配置されたようで、「こちらへどうぞ」と椅子を引いてくれた。


「「「「 いただきます 」」」」


さて、いよいよだ。

ご飯を食べるだけだというのに、この一挙一動を観察されているかのような空気感は何だろう。


「ちなみに、どちらが私でどちらが沙羅ちゃんの作ったハンバーグか、一成くんが当てて下さいね」


「え!?」


食べる直前だというのに、突然ハードルが上がってしまった。

これを間違えるなんて絶対にできない…もし万が一間違えでもしたら、俺は沙羅さんに顔向けできないぞ。


「ふふ…一成さんなら絶対に大丈夫ですよ。」


この応援(?)は、純粋に俺を信じてくれているだけだと思うのだが、見方を変えればとんでもないプレッシャーになっていることに気付いてないだろうな…きっと。


そんな俺のプレッシャーを他所に、沙羅さんは一つ目のハンバーグを食べやすいサイズに切り分けると、いつも通りの動きで俺の口元に運んでくる。自然と添えられた左手が、沙羅さんの家庭的な部分をいつも連想させるのだ。


「はい、あーん…」


ぱくっ…もぐもぐ…


うん、美味い! 焼き加減もいいし、肉汁もしっかりしてる…けど


「次はこちらですよ。はい、あーん…」


ぱくっ…もぐもぐ…


「ああああ!! せめて片側はお義母さんがあーんしてあげたかったのにぃ!?」


「ですから寝言は寝てからにして下さい。これは私の役目なんです。」


うん、中のふんわり感が全く違う。俺好みの柔らかさ、普通よりも少し甘めのソースの味付け、これは間違いなく沙羅さんのハンバーグだ。


そんな俺の表情を見て、答えが出たことに気付いた沙羅さんが笑顔を浮かべた。


「ほら、一成さんが間違える筈などありません!」


「私が教えた作り方なのに、なんでそんなアッサリと…」


味のことはまだ言ってないのだが…

口ではそんなことを言っているが、俺の答えを最初からわかっていた真由美さんは、悔しいというよりは楽しんでいるといった様子で笑っていた。


「うん。こっちの方が柔らかいんだね…何か混ぜているのかな?」


政臣さんも、普段とは違う食感のハンバーグに気付いたらしい。


「以前、お義母様から教えて頂いた、高梨家の作り方ですから。」


「え、それズルい~。」


「ふふ…だから私には勝てないと言ったのです。もっとも、それ以外でも私は負けませんが。」


沙羅さんは、どこか誇らし気で、そして得意気な様子を覗かせている。その姿に、政臣さんと真由美さんも目尻を下げているようだ。


かくいう俺も、そんな沙羅さんの可愛い姿を目にしながら、大満足の御馳走に舌鼓を打つのだった。


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「すまない、ちょっといいだろうか?」


そろそろ帰ることも考えていた矢先に、政臣さんから声がかかる。俺だけかと思いきや、その視線は沙羅さんも含まれているようで、どうやら俺達二人に話があるらしい。


真由美さんも含め全員がソファに座ると、真面目な表情をしていた政臣さんが先に口を開いた。


「実はずっと気になっていたというか、食事でほぼ確信したんだが…ひょっとして沙羅は、普段から高梨くんの家で食事を作っているのかな?」


「「………」」


思わず沙羅さんと目を合わせてしまった。

今後のこともあるし、その辺りは説明した方がいいかもしれない。別に疚しいことは何もないし、隠すことも言い難いことも何一つないはずだ……だと思うんだけど…


「はい。確かに私は、普段は一成さんのお家にいます。お食事もそうですし、家事を行っていますから」


同じく疚しい気持ちなど何一つない沙羅さんは、実に堂々と政臣さんに言い返した。寧ろ堂々とされ過ぎて、政臣さんが少し引いてしまうくらいだ。


「それがどうかしましたか? まさか止めろなどと言うつもりではありませんよね?」


「う…」


沙羅さんの目がどんどん鋭くなっていく。

その目はまるで、「止めろと言うならこの家を出ていきますが?」とでも言うかのようで、政臣さんが言葉に詰まってしまった。


「政臣さん、私は全て承知していました。その上で認めていましたので。」


そんな沙羅さんをフォローするように、真由美さんが一言添えてくれた。


「……そうだとは思ったよ。沙羅の高梨くんに対する態度に全く驚かないどころか、さも当然と言わんばかりに慣れている様子だったからね。」


どうやら政臣さんは、俺達のことを追及しようとしているのではなく、単に現状を確認しようとしているのではないだろうか?


「あの、政臣さん。確かに沙羅さんは家に来てますけど、誓って疚しいことはしてないです。こんなことを堂々と言うのは情けないですけど、沙羅さんは本当に家事をしてくれてるだけなんです。」


「……そうか。いや、もちろん信じるよ。真由美も信じているから許可を出したのだろうし。でも、そうだな。ここまで仲が進展しているのなら、そのくらいの関係があったとしても不思議はないか。」


少なからず驚きはあっただろうに、それでもしっかり納得してくれたようだ。いい加減にしろとか、絶対にダメだとか言われたら、どうしようかと思った。


「なら政臣さん、今後も問題ないですよね?」


「ああ。でも今くらいまでにしておいて欲しい。それ以上はせめて、婚約が決まってからに…」


政臣さんは、真由美さんの問いかけに一応の許可を出してくれた。

これでとりあえずは許可が出たので、一先ずは安心ということでいいだろうか? そして信頼を裏切らないように、俺も一層の気合いを入れて耐えなければ…


「わかりました。ではこれまで通りにします。確かに約束しましたからね?」


政臣さんの言葉に対し、強気な返事を返す沙羅さん。その堂々とした聞き返しは、何か別の意図までありそうな気がしないでもないが…気のせいか?


「あ、あぁ、約束だ。これまで通りであれば認めよう。」


「確かに伺いました。一成さん、父から正式に許可が出ましたので、これまで通りにお世話させて頂きますね。お母さんも聞きましたね?」


約束を求められた側の沙羅さんが、何故か政臣さんに約束をしたことを確認するという妙なやり取りになっていた。

真由美さんは何かが面白かったらしく、頷きながら口元を押さえてクスクスと笑っていたが、何だったのだろう…


「そ、それで、結局、料理の勝負はどうなったんだい?」


何となく一人だけ気まずい感じになっていた政臣さんが、若干苦し紛れの話題転換を持ち出してきた。

とは言うものの、俺もどちらが美味しかったのかという明確な答えは出しておらず、曖昧なままになっていたことを思い出したのだが…


「一成くん、お義母さんのご飯が美味しかったよね? 沙羅ちゃんに遠慮しないで、正直に言っていいからね?」


真由美さんは俺の答えなど最初からわかっているだろうに、明らかに沙羅さんを煽るような口調で俺に問いかけてくる。


「…一成さん、お母さんの寝言は気になさらないで下さいね。」


本来の沙羅さんであれば、この程度の煽りは無視できるはずなのだが…

うぬぼれ覚悟で言うなら、やはり俺のことだからだろうか。


「でも一成くんは、前に私のハンバーグを食べたときに美味しいって言ってくれたのよ?」


「…………は?」


真由美さんの更なる挑発に、沙羅さんの様子が明らかに変化したのが気配でわかる。


今の俺の目には、真由美さんが笑いながら、デンジャー(アルバイトの話)と書かれた爆弾の導火線に点火した姿がハッキリと浮かんでいるのだ。


「私はお義母さんですからね。沙羅ちゃんが不在となれば、当然私が代わりに、ご飯やお洗濯もしてあげるし…」


「…………ちょっと待って下さい。それは何の話ですか?」


……さ、寒い…極寒なんてものじゃない

ど、どうしよう、俺はどうすれば…

沙羅さんはまだこちらを見てはいないが、どんな表情になっているのか想像するのが怖い


「ああ、アルバイトのときの話か。なるほど、今考えてみれば、沙羅が修学旅行に行っていたから高梨くんは晩御飯の用意がなかったのか…」


「ええ、だから私が晩御飯とお弁当を代わりに作って……って、沙羅ちゃん?」


ここまで来て、ようやく沙羅さんの異変に気付いたようだ。真由美さんが話を止めてくれたけど…既に手遅れみたいだ。


…わかってる、話を先延ばしにしてしまったのは俺だ。

色々あったことは事実だが、別に急ぐような話ではないと思い、ついつい後回しにしてしまった。


くるりとこちらへ振り返った沙羅さんは、意外にも笑顔を浮かべていた。正確には、とてもいい作り笑顔なんだが。


「……一成さん、ご説明を」


「は、はい…」


もはや逆らう気すら起きないその一言に観念した俺は、この場で洗いざらい白状することにした。そうして俺が説明している間、政臣さんと真由美さんが気まずそうにしているのが視界に入ってしまい、少し申し訳なく思う。


悪いのは全部俺ですから…


薩川家でアルバイトをしたこと、真由美さんに色々とお世話になったことを主に報告した。そして説明が終わると、今度は沙羅さんの尋問タイムになってしまったのだ。


「つまり、私がいない間、晩御飯はずっと母が作っていたのですね?」


「はい…」


「お弁当も母なんですね?」


「はい…」


「他にもありますか?」


「その…洗濯とか、あと部屋の掃除も…」


「!?」


黙っていてもいつかバレそうなので、俺は隠さずに質問に対して正直に答えたのだ。

そしてそんな答えを聞いている沙羅さんは、もはや作り笑顔すらなくなってしまったのである。どんどん頬が膨れていく沙羅さんを、可愛いと言ったら絶対に怒られるだろう。もはや完全にお冠である…でも可愛い。


「……よく、わかりました。私の大切な役目を、母に横取りされたと…そういうことなのですね。」


沙羅さんはまだむくれている。

俺の家での家事をどれほど大切に思ってくれているのかを考えれば、申し訳ない気持ちが強くなってきた。怒るのも当然だと思う。


「ごめんなさい…」


「いえ、これは私が不在だった為に起きた事態だとわかっております。私の不徳の致すところです。私の不在が母の暴挙を許し、一成さんに要らぬ苦労をお掛けしてしまったのです。ですから、私は二度と同じ過ちは繰り返しません」


理解してくれているようで、微妙にニュアンスが違うような、何と言えばいいのかわからない納得の仕方だった。それでも一応は納得してくれたと思っていいのだろうか?


「一成さん、お願いを聞いて頂けませんか? 私は先日までの情けない姿に加えて、一成さんのお世話を母とはいえ別人に許すという大失態まで犯してしまいました。だからこそ、二度とそれを繰り返さない為にも、私を本当の意味であなたのお側に置いて頂きたいのです。」


何か思うことがあったのか、当然沙羅さんが俺にお願いをしてきた。

正直に言って、俺からすればこの数日のことを情けないなどと微塵も思わないし、アルバイト期間のことを失態だなんて、それこそとんでもない話だ。

でもそれで沙羅さんが納得するのであれば別に構わないし、俺としても嬉しいことだから、つまり断る理由など何もない。


「もちろんです。俺も沙羅さんと、ずっと一緒に居たいですから。」


そして俺の答えはいつだって変わらない。これが俺の本心だから。


「嬉しいです! そうと決まれば、私は、今日から毎日、あなたのお家でお世話をします!! 一緒に住めば、いつでもお側でお世話できますので、これで問題解決ですね!!」


「「「 !? 」」」


声高に、まるで宣誓するかのようにそう言い放った沙羅さん。

なるほど、一緒に住むのか…一緒に住む!?


「さ、沙羅!! 今までくらいのことにすると、さっき約束しただろう!?」


慌てた様子で止めにかかる政臣さん。そうだよ、確かにそう約束していたよな?


「 ? 約束は破っておりませんよ? 私は今までも一成さんのお家にずっとお泊りしていましたから、それを続けるだけです。ですから、今までの範囲を越えてはいませんけど?」


「なっ!? い、今まで泊まって…ちょ、高梨くん、話を、話を聞かせてくれ!?」


政臣さんが驚愕の表情に変わる。

やはり政臣さんといえど、沙羅さんのことになるとここまで崩れてしまうんだなぁ…などと余裕を見せている場合ではない!


「い、いや、その…」


「説明も何も、先程話をしたでしょう?」


「泊まってたなんて聞いてないけど!?」


「ま、政臣さん、俺達は疚しいことは何も!!」


「ん~、確かに、今までもしてきたことよねぇ。沙羅ちゃんたら、いつの間にそんなズルいこと言う子になったのかしら?」


確かに、今までも泊まることは多々あったし、ここ数日は連泊だったのも事実だ。つまり、それをこの先も続けるだけ…と言えなくもない…のか?


「私は今までの通りにするだけです。先に言いますが、お父さんが約束を反古にするというのであれば、私も自由にさせて頂くだけですよ?」


「じ、自由に!? それはどういう意味だ!?」


「言葉通りの意味ですけど。」


「うーん……約束を守らないと沙羅ちゃんが止まらない。逆に言えば、政臣さんが約束を守れば今までの最低ラインは守られる…と」


「うっ…………」


真由美さんがポツリと呟いた言葉が政臣さんに響いたらしく、ピタリと動きが止まってしまった。


それを尻目に、沙羅さんは俺の腕に自身の腕を絡ませながら嬉しそうに身体を預けてきた。


「さ、沙羅さん、その、そこまでするなんて、本当に大丈夫なんですか!?」


「勿論です。ですが、一成さんがお嫌だというのであれば…私は…」


そんな悲しそうな表情を見せられて、断れる男などいないだろう。まして惚れた弱味というべきか、どちらにして俺の答えは最初から決まっているのだ。


「嫌なんて言う訳ないです! 沙羅さんと一緒に居られるなら俺は…」


「私もあなたのお側がいいのです。ですから、全て私にお任せ下さいね。」


幸せそうに微笑む姿を見ていると、それでいいじゃないかと素直に思えてしまう。沙羅さんや真由美さんの言う通り、内容自体は今までもしてきたことに変わりはないのだ。そして俺自身がそれを嬉しいと思うのであれば、悩む必要などないだろう?


「これからもずっと一緒です。私が絶対幸せにして差し上げますからね? あ・な・た♪」


こうして今日から、とっても世話焼きな女神様と俺の、新しい生活が始まるのだった…



「高梨くん、私は君を信じているよ。本当に信じているからね? でもこの後少し話があるんだが…いいよね?」


……政臣さんとはもう少し話をしておかないとダメだろうなぁ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


220話近くかかって、やっとキャッチコピーの台詞を回収しましたw


真由美さんの膝枕暴露など、沙羅がむくれるような話しはゆくゆく出ます。あと告白場所の話とか、政臣さんの不幸も続きます~


次回は、今回の補足的な話(政臣さんへの説得w)があると思うので、結局もう一話薩川家の話になりそうです…

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