第20話 傲慢なる贖罪

儂がまだは宇宙冒険者成り立てのぺいぺいだった頃。初めて宇宙冒険者のライセンスを取得してまい上がっておった。今なら儂は自分なら何でもできるとそう思い込んでいた。儂がギルドからライセンスを取得としてから即エヴェルティアのまだ手付かずの未開惑星の探索を始めた。他の宇宙冒険者よりも早く資源の豊富な惑星を見つけだし。名を地位をあげるためじゃ。そして儂は1ヶ月間のエヴェルティアの探索を経て。この未開惑星を発見したんじゃ。着陸したときはそれはそれは緑が溢れんばかりの自然が覆いつくすほど惑星であった。ここなら膨大な資源が眠っていると儂は確信したよ。

儂は直ぐ様まだ手付かずの未開惑星をギルドに通信で報告し。マーカーを付けて所有権を得た。そして自分の足でこの手付かず未開惑星を調べつくすことにした。

金や名声を持つ宇宙冒険者なら未開惑星を発見したならお抱いの調査員を派遣して調べるんだが。いかせん儂みたいな宇宙冒険者のぺいぺいにはそんな金も名声もない。だから自分の足を使って価値のある資源を探す出すしかなかった。大手企業に雇われれば良かったかもしれんが。その分取り分が減るからなあ。価値ある資源を発見してから大手企業や組織に売り込むことにしたんじゃよ。


ザッザッ

儂は険しい原生林を進んだ。


「本当に木々しかないな。遺跡とかは期待はできなさそうだ。」


発見した未開惑星にランディル文明の遺産があった場合価値も上がる。資源もそうじゃが古代遺物の発見も未開惑星の価値を上げる要因になっている。

ザッザッ

「ふう、大分歩いたな。ここで一休みするか。」


儂は一時惑星探索を休むことにした。

ほぼジャングルのような惑星であった。開けた場所など皆無だった。


携帯式コンロにスイッチを入れ茶を沸かす。

ゴポゴポ

がさがさ


「む?、気配。」


草むらから物音がして儂は警戒して銃を構えた。

がささ

ミウ?。 ひょこ


草むらから出てきたのは毛むくじゃらのリスのような生物じゃった。


ミウミウミウミウミウミウミウミウミウミウ


「何だ?。こいつら·····。」


そいつらはネズミやリスよりは一回り少し大きく。儂の膝くらいの身長があった。それがうじゃうじゃ沸いてでたように現れたんだ。


「こいつらこの惑星の生物か?。確かにこの未開惑星で動物なようなものは何度か見たことがあるが·····。」


ミウミウミウミウ

そいつらは何故か警戒心がなく。逆に人懐っこかった。


「何だ?。俺はお前らに構っている暇ないんだ‼️。どっか行け!。」

ミウミウミウミウ



最初は鬱陶しかったよ。儂がこの未開惑星に資源を探すために真面目に探索しているところにこいつらはべったりついてくるのだからな。


ミウミウミウミウミウミウ


「はあ~、仕方ない。ついてきても構わないが。俺の邪魔したら容赦なく撃つからなあ。」

「「「ミウミウミウミウ。」」」


無数のリスのような獣は円らな瞳が悦んでいる。


「本当に解っているのかあ?。こいつら。」


どうしても離れようとはしないので暫く儂はそいつらを放置した。


ミウミウミウミウミウミウ

ぎゅ~~~~


「くっ!、こいつら何で寝るときこんなに密着しながら寝るんだよ!。窮屈すぎるわ!。」


そいつらは夜になると寝るときに互いを密着させて睡眠とる習性があった。ぎゅうぎゅうづめになりながら一緒になって眠ったものだから毎日窮屈な想いをしたよ。今覚えばいいい思い出だがな。

最初は邪魔以外何ものでもなかったが。それでも一緒に探索するうちに儂はこいつらに愛着を持つようになった。


「こいつはホルダー。こいつはビスケット。こいつは水筒解るか?。」

「ミウ?ほるだ~?。」

「ミウ?びすけっと?。」

「ミウ?すいとう?。」


獣耳をぴくぴくさせ首を傾げる。


「おう、そうだそうだ。やるじゃねえか。」

「ミウミウ!ほるだ~ほるだ~!。」

「ミウミウ!びすけっと!びすけっと!」

「ミウミウ!すいとう!すいとう!。」


ミウミウミウミウミウミウ

儂は暇潰しにこいつらに言葉を教えたら寸なり覚えやがった。儂はこいつらが単なる小動物だと思っていたが。どうやらこの未開惑星唯一の知的生命体だったらしい。

儂は唯一その中で覚えが早かった三匹に名前を付けることにした

そいつらが一番儂に懐いていたからな····。


「今日からお前らの名は左からマム、ラム、チムだ。」

「ミウ、まむ?。」

「ミウ、らむ?。」

「ミウ、ちむ?。」

「そうだ。マム、ラム、チム。覚えたか?。」

「ミウミウ、まむまむ。」

「ミウミウ、らむらむ。」

「ミウミウ、ちむちむ。」


名前を付けられた三匹はぴょんぴょん跳ねてそりゃあ大層悦んだ。

儂はこいつらと一緒に未開惑星の資源探しを始めた。こいつらにはこの未開惑星探索で何度助けられたことか。未知のジャングルには危険な生物や植物がわんさかいた。こいつらはそんな危機的状況にも全てを対処する術を持っていた。儂はそれに何度助けられた。


パン!パン!パン!

トストストス


「くっ、銃が効かねえ!。」


儂はジャングルの探索中に獰猛な肉食動物と遭遇した。どんな危険な生物に対処できるよく宇宙冒険者として訓練してきたが。初めて銃の効かない生物と遭遇した。

銃のマガジンを抜き。玉が入ったマガジンに入れ換える。

グモモモモモモ


「ミウ、ロドル。その獣、尻(けつ)が弱点。」


三匹の一匹であるマムが叫ぶ。


「尻(けつ)?。本当にこいつは尻が弱点なのか!?。」


銃の効かない獣は弾丸が硬い甲羅で弾かれていた。

その獣は鼻に営利な角を生やしていた。あの営利な鼻の角で獲物をつきだし。その後補食するのだろう。


「たく、あの硬い甲羅みたいな皮膚に苦戦しているのに。尻に鉛玉ぶちこむなんてどういうシャレだよ。」


グモモモモモモ

鼻に営利な角を生やす獣は儂に突進してきた。儂はそれを寸なり避けた。

儂はあいつらの言われた通りに弾丸を尻に向けた。

パン!

グモっ ふ!。


ドスン

尻(けつ)に鉛玉をぶちこんだ獣は身悶えながら倒れたこんだ。苦しみに悶えながら死んでいったよ。そりゃあもうまるで強烈な浣腸を尻(けつ)に打ち込まれたようなそんな身悶え苦しみだったな。あれは傑作だったよ··。


「うう、身体が熱い。」


その後、儂はこの惑星特有の病気にかかった。宇宙冒険者としてナノマシン付きの特殊抗体ワクチンを打ち込まれてはいるが。それでも矢張それに対処できないウィルス、病気は存在する。儂は3日間寝込んだ。


「ミウ。ロドルこの草食べて。」


三匹の一匹であるラムが薬草を差し出す。

儂は言われるままその草を口に含んでもしゃもしゃと噛み締める。


「にげえな····。」


草の味は苦かったが、身体の熱さが抜けるのを感じたよ。あいつら特有の現地での治療薬が役にたったんだ。


「ミウ。ロドル。豪雨がくる。高台の岩穴があるからそこに逃げて。」


三匹の一匹であるチムが告げる。

ミウミウミウミウミウ

その他の仲間達もチムに同意する。



「豪雨?。からっきし空は快晴だが。」


空は雲一つない快晴だったが。こいつらに儂は何度も助けられているので素直に指示に従った。

チムの言う通り直ぐにどしゃぶりの雨が降ってきた。


ザーーーー ザーーーー

ごおおおおおおおおーーー


高台の岩穴にいたおかげで助かった。真下の地上は激流の洪水になっていた。高台の岩穴にいなかった完全におだぶつだったよ。


ザザーーーーーーーー

ごおおおおおおおーーー


「ふう、本当に高台の岩穴にいなかったら激流に呑まれて完全に死んでたな。あんがとよ。チム。」

「ミウ。」


儂は名もなき種族の獣であるこいつらに何度も助けられたよ。新米の宇宙冒険者のぺいぺいが一人で未開惑星を生きぬくのはどれだけ過酷で大変か見に染みたよ。



「ん?、何を食べているんだ?。」


コリコリコリコリ

マム、ラム、チムは何かを食べていた。他の仲間達も一瞬に長めの固形物の芋のようなものを食べている。


「ミウ、ロドル。この芋私達の主食。」

「これがお前らの主食なのか?。」


こいつらがおもに何を食べているのか解らなかった。ビスケットをあたえても自分によく懐く三匹しか食べていない。他の仲間達は何を食べているか。あの頃の儂は皆目検討もつかなかった。

どうやらマム、ラム、チムの主な主食はこの芋のようなものだった。

儂もこの芋のようなものをかじったが味は微妙だった。ふかして食べても微妙だったよ。それでもこいつらにとっては生命を繋げる為の大事な主食だったらしい。

儂は尚未開惑星の資源を探しを続けた。

携帯資源探知機を使い地盤を調査したり。鉱物一つ一つスキャンサーで照らし合わせたりもした。

しかし目ぼしいものはなかった。鉱石も僅かな金属を含んだものしかなく。宝石類などあれば良かったが。それもあてにできなかった。自然豊かな惑星なら貴重な植物もあったかもしれないが。儂にはそのネテリークのような専門的知識はなかった。

寧ろあの頃の儂は植物など価値もなく。金にもならないとさえ思っていた。

未開惑星から半年がたとうとしていた。自然豊かな緑溢れる惑星でも資源がなければ意味がない。あの頃の儂は半端この発見した未開惑星の資源探しを諦めかけていた。


「糞!、せっかく未開惑星を見つけたのに。何でどこにも価値のある資源がないんだよ!。ふざけるな!!。」


カン

水筒を力強く地面に投げ捨てる。


ミウ~ミウミウミウミウ

リスのような獣達は儂の怒りに少し怯えていた。


「ああ···すまない···。お前達に八つ当たりしたわけじゃないんだ。本当にすまない·····。」


儂は怯えてしまったこいつらを宥めた。


ぴょこぴょこ

「ロドルは石を探しているの?。」


マムが近寄って聞いてくる。


「石というか価値がある石だがな。普通の石じゃ駄目なんだ。」


儂は項垂れながら言葉を返した。


「ぴかぴかの石は価値ある?。」


ラムも話に割り込む


「ぴかぴかの石?。」

「ミウ、蒼く透き通った輝く石。とても綺麗。暇あればいつも見に行く。」


チムは続けて話に加わる。


「蒼く輝く透き通った石か······。」


現状俺の知識にそんな鉱石は存在しない。宝石の類いでも研磨しなければ輝きはしない。


「行ってみるか····。もう破れかぶれだ。案内してくれ。」


「「「ミ~ウ。」」」


三匹はニッコリと笑顔で返事をする。

儂はマム、ラム、チムに連れられ透き通った輝く石をある場合に案内してもらった。ジャングルの中に洞穴があり。そこは空洞のように真下に続いていた。

儂は携帯ピッケルを使いロープを伝って慎重におりていく。

ラム、マム、チムは素手を使って器用に岩肌を掴みながら降りていったよ。

最下層に到着して日の光が射さない場所にたどり着いた。しかしそこは真っ暗ではなく。何故か妙に明るかった。


「何だここは·······。」


俺はあり得ない光景に遭遇した。深い深淵なのに確かに明るく。岩肌が蒼く透き通って輝いていた。

儂はすかさずその蒼く透き通った輝く岩をスキャンサーで調べた。


びびーびーーー

レーザーを放射して蒼く輝く石の組織構造を確認する。


『確認完了。内部に多量のナノマシンを検出。活動停止しています。組織構造からしてエリクシル光石と断定致しました。』

「エリクシル光石だって!?。」


聞いた話ではエリクシル光石は小さな微粒のナノマシンが化石化した石だそうだ。眠ってはいるが水素を与えることで活動を活発化させ。膨大なエネルギーを放出するらしい。


「ロドル。価値ある?。」


マムは心配そうに聞いてくる。


「ああ、価値があるってもんじゃねえ!。これ程鉱脈見たことはねえ。」


ここまで大規模なエリクシル光石の鉱脈などヘクサーギャラクシー内で発見された話など聞いたことはない。


「ヘクサーギャラクシー内では無限回路メビウスがあるから価値はないが。外の銀河なら需要がある!。外銀河との交渉権を持つ企業や組織ならもしかしたら買い取ってくれるかもしれねえ!。マム、ラム、チム感謝するぜ!。」

「「「ミウミウミウ、やったーー!。」」


三匹は私事のように喜んでくれた。

直ぐに儂はギルドを通してヘクサーギャラクシーの組織や企業にエリクシル光石の鉱脈を売り込んだよ。


「本当ですか!?。」

「ああ、これ程鉱脈は見たことはない。現地で確認するまでは疑っていましたが。申し分ありませんよ。」

「私もエルペルド銀河とは繋がりを持っております。あちらもエリクシル光石には需要があるので交渉が有利に進みます。是非とも我が社にも!」

「私はネオフ銀河のカナリフ政府に親戚がおりますのでエリクシル光石の鉱脈があると知れば飛び付きます。是非!。」


儂の発見した未開惑星のエリクシル光石の鉱脈は大企業や組織、政府まで交渉してきた。多数の商談を結ぶことできたよ。


「これであいつらともお別れだな。」


未開惑星の資源を発見しても儂の宇宙冒険者としての人生が終わるわけではない。エヴェルティアで更なる資源や遺物を追い求めなくてはならないのだ。

儂は企業、組織、政府にエリクシル光石の鉱脈を譲渡し。儂が初めて発見した未開惑星であいつらと別れをつげた。


探索船の窓から見えた最後のあいつらの寂しそうな顔は今でも忘れられないよ。

そして儂はエヴェルティアの探索冒険を続けた。数々の未開惑星を発見し。その功績でS級の宇宙冒険者までのぼりつめた。

儂があいつらと出逢ってから30年の年月が立っていた。


「宇宙冒険者として新米から始めて随分立ったな。」


儂は上等なワインを片手に宇宙船のブリッジの椅子に腰掛けたそがれていた。宇宙冒険者として成功おさめ。大型宇宙船まで手にいれるほど儂は出世していた。

儂はふとテーブルに置かれたギルドの回覧板に目を通す。

そこには儂が初めて発見した未開惑星の資源収集する企業、組織、政府が資源終了にて撤退するむねが書かれていた。


「うい、ひっく。そうか。あの未開惑星のエヴェルティアの鉱脈はとりつくしたということか。」


儂は一通りギルドの回覧板に目を通す。


「久しぶりにあいつらに顔を出してみるかな。」


儂は久しぶりあいつらの顔が見たくなった。宇宙冒険者として30年あいつらとは一度も顔を出していなかったからだ。

儂は大型宇宙船ではなく。現役に使った小型宇宙船で初めて探索した未開惑星に向かった。


ぶいいいいい


「こいつは一体·····。」


儂が最初で初めて探索した未開惑星に着陸し。ハッチ扉が開いて直ぐに目に飛び込んだのはそれは荒れ果てた土地だった。あの自然豊かな緑溢れる惑星などみるかげもなく。森林が削りとられ。地面がクレーターのように穴だらけの悲惨な土地だった。。


「おーい!。お前ら何処だ!!。」


儂は直ぐにあいつらを呼んだ。胸騒ぎがしたからだ。しかし呼んでもあいつらは来なかった。どんな遠いところでも呼んだら直ぐに聞きつけ飛んでくるんだが。それが来る気配はまるっきしない。


「マム!ラム!チム!何処だ!!。」


儂は最も儂に懐いてた三匹の名を呼んだ。

返事がか

儂は急いであいつら住みかに向かった。そこなら確実にいると儂はふんだんだ。


「そんな·····。」


儂が目にした光景は屍だった。痩せ細り干からびたあいつらが無数に地べたに横たわっていた。


「マム!ラム!チム!。」


儂は叫んだ。


「ミ····ウ·····。」


微かに声が聞こえた。

儂は直ぐにそこに向かった。


「マム!?。」


声の主はマムだった。ラムとチムも隣の地べたに横たわっている。ラムとチムは微かに息があった。

儂はマムを抱き抱える。

マムも痩せ細り唇が乾燥していた。見た目からにしても充分な栄養をとっていないことが明白だった。

マムは虚ろな瞳で儂の顔を見た。


「ミ··ウ。良かった。ロドル。やっと帰ってきてくれた·····。」

「マム。これはどういうことなんだ!?。」


マムのちいさな体は軽かった。


「他の人みんな、帰った後、お芋····食べれなくなった。みんな···お芋食べれなくて動かなくなった。もうラムとチムしかいない。でもロドル帰ってきた····。嬉しい·····。」


痩せ細くなったマムの乾燥した唇が力なく微笑む。


「芋·······。」


儂はマム達の主食にしている芋が生えている場所に目をやった。そこは穴だらけとなった荒れ果てた土地にマム達の主食である芋の無惨に茶色に干からび枯れ果てた姿がそこにあった。


「うっ ああ~!!あああああ~~ーーーーーー!!!。」



バチバチバチバチ

暖炉の炎が静かに燃える


「·········。」


ロドルは暖炉前に寝息を立てている三匹のリスのような獣に優しく毛布をかける。


「儂はこいつらの仲間を絶滅に追い込み。居場所を奪ってしまった。己の傲慢さを省みなかった結果がこの様じゃよ。」

「キィ······。」


ムムは隣で寂しそうな声をあげる。


「坊主。確かにうちらは宇宙冒険者は探索者であり開拓者だ。だが一歩間違えれば略奪者侵略者になりかねん。儂等は探索者や開拓者であっても。結して略奪者侵略者になっちゃいけねんだ。そこの惑星に住むもの達の暮らしや生活を。奪う権利なんて何処にもねえんだよ。」


ロドルの紫波だらけの老いた顔が後悔に滲み出ていた。


「···········。」

「儂はこいつ等の暮らし奪った償いをしなくちゃならねえだ。一生かけてな····。」


そこには後悔の念にかられた老いた宇宙冒険者の姿があった。

資源のない打ち捨てられ未開惑星で老人と三匹のリスのような獣と未熟な宇宙冒険者の少年とコジョ族の夜が静かにすぎる。


▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩


老練の宇宙冒険者ロドルの贖罪の聞いた大翔。彼の後悔の生きざまに何かをおもう。


次回 社会不適合者の宇宙生活 上等‼️


第21話

  『芽吹きの涙』


不良少年は荒波の海へと飛び込む······

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る