超展開 !! 婚約破棄!! 超短編です。

えーすごい毒電波を受信してとんでもないものを書いてしまった。

奴はとんでもないものを盗んでいきました。

それは私の正気です。


読むとSAN値チェックが必要な可能性があるので回れ右推奨です。






ほんとうにいいのですね?







それではスタート





その喜劇は、卒業式の最中の学園の大ホールで起こった。


「ぼ、僕は、こ、公爵家令嬢ユラとの婚約を破棄して、男爵家令嬢ミカと

婚約をするのだ!!」


「王子、いまどういう状況下わかっていますか?」


「「…」」


「どうも何もない!この卒業式が終わったらお前と結婚させられる!!

今しかチャンスはないのだ!」


「まあいいですわ、なぜ私との婚約を破棄されるのですか?」


「お前がミカをいじめているからだ!!」


「王子、婚約者のいる相手にコナをかける雌豚に人権などありませんわよ」


「ミカのことを豚なんでひどい!!」


「ひどいも何も、立場をわきまえない豚が悪いのですわ」


「お前のそういうところが嫌いなんだ!!何がどうであれ

絶対にお前とは結婚しない!!」


「王子本当によろしいのですか?」


「ああいい、当然だ!!」


「卒業式を祝うために、国内外の貴族王族が集まった中での発言です。

もうとりかえしがつきませんがほんとうによろしいのですか?」


「もう婚約を破棄できるならなんだっていい!!」


「わかりました、王子」


「わかってくれたか!!」


「それでは、王子この書類にサインをいただけますか?」


ユラは、懐から書類を取り出した。


「これにサインをすればいいのか?」


「はい、3枚セットですので、上から順番にサインしてくださいね。」


横から王子の取り巻き声が上げる。


「王子、罠かもしれませんよく内容を確認して!!」


「大丈夫だ!!ほら婚約破棄に関する契約書となっている。こいつの気が変わらんうちに早くサインせねば!!」


そして王子は、2枚目3枚目の内容を見ずにサインをしてしまう。


「よしサインが終わった!これでもうお前との婚約は破棄できたんだな!!」


「はい王子、もうこれであなたは、私の婚約者ではありません。」


「やったぞ!!おれはやったんだ!!」


「それで豚よ、いい加減人間のふりをするのはやめて、四つん這いになって

ブヒブヒとお泣きなさい!」


「え・・・?」


「お前よこの豚!!」


「王子に向かって豚呼ばわりとは!!いくら婚約者でなくなったとはいえ!!言っていいことと悪いことがあるぞ!!


不敬罪である。者共こやつを捕まえろ!!」


「お前はさっき、婚約を破棄して、私の豚になるとの契約書に

サインをしたではないか」


ユラは懐から鞭を取り出し高笑いを始めた。


「え?さっきの書類?」


「そうだ!!お前はさっき私のための豚になる契約にサインをしたのだから

どう扱っても私の自由。」


「いや、流石に書類一枚で・・・」


「だから3枚あったわよね、婚約破棄、人としての権利を捨て豚になるための書類、そして最後に私の専属豚になる書類」


「え?ちょっとまって!!」


「さぁ今まで手加減していたけれど、これで文字通り私専用の豚、

いっぱいかわいがってあげるわよ!」


「誰か助けて!!」


来賓席から王がやってきた。


「お前も、この時が来たんだ諦めろ!いやむしろ喜べ!!」


「え?父上何を?」


王は当然自分の服に手をかけそして次の瞬間!!


バサッ!! 黒いボンテージに包まれ四つん這いになった

禿げたおっさんの姿があった。


「ブヒブヒ」


そしてそこに王妃が・・・


「もうこの豚はバカよねぇ、豚ちゃんさあ、私の靴をお舐め。


「ぺろぺろ美味しいでちゅう。」


そして宰相も貴賓席から降りてやってきた。


「宰相助けてくれ!俺は!!」


「諦めてください豚よ、この国は昔からこうなのです。王家の者は

最高の豚である資質を持ち、最高の飼い主に見初められる運命。

そしてその飼い主こそ至高の統治者たる者。」


「え?」


「対面的に王とは言っておりますが、王妃がこの国の真の統治者。

そのと統治者のおもちゃになるのが王族の勤め。立派な豚になり、

立派な飼い主を見つけ爺は本当に嬉しいです。もうウレションしちゃうぐらい」


ジャー


そして本当に漏らす宰相。


「さぁ一生かわいがってあげるからね。」


「たすけて・・・」




ーーーー おまけの補足 ーーーー




この国の国名

「SM王国」


参列国一覧

「神聖ズーレ帝国」

「モーホ連邦」

「ペド魔王国」

「トランス王国」

「ロリータ人民共和国」

「NTR合衆国」

「ショタ諸島連合」




まあそういうことです・・・




補足の補足 各国の建国の由来と政治形態


神聖ズーレ帝国は男性の居住が一切認められない女性だけの国で

カップルも女性同士だけです。

子供が欲しくなった場合は、神殿に行き特別な薬をもらいそれにより

子供を授かるそうです。特別な薬とは、白い粘液状のもので、

試験管の中に入った状態でカップルに提供されます。

神殿の奥底から悲鳴が聞こえると言う噂がありますがあくまで噂です。


そしてこの国の建国の由来は謎に包まれています。

絶対君主である女帝のもと統治が行われています。

モーホ連邦をほぼ敵国とみなしておりすごく仲が悪いです。




モーホ連邦は女性の居住も許されていますが、議員になるためには

男性である必要があり女性との接触をたち一生独身であるか、男性との

結婚しか許されていません。そして特殊な薬や魔法などもなく、孤児院や

一般の家庭から養子をもらうことで家を継続させています。

この国の建国の由来は、悪逆非道を繰り返した女王とその娘に反旗を翻した

レジスタンス組織が元で、そのため女性を政治に近づけさせてはダメだ。


血の繋がりに頼れば甘えが出ると言うことで養子で家をつなぐという

ものです。元々はそっちじゃなかったのにどうしてこうなった的な国ですね。

一応民主主義的な統治形態で、TOPは大統領です。

元の国の政治形態が神聖ズーレ帝国とそっくりなのはまあお察しください。

神聖ズーレ帝国をほぼ敵国とみなしておりすごく仲が悪いです。



ペド魔王国は エターナル幼女である魔王様の元

統治されている国です。というかその幼女魔王の

ファンクラブが元になって生まれた国ですね。

なお現在公称9歳 実年齢数千才です。



ロリータ人民共和国は、

LH48と言う12歳以上17歳以下だけが所属できる

グループがあり、そこのトップアイドルが国の方針を

決める立場になっています。

この時点では、12歳から一度も王座を譲ることなく

17歳になったバケモノ的人気を持つアイドルが王座についています。

なおこの国では公称XX才は許されてないので

ペド魔王国とは超えられない一線があり

あまり仲が良くないです。



ショタ諸島連合は、半ズボンが似合う少年を

王配にすべしと言うルールで女系の王族が統治している国です。

半ズボンが似合わなくなると、その配偶者も退位しなくては

いけないルールなので、年齢詐欺系の男の子が多いです。

年を取っても少年にしか見えないその容姿から

モーホ連邦のごく一部から狙われがちで

そのため仲が良くないです。

なおこの世界の女性の結婚年齢は16歳からで

男性も同じと言う例が多いのですが、

この国では男の子は12歳から結婚OKです。


トランス王国は、国民ほぼ全てが男装の麗人と男の娘だけで構成された国です。

これは、性別の壁を超えて理解するためにはまず相互理解からと言う

国是がいきすぎちゃったと言うのが建国の由来となっています。

こちらは、体面上女王ということになっている男の娘が統治者となっています。


NTR合衆国については、あまりにも業が深い国なので説明は簡単に・・・

この国では既婚者を含め、不倫という概念がありません。

これはその相手に魅力がないのが悪いという思想からです。

なおこの国にくると不倫関係での訴訟ができなくなるので

それを目的とした亡命が頻繁に行われております。




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