応援コメント

第30話 八幡太郎(三)」への応援コメント

  • 義家君の前のせいかセツ君が大人にみえる……

    ってか義家も大概脳筋か……

  • 「船から船に飛び移って戦うような酔狂者」(笑)

    私、学生時代に源頼光の伝説を研究したので、源氏関連についてはいやというほど資料を漁ったのですけど、覚えのある人名や単語がたくさん出て来て面白いです。伝奇界ではネタの宝庫の時代ですけど、一般的にはマイナーだと思うのですよね。なので、この作品に出会えて嬉しいです。

    義家のキャラいいですね。かしこまってるセツもこれはこれでカワイイので、この後態度が改まってしまうのかどうなのかドキドキ。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    自分なりに調べたりはしましたが、あまり知識に自信がないため、源頼光や安倍晴明達といった有名どころがいなくなった後、かつ院政開始前、みたいなマイナー時代を選択したのが本作となります。
    ……書き始めてから八幡太郎というビッグネームの存在に気がついて頭を抱えたのは内緒デス。

    義家のキャラについては、情深く真っ直ぐで闊達な少年としての顔と、シビアで容赦のない武家の御曹司としての顔の二つを併せ持つように出来ればと書いたつもりですが……多少なりとも表現できていればとても嬉しいです。

    引続き、お付き合い頂けると幸いです。

  • 義家さまは身分的に遊び相手が得られず、寂しいという事は無いにせよ、思う所はあったのだろうなあと思う次第。武家の頭目というのは大変だなあと。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    義家さまお友達いない問題は、本人の気質とスペックの高さも大きな要因となっているところです。

    本作の義家さまは、武芸以外の事柄への興味が薄く、遊びといえば弓馬に関する事となっていたのですが、本人のスペックが高すぎて同世代の者では相手にならかったのが、悲劇のはじまり。

    自分より圧倒的に劣る者に興味を持たなかった彼は、いつも年長者を相手にしていたのですが、そうした年長者たちは、身分だ何だを気にしない子どもではありません。
    その技量に見合った分別のつく年齢なわけで、その立ち振る舞いは指南役、世話役的なものになってしまい、とても友人とは言えない関係となっていました。

    そうして年齢を重ね、元服するくらいの年頃になった時、義家は、自分には幼い頃からの付き合いゆえに立場を超えて親しくしてくれる相手――つまり友達がいないということに気がついたようですが、時すでに遅しと諦めていたようです。
    そんな時、大市廊で怪異を相手にする同世代の少年を見て……