小学六年生の主人公美冬。高知にめずらしい雪が降りだして。幼馴染の秋人に告白されます。明日引っ越すというお知らせとともに。言いたいことではないのに、するすると言葉が出てきてしまうことが子供の頃にはあるものですよね。しっとりしんみり、雪の降る日の小説でした。