第4話への応援コメント
>ぼんやりと昨晩の記憶を反芻していた。
[第1話]の最後、「私がその言葉の意味を咀嚼するのには、随分と時間がかかった。」
の、「反芻」と「咀嚼」の組み合わせが、ぴったしで良いと思いました。
>ああ。
>この感情に、なんと名をつけよう。
これ! 物書きはこう考えますよね。
おそらく、秋人なら、この感情はどう奏でよう、と考えたんだと思います。
歌には「詩」がつきものですから、まだまだこの先、美冬と秋人が出会い、共に何かを作り上げる機会だってあるんじゃないかなって思いました。
いい終わり方だと思いました。ザ・熱! って感じでした。
作者からの返信
確かに、秋人もきっと色んな感情を音楽に換えて吐き出し続けているんだと思います。
二人のコラボレーション、見てみたいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました
第3話への応援コメント
>小説の執筆作業を始めた。装いながら
え! 小説書くんですか!(ガタッ)
>「見ないでよ、変態」
愛のある「変態呼ばわり」は好きです(え)
>その曲はどこか懐かしく、この山奥の町で暮らす私の胸にそっと染みていくようだった。
>ぽつぽつとした、雪原を一歩一歩踏みしめるようなリズム。
曲が心にそっと染みていくっていう表現いいですね。染みるということは、少なからず、その心には隙間があるということですから。
>その熱はいつか雪を溶かし、熱い雫となって輝きだす。
↑このフレーズ好きです。フレーズ評価ってどこに書くんでしたっけ。
>……なんだこいつ可愛いな。
>わしゃわしゃ
中高の男子って女子っぽくて、女子って男子っぽいところありますよね。
僕も押し倒せって思いました(おい)
作者からの返信
多分、二人がしっかり恋愛する展開なら、ここで押し倒した後で何かしらのインシデントがあって疎遠になる、って順番なんでしょうね。今は思えば。
まあ、私はさせませんけど(笑)
第1話への応援コメント
こんにちはー。
>私のブーツの足音に微かな水音を足すばかりだった。
五感を使う表現が好きなので、ここ、好きです。
足音に水音を足すという表現で、雪の柔らかさ、溶け具合を表していますね。
メガネを曇らせるのも、温度差を示すわかりやすい表現でした。
メガネなのがばれますね。
>最寄りのバス「亭」から自宅のアパートまでの
>電気ケトル「に」プラグを差し込み
電気ケトル「の」プラグかな、と思ったのですが、製品によるので気にしなくてもよかったかもしれません。もしあれなら無視してください。
>「務めて」平静さを装いながら→「努めて」
秋人さん、バンドマンさんでしたか。
居間の場所も把握している、二人分のお湯を……から、同棲してた感ありますね。次も読みます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご指摘の箇所は修正しました。
ただ、ケトルのくだりは、転倒防止のためにマグネット式になってるコードのケトル側のプラグを差した、という意味になりますので、ここはこのままとさせて下さい。
細かい所まで見ていただいてありがとうございます。
編集済
第4話への応援コメント
字数的にもとてもコンパクトなのに、美冬の言動や感覚にひとつひとつ細やかに筋と血肉が通っていて、とても素敵でした。
「お題がこうだからこういう展開にした」というようなぎこちなさやわざとらしさが全然なくて、
お題にしっかり沿いつつも、ひとつの作品として、ひとりのキャラの人生の1ページとしてきっちり完結している、という、このなだらかさと言うんでしょうか……
私も昔少しバンドをしていたこともあって、秋人の感覚も美冬の気持ちもすごく身近なものとして想像できる部分がありました。
他の方も仰っていらっしゃいますが、秋人との関係性がとてもいいですね。
異性として付き合ったことはない→でも異性として意識したことはぶっちゃけある。
男女の仲にもなる機会があった→だけど結局互いにそうならなかった。
あいつの恋人になんかならない→それでも遠く東京に行くと聞いて動揺してしまう。
この、真摯で高潔であろうとする信念と、そうは言ってもちょっと俗っぽい欲や感情も否定できずに揺れ動く不器用な心情の描き方が、私にとってはもう、どストライクでした。
それでも最後は自分の信念を貫く、私は私だ、という芯の強さがまたかっこいいですね。
>私たちなら間違いも起こるまいというのが半分、間違いが起きるならそれはそれでというのがもう半分という、互いの母親からの目論見であったのだと、随分後になって知れた。
>東京。長距離の移動が難しい私にとっては、そんなのニューヨークや月面と変わらない。
>こんな感情(もの)、ただの、創作の糧じゃないか。
脈絡ない抜粋ですみませんが、この表現、痒いところに手が届くようで、とてもよかったです。
ああ、私もこういう文章がさっと差し込めるようになりたい……と感じてしまいました。
(もちろん、上記以外にも「この表現いいな……」と感じた箇所が本当にたくさんありました。フレーズ品評会スレの方では間違いなくいくつかピックさせて頂きたい……と思います)
作品内容もそうですが、それを描き出す文章(筆致)という面でも、本当に素敵な作品だと思いました。とても良かったです。ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
抜粋してもらた文章は私も気に入ってますので、そう言って頂けると嬉しいです。
筆致を褒めて貰えるのは素直に嬉しいですね。
こちらこそ、ありがとうございました。
第4話への応援コメント
企画から拝読しました。
タイトルの取り入れ方がお上手ですね! 『雪を溶く熱』が曲のタイトルとして出てくる上、「熱」に着目した構成になっていて、「パッション」とふりがなが出てきた時にはこうきたか、と驚きました。
二人の関係が恋愛関係でないところも良いですね。こういう関係にある二人、個人的には好きです。
<初めは静かな立ち上がり。ぽつぽつとした、雪原を一歩一歩踏みしめるようなリズム。
三話目の、この文章からはじまる一連の歌詞の箇所がとても印象深いです。
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
三話の歌の箇所は私としても初めての試みてしたので、そう言って頂けると嬉しいです。
第4話への応援コメント
奈月沙耶様のコメント返信欄。
>わたし、最近気づいちゃったんですよ。
ピュア系の話を書こうと思ったら、恋愛小説とかラブコメ漫画を読むんじゃない。
ラブライブの曲を聞けばいいんだ!(;゚д゚)
まさか、lager様が『ラブライブ!』をご存じとは!
『ラブライブ!サンシャイン!!』では桜内梨子ちゃんが好きです♡(→訊かれてない)
でも、キャラが立ってる堕天使ヨハネ様(津島善子ちゃん)を多用してしまいます。
ここでコメントを止めておけば、お互い幸せなのかもしれませんが。
気は進まないけれど、敢えて疑問に思った点をげしげし挙げていきます。
①美冬さんはWEB小説家?
>この人は、しがないWEB小説家の私を拾い上げ、書籍の出版にまで導いてくれた大恩ある編集者だ。
閉所恐怖症の上、乗り物酔いが酷く長距離の移動ができない私のためにわざわざ月に1、2回ほど、野を越え山を越え私の地元まで打ち合わせに来てくれている。
昨日は1本の長編を書ききったあとの初めての打ち合わせで、次回作に対する私と彼女の考えが真っ向から対立し、かなり険悪な雰囲気で別れたのだ。
カクヨムには、結構な数の書籍化作家様がおられますけれど、ここまでしてくれるイメージはまったくないですね。
この美冬さん、どれだけVIP待遇なんですかと?
カクヨムに限らず、出版社はウェブサイト作家を小説家として見ていないと思います。
それは書籍化経験者の多くがカクヨムコンに投稿していることからも伺えます。
もし、出版社がウェブサイト作家を小説家扱いしているとすれば、その作家はシリーズ累計100万部以上を売り上げているような方のはずです。
だから、美冬さんのWEB小説家の部分にまったくリアリティを感じられません。
美冬さんをWEB小説家にしたのって、カクヨム作家に歩み寄り過ぎでは?
②『雪を溶く歌』って売れる?
秋人さん作曲の『雪を溶く熱』の方はまだいいと思うのですが、美冬さんの書こうとしている『雪を溶く歌』って売れるでしょうか?
私はまったく売れそうな気がしません。
筆致企画から来た読者様は、『雪を溶く熱』というタイトルを、上手いこと美冬さんの小説に落とし込んだと思われたのかもしれませんが、肝心の内容部分で、それで売れるのかな?
さらにいえば、そういった話は既に誰かが書いているような気がします。
第3話の、高校2年の時に書かれた美冬さんの短編の方がよっぽど面白そうです。
>そいつらに、その日の晩に書き上げて投稿した短編を読ませたら全員が黙りこくった。
③別の着地が見たかったです。
第3話まではね、すっごく面白かったんですよお♪
フィギュアスケートで、素晴らしい大技を見られて、わくわくして、どんな着地が見られるんだろうと。
でもね、第4話の着地で失速した感があります。
先に述べた①②の点ですね。
①美冬さんは『WEB小説家』ではなくて『小説家』にするべきだった。
②小説の内容はぼかして、タイトルも『雪を溶く熱』に関連付けようとする必要はなかった。
担当編集者さんとのやり取りよりも、秋人さんとの思い出などとかの方が良かったかな〜?
以上です。どんな大ヒット作にだって文句言う人はいるわけで、あまり深刻に考えないで下さいね?
100人が読んで100人とも『名作だ!』なんていう作品は存在しないわけですから。
ただ、こういう読み方をする人間が存在するということは、意識の隅にでも置いておくと良いかもです。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
今後の参考にさせて頂きます。
なんというか逆説的な説明になってしまいますが、美冬はかなりの売れっ子作家です。少なくとも専業で生活できる上に編集さんにここまでさせる程度には。
そういうつもりで書いていたんですけど、やっぱり編集さんって、ここまではしてくれないですかね?
ちょっとディテールが甘かったみたいです。
あと、サンシャインは劇場版の最初のほうで互いの口調をシャッフルしてる一年生ズが好きです\(^o^)/
編集済
編集済
第2話への応援コメント
>残念ながら私の家は父系母系共にミューズに愛されていないらしく、
ミューズ! ラブライブ!(μ's)ですね♪(→違う!)
私は園田海未ちゃんが好きです♡(→訊かれてない)
>そのあたりのことは秋人も察してくれていたらしい。あいつは男子の癖に空気が読める。そうして、いつしか私たちは疎遠になっていった。
ほとぼりが冷めるまでではなくて、それからずっと疎遠になっていたのでしょうか?
前に会ったのは2年前。疎遠にはなりつつも、まだ付き合いはあったのですね。
でも、それなら何故、秋人さんは訪ねて来たのか?
ひとり暮らしの部屋(かどうかは不明ですが)に殿方を迎えいれるなんて、それなりの関係がないとおかしいですよね?
たとえば、元恋人とか元カップルとか昔恋仲にあったとか、元夫婦とか。
はっ! まさか、ウワサのソイフレ(添い寝フレンド)!?
作者からの返信
私は二期のエンディングの、猫顔でマラカス振ってる凛ちゃんが好きです。ฅ(>ω<*ฅ)
第1話への応援コメント
なんともお茶目な秋人さんですが、メジャーデビューですと!?
>嘘だ。咄嗟のことでしまい忘れただけだ。普通に恥ずかしい。
美冬さんの方も、クールで冷静を装っているものの、意外とドジっ子?
まあ、3分やそこらで、完璧にしまうなんて不可能ですよね?
秋人さんは、メジャーデビューしてしばらく東京で暮らすと伝えるだけならば、部屋の中まで入ってくる必要はないわけで。
まだ、何かあるのでしょうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
すみません、ただ、ひと目会いたかっただけです(-.-;)
美冬さんの視点オンリーで書くのを意識してたせいで、秋人くんのキャラの掘り下げがかなり甘くなってしまいました。
第4話への応援コメント
>けど、そのいつかは、いつだって今日じゃないいつかのはずだったのに。
ここ良いですね。『いつか』って便利な言葉っていうか、おそらくしばらくは実現しそうにないことに対して、出来たら良いね、の気持ちを乗せる感じというか。
でも、この『いつは』は必ず来る『いつか』ですもんね。
小説家の美冬ちゃんは、この感情になんて名をつけるんでしょう。
どんなにたくさんの難しい言葉を知っていても、案外ものすごくシンプルな単語なのかもしれませんね。
すごく素敵なお話でした。
作者からの返信
このフレーズは好評いただけたようで良かったです。
名前は……つけられないんじゃないのかな、と漠然と思います。
自分の気持ちが、名前をつけることによって固定されてしまうというか、逆に別の意味が付与されてしまうような気がして、言葉にできない、したくない、っていうのが、正直なところなのかな、などと考えていました。
素敵なお話と言っていただき、ありがとうございました
第4話への応援コメント
はじめまして!國枝といいます。
とっても良かったです。
幼馴染という設定から連想しがちな淡い恋心を中心に据えるのではなく、秋人の才能に対するリスペクトだったり憧れだったり、でもそれを認めて私とは違うから、とはしたくはなくて、必死で表現に向かい合う美冬の姿勢だったり、手段は違えど同じ場所を目指す同志、みたいな二人の関係性がとても素敵で眩しく見えました。
素敵な作品をありがとうございます!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
世の中の恋愛脳の人種にもの申したい。お一人さまで何が悪いかと!
「こんなもの、ただの創作の糧じゃないか」はわりとリアルな私の気持ちです。(笑)
そんなお話でした。
第4話への応援コメント
こんにちは。いいの すけこです。
『雪を溶く熱』を曲のタイトルに持ってきましたか。良いですね。
そして雪の描写を曲のイメージに絡めて描き出していたのも印象的で、美しかったです。
この二人の間についぞ男女の関係はなかったですが、それとはまた違ったドキドキ感がありました。
>>そのいつかは、いつだって今日じゃないいつかのはずだったのに。
これ、なんとなくわかりますね。頭の片隅で思いつつも、変化のないことを祈ってるような。
とっても素敵なお話でした!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
たまたま杉井光の『楽園ノイズ』を読んだあとだったので、自然とバンドマンの話になりました。
音楽を視覚的なイメージで表現するのが難しくて、また再挑戦したいなと思いました。
微妙なドキドキ感、お楽しみ頂けましたら幸いです
第4話への応援コメント
素敵な物語でした!
>ギターの弦を弾いているときの、まるで人が違ったみたいにぐっと大人っぽくなるあの顔は正直エロいと思う。
3話のここ、個人的にすごい共感ポイントでした。兄がバンドマンだったり、むかしギター弾きと付き合ってたこともあったりで、まわりにそういう男性が多かったもので。
雪と熱というキーワードがとても印象的に描かれていて、すごくよかったです。
美冬さんのカッコよさと愛らしさ。そして、変態っていわれるたび、いちいち慌てる秋人もかわいかったです。笑
作者からの返信
コメント&レビューありがとうございます!
お、共感して頂けますか。
そうなんですよ。ミュージシャンって表情がエロいですよね(ひどい暴言)
私のモットーは、男子はかわいく女子はかっこよく、です(^ω^)
第4話への応援コメント
『Change the reason of tears』
彼女の決意ですね。
でも、実際は決して変わることがない彼への気持ちでしょうか。
歌で世界を救うってのはマクロスシリーズを思い出しました。
あ、全然関係ないですね。
失礼しました。
作者からの返信
みなさんマクロスがお好き?
私がイメージしてたのは、『シャーマンキング』の葉くんの過去の短編エピソードだったんですよね。最後はみんな歌って仲良し、っていう。あんまり知られてないけど、好きなお話でした。