4月10日水曜日


・久々に太陽を見た気がする晴れ。

・職場から自宅の駐車場に車を止める瞬間に、ア、ガソリン入れるの忘れたと、また再出発した。

・朝は、クルミとレーズンのパン、白身焼き魚、苺、マスカット。昼は、朝と同じもの、パンの代わりに五穀米、キャベツとちくわ炒め。おやつに、こんにゃくゼリー。夜は、ポトフを食べる。執筆のお供に、デカフェ紅茶を飲む。


・Spotifyの星野さんのセレクションを聴く。

・『空気階段の踊り場』を聴く。富山で単独公演のチケットを手売りしてきたお二人。富山住みます芸人の先輩ののびさんに、手売りできる場所を手配してもらい、車も出してもらった。ちょっとだけ、手売りの様子の音声が流れたけれど、その会話もほのぼのしていて和む。赤ちゃんを連れてきたご家族との会話が良かった。でも、富山公演のチケットは余っているらしい。もっと売れて! それから、日々感じているというかたまりさんの新生児の成長について。泣き方も、だんだん変わってくると実際に声で再現してみて、そこにもぐらさんも参加したから、一瞬、赤ちゃんの泣き声の物まねしか聞こえない不思議な時間があった。


・『虎に翼』を見る。今週の火曜日まで。念願かなって、明律大学の女子部に入学した寅子。自分を含めた六十名の学生たちとこれからの学びに胸をときめかせるが、先輩の言葉、男子学生や新聞の記事などから、「女性が法律を学ぶこと」への風当たりの強さを感じてしまう。寅子以外にも、華族のお嬢様、弁護士の奥さん、朝鮮からの留学生と、すごく個性的な女学生の皆さん。門戸を広くした、新しい学校だなぁと思っていたけれど、やはり現実は厳しい。特に、校内に女子トイレが二か所しかないというのも、当時の再現かもしれないが、生々しさを感じた。こういうところ、教師が男性ばかりだと気付かれないよね……。それから、常に男装している同級生のよね。勉学以外に興味はなく、女子同士で仲良くすることも唾棄すべきと考えているような態度に、彼女のことも気になってきた。


・森緒源さんの「別れはどこにあるのかな?」を読む。

https://kakuyomu.jp/works/16817330652689196285

・「別れ」の場所について考える詩。ちょっと捻った回答の仕方に、くすりとさせられた。

・四谷軒さんの「花が咲くまで初見月。」を読む。

https://kakuyomu.jp/works/16817330652679067700

・元禄二年三月二十七日、師匠の松尾芭蕉と共に陸奥への旅に出た曾良。早速、この心待ちにしていた日を俳句にしようとするが、最初の五文字が思いつかない。歴史に名を遺す俳人・松尾芭蕉の代表作『奥の細道』、その始まりの瞬間を、弟子の曾良の目線で描く歴史短編小説。2022年度の同題異話参加作品にして、「問えば響く君の答え」の「別れはどこにあるのかな?」への参加作品。私もどちらの企画にも参加していたけれど、これらを組み合わせようとすら思わなかった。しかも、「花が咲くまで初見月。」が、七音と五音で組み合わされているとも思わなかった。いやはや。教科書に載っている『奥の細道』で、曾良のことも有名だけど、実際どんな人だったのかはよく知らない。『ギャグマンガ日和』のキャラの方を想像する人も多いかもしれない。でも、偉大なる師の元で、等身大に悩みながら句作していたと考えると、結構身近に感じられる。師匠としての芭蕉の姿も印象的だった。弟子目線の芭蕉は、芥川の『枯野抄』で描かれていたけれど(若干うろ覚えだが)、弟子がたくさんいたから、相当慕われていた人なんだろうなぁと。

・『きいろいゾウ』を読む。「第二章 よがあけるまで」まで。ツマとムコの田舎暮らしも、秋に突入した。ご近所に住んでいる老夫婦、駒井さんの家に、不登校中の孫・大地君が滞在してから、二人の生活の風景も変わってくる。登場人物が結構増えた章だけど、波乱も少なく、ほのぼのしている。もう、何にも起きないデートは、前にも書いたけれど。大地君の悩みに、ツマが答えようとするシーンが白眉。子供だからと、上から目線でなんとでもいえてしまえるようなもんだけど、ツマは自分の経験も踏まえて、真摯に答えようとする。ともすればガサツなツマの言動ではあるけれど、それでもみんなが心を開いてくれるのは、ツマ自身も心を開いて、相手と平等に向き合っているからかもしれない。


・『感想魔はかく語りき。』に『黄金旅程』の感想をアップする。

https://kakuyomu.jp/works/16817330652803072715/episodes/16818023213731458158

・少しだけ書くつもりが、興が乗り、最後まで書き上げていた。ギリギリ支離滅裂になっていないとは思いたい。


















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