秋人への応援コメント
企画にご参加頂きましてありがとうございます。
筆致上のルールを整理されるとより読みやすくなりそうです。
・感嘆符の直後は「全角空白」を入れる
▶「秋人。久しぶりだね! 大きくなったね。」
・「…」は二個つなげて使う
→出版業界の通例です。仮に書籍化されるなら修正されると思います。
・「」内の末尾の「。」「、」は一般的にはトル
→スタイルによってはアリです。こちらは好みの問題ですが、トル方が多数です
また表現や語彙に工夫があると良いと思いました。
・多くの文頭が人名から始まる
▶「美冬は――」「秋人は――」
また冒頭の数行は無くてもよい気がしました。山に入っていく様子や美冬のキャラクターが魅力なので、背景説明はあとあと織り込むぐらいで丁度良い気がしました。
また後編を読みに参ります。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
筆致の初歩的なところから丁寧に教えて頂きありがとうございます。
早速修正させて頂きます。
確かに人名からの文が多いですね。他の方の文章を参考にしつつ、考えていきたいです。
背景説明を自然と中に埋め込めずこのようなスタイルになっていますがこれもいつになるかわかりませんが改良しようと思います。
企画に参加させて頂いた中で多くの学びがあり、ありがたいです。
美冬への応援コメント
こんにちは。企画から参りました薮坂です。
これは本当に、切ないけれど温かさを感じるお話ですね!
「この雨は止められない」ってセリフがものすごくいい。響きますね、素晴らしいと思います。秋人は美冬にまた会いに来るのか。会いに来てくれたらきっと、また新たな物語が始まる。そんな予感がする、悲しい別れですけど次の希望があるように感じました。
とても良いお話でした!
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます!
響くと言って頂いて嬉しいです。
新たな物語は考えますが、どうも雰囲気をぶち壊してしまいそうなので、このままにしておく予定です。先に希望を感じです頂けてよかったです。
美冬への応援コメント
シンプルでいて大変美しい物語だと思いました。
これは蛇足かもしれませんが、
美冬が何故美冬なのか。
秋人が名付けたので良いのではと思いました。
それと、美冬とその村の関係性ですね。
人間が社を建てたのでしょうから、何か必要でしょう。
例えば水神のような存在であったとか。
美冬を奉ることで水害から村を守ったとか。
それならば、雪が雨に変わった件は納得がいきます。
他にも、豊穣の神とか、今はやりのアマビエのような疫病退散の神であったとか。
恐らく、人間よりも先に存在していた美冬の所に人間が来た。そして関係性が生まれたと思うのです。
全部説明する必要はないと思いますが、その辺がストーリーに滲み出てくればもっと良くなると思いました。
これはあくまでも個人の感想なので、適当に聞き流してもらえれば。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
美冬の名前を秋人が付けた。素敵ですね。その案もらってしまおうかしら。
村と美冬の関係性について。二人の結びつきに焦点を当てたかったので他を極力薄く書きたかったのですが、薄すぎて美冬の存在自体が希薄になってしまったでしょうか。
ご指摘ありがとうございます。
編集済
美冬への応援コメント
企画から来ました!
前編と後編で視点の変わる構成が面白いと思いました。
最初、芥川龍之介の「藪の中」にも似た描き方のように思いましたが、違いました。
各々の主張が謎を呼ぶのではなく、読み進めるうち秋人と美冬、二人のリンクした情感を確かめられる優しいお話しだと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「藪の中」みたいな複雑なことはとてもできません。
片方の視点だと話の奥行きだせないと思ってのこの構成です。
コメント残せていませんでしたが、D・Ghost works様の作品の情景描写とても参考になりました。
レビューもありがとうございました!身に余るような素敵なレビューを頂けて嬉しいです。
美冬への応援コメント
企画から来ました。
秋人と美冬のパートをわけた少ししんみりする優しい物語でした。
ストーリーラインも綺麗です。
あくまで私の感想で指摘という程のものでもないのですが、綺麗なストーリーが全体の説明的な文章のせいで生かし切れていないかなぁと思いました。
たとえば森の描写をはさんだ上で、木々に話しかける美冬を描けば、『ここは美冬一人しかいないので、言葉はすべて独り言だ。』の文はなくても成立します。
説明的な文章だと抑揚がつけにくく、物語全体が淡々とした雰囲気になっていると思いました。
これがふたりの物語ではなく、万之葉様が誰かに言い聞かせる物語としてこの作品を書いたのでしたらそれは成功しているのかもしれません。
あくまでわたしの感想なので気にしないでくださいね。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そして、ご指摘ありがとうございます。
“ここは美冬一人しかいないので、言葉はすべて独り言だ。”
確かになくても成立しますね。
淡々とした文章になってるなぁとは自分で読みつつ感じてはいました。文章の抑揚難しいです。
まだまだ修行が足りません。
いろいろな人の物語を読みつつ、いろいろな話を書きつつ、作品の精度を上げていければと思います。
美冬への応援コメント
後半の、美冬の視点のパートが印象的です。あどけない女の子としてのカミさまの心情に寄り添った文章が、ほとんど人間と変わらないものとしてえがかれていて、それが自然描写をやさしいものにしている気がします。心地よいアニミズムの世界観です。
自らを「そうするために存在するもの」と認識する美冬のレギュレーションと、企画作品という物語のレギュレーションが、なんとなくリンクしているような気がして面白かったです。すぐに寂しがってしまう美冬が、これからも寂しくなりすぎないことを願います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
人間とは異なる存在であっても、人と交わることで人間らしい感情が得られるのではという思いで書いてみました。それが美冬にとって良いことなのかはわかりませんが。
レギュレーションのリンク、思っていなかった視点です。
美冬がどうしたら寂しくなくなるか考えていたらものすごく壮大な話が出来上がったので、いつか書くかもしれません…いつになるかわかりませんが。
編集済
美冬への応援コメント
企画から来ました。
ひねりのないやさしいストーリーでした。少し起伏が少なすぎる気がしないでもないですが、これはこれで一つのお話として成り立っているからいいかなと思います。
ちょっと気になったのは、冒頭の秋人視点のモノローグです。視点が混乱しますよね。全部三人称でもいいかなと思いました。
追記
ああ、よくなりましたね。とても読みやすいいい文章だと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
モノローグの視点についてのご指摘、ありがとうございます。すぐには直せないかもしれませんが、再考してみます。
〉再考してすべて三人称に改稿しました。
ありがとうございました。
美冬への応援コメント
拝読させていただきました。
土地神さまの少女と男の子の物語、という解釈でいいんでしょうか?
なんとも切ない雰囲気が全体を覆っている物語ですね。
秋人くんは、これからどこに行くのでしょう。
そして、もう戻ってはこないつもりかな?
美冬の寂しさも感じているのなら、いつか再び会いに行ってあげてほしいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
はい。土地神の少女(といってもだいぶ長生き)、と少年のお話です。
秋人さんどうするかなぁ。きっといつか会いに行ってくれると思います。
後日譚もぼんやり考えているのですが、纏まらない気もしますし、このままの方がスッキリして良いかと思ってます。
美冬への応援コメント
切なくても暖かさを感じました。人間には目まぐるしい日常があるけれど、美冬にはずっと同じ風景が横たわっています。心は重なっても埋められないものがある切なさが見えました。雪の情景もすごく伝わってきて美しかったです。