始まりから終わりまでに、すうっと雪の色が変わっていくように見えました。雪を描くいうのは私の中でなんとなく、情景を彩る装飾のような、そういうイメージを持っていたのですが、この作品のように命が宿った雪(表現が正しいのかはわかりませんが……)を「読む」のはとても久しぶりです。良い作品だと思いました。