話としては文化やそれに伴う産業とかを巻き込んだ宇宙戦争なのだが、徹底して食文明にフォーカスした結果としてギャグが成立している。
「時代を重ねれば些細な文章も文献の一つになってしまう」なんていう与太話はたまに目にするところではありますが、それのスケールも銀河を2分するほどになるとシュールさが倍々と大きくなってしまう。
ところどころで使われる言葉選びに現代食文化が垣間見えるものの、そのチョイスの偏り(日本国内のチェーン店だろ!)には脱力してしまう。
作者お得意のボーイミーツガールもしっかり含まれている。そこら辺でのやりとりもお国柄に則って行われるので必見。