女神の加護を受けて転生した主人公のヒルネ。彼女が将来ののんびり居眠りスローライフのために頑張る物語。社畜、過労死、女神様、幼女転生、強面の後見人、かわいいメイド、ツンデレツインテール、常識外れの行動、愛され、優しい世界。簡単に要素だけ抜き取るとこんな感じです。基本的にはよくある愛され主人公な小説ですが、イケメン逆ハーや俺様王子等の痛いキャラは出てきません。
主人公はマイペースでおねむな女神みたいな見た目の少女。女神の加護のおかげか類い稀な聖魔法の力を持っています。彼女が前世の影響か、だらだらライフを目指して居眠りしながら頑張る姿がとても可愛い話です。
優しい世界観のようで教会や宗教といえばドロドロとしたやり取りな印象ですが、この作品ではそのようなものはなく主人公に毒気を抜かれている感じです。その辺りで逆に違和感が出てくるかもしれませんが、あまり深いことは考えずに読みましょう。
主人公は始め8歳です。作品中で成長しても10歳程で、周りのキャラクターも同い年くらいです。それにしては言動が大人びているのでここもひっかかる点ではあります。主人公の年齢が高すぎると理性的な雰囲気を出さないといけなくなるので、そことの兼ね合いから8歳位なのかなと思います。
作者はラノベのエリィ・ゴールデンや漫画パリピ孔明の原作を手がけている四葉夕ト様。他にもカクヨムで多くの作品を発表されているのでどうぞ。本作品は連載中で更新が楽しみです。今のところ20万文字程なので単行本一冊ちょっとという感じなのでサクッと読めてしまうでしょう。
書こう、書こうと思ってこの作品ページに来てなんども癒やされ、ほっこりして、眠たくなり(いい意味です)、そのままになってしまっていました(言い訳)。今日ようやく……ここにたどり着くことができました。
可愛くて、眠ることが大好きな眠り姫(?)こと聖女様、ヒルネ。
上部にも記載したようにヒルネの性格、周りで起こっていく様々な出来事には癒やされ、ほっこりして、眠たくなります。
何度も何度も私自身読み直しました。
特に、聖女の試練のシーンは大好きです。ヒルネのところから光が溢れた瞬間は私も思わず嬉しくて泣きそうに……
このままだらだらと書いていたら、永遠に書けそうなのでこのあたりで留めておいて、皆様には是非この作品を読まれることをおすすめします。ヒルネちゃんを見ないなんて絶対に損です!!