2章:売春少女感染事件

2.1. 『ジェニィ』

 あたいは猫だけど名前はある。

 マリーっていうの。

 他の名前もたくさんあるけどね。あたいは可愛いし、頭も良い上に気がきくから、たくさんの人間から勝手に愛されちゃうの。人間ってのは独占欲が強いから、自分勝手に名前をつけたがるもの。タマ、ミャオ、キティにチャオ、エトセトラ。

 そんな、その他多数のかりそめのご主人たちには心苦しいのだけど、あたいの最愛はただ一人。人間なのに聡明という不思議な彼女は、あたいのことをマリーって呼ぶ。だから、あたいの本名はマリーなの。


 今日の月はまんまるね。


 ふと、視線を降ろすと向こうの駐車場で猫たちが数匹、お腹を見せあって寝そべっていた。地元猫の集会だろう。猫社会の作法によると、集会ではのべ〜とのんびりするのが良いとされる。でも、よそ者が近づいてきたなら話は別だ。さっきまで、くつろいでいた何匹が頭だけをもたげてこちらをじっとにらみを効かせてきた。

 ごめんあそばせ。ここらの猫じゃないの。お気になさらず。

 ぷいっと視線を外して前に進む。

 自慢の長い尻尾をゆらし、塀の上を渡り歩いているところで、あたいの共有脳に通信が入った。


(マリー、そろそろでしょうか)


 あたいのご主人には珍しく、やけにソワソワしている。人間と猫の脳は完全には共感できないけれど、付き合いも長くなると猫には霊感が宿るの。

 すんすん、ふむ。まるで発情したメスの匂い。


(もう少しよ。焦らないでちょうだい。いつものクールなアーちゃんはどうしたのかしら)


 私のアーちゃん——人間同士ではアルナナなんて呼ばれているようだけど、とりあえず、いつもは老猫のように落ち着いている彼女が、母猫に連れられての集会に参加した子猫のようにソワソワしている。

 いつものお仕事なら、こんなに話しかけてこない。アーちゃんは人間なのに猫の作法を心得えている。一度まかせた仕事を、不安だからといって後からつつくような真似は絶対にしなかったのに。

 そんなことを考えながら目を細めると、目的のアパートが見えてきた。


(あれかしら? アーちゃん、確認して)

(視界、もらいます)

(どうぞどうぞ)


 この世にいるすべての猫は特別だけれど、あたいはその中でもっと特別だ。検疫猫に選ばれるくらい優秀で、頭に埋め込まれた共有脳で人間と話すことができる。それだけでなく、あたいの見ているものや匂いだって共有できるのよ。


(さすがに、マリーの目は夜でもよく見えますね)


 ふん、と鼻をならす。


(それで、あれがあの男のハウスかしら?)


 家と呼ぶには、ずいぶんとボロっちいアパートだけど……。


(少々待ってください。マリーの目は赤色が認識できないから補正しないと……)


 夜になると役立たずになる人間の目には、赤という色が見えるらしい。夜の世界が見えることの方が、ずっと大切だと思うのだけど。


(ええ、一致しました。間違いなくバクバさんのアパートです)

(あれが?)


 いかにも甲斐性が無さそうな男の住処ですけども……。


(二階の右端にある部屋がそうです)

(そう。まっ、まずは侵入しますか)


 塀をつたい、屋根に飛び乗って、バクバとかいう男の部屋の窓へと近づく。明かりがカーテンのすき間からこぼれている。ちょうど、中にいるらしい。さてさて、どんな人間だろう。アーちゃんの発情期ボタンを押した野郎は。

 窓の枠に飛び乗り、ガラスをカリカリと引っ掻いて、にゃーぅ、と低く喉を鳴らす。後は、尻尾を垂らして座って待つ。何事もがっついてはダメだ。獲物がネズミだろうが人間だろうが辛抱が肝心なの。

 ……よし。ひっかかったわね。

 窓のカーテンがゆっくりと横にずれて男が顔を覗かせた。どこでもいるような、うだつの上がらない顔つきで「おぉ、猫だ」とつぶやいた。


(こいつが?)とアーちゃんに確認する。

(ええ、バクバさんです)

(なんというか、とっても微妙ね)

(どうしました?)


 あたいのアーちゃんとは釣り合っていない。アーちゃんがうっすらと血が残る生レバーだとすれば、こいつは乾き物のキャットフードだ。あたいがたまに捕まえるゴキブリやネズミよりも劣る。


「飼い猫かな」と男が顎の下に手を差し入れた。「立派な首輪だ」


 無礼者! と肉球でぺちっと男の手を払う。


「うわっ、ごめんごめん」


 と、男はすぐに手を引っ込めた。

 ふん、まったく、次にあたいの許可もなく触ろうとしたら爪を立てるわよ。この男は猫の作法をしつけられていない。にぁーぅ、と低く喉を鳴らして男に警告をする。


「そんなに怒るなよ」


 男は引き下がった。

 よろしい。鼻をつんと上に向けて部屋の中に降り立った。足元からふわぁと草の匂いが立ちこめた。床がたたみだった。ふむふむ、どれどれ、ガリっと爪をたてる。うん、いい感じ。これは爪とぎがはかどるわ。

 後で思いっきりガリガリしてやろう、と部屋の中を見渡す。あたりには本がうずたかく積まれており、壁一面は本棚がびっちりと並んでいた。あの本の山を足場にして、本棚の上に登ると良い運動になりそうだ。


(部屋の中は悪くないわね)

(ええ、本の森です)


 アーちゃんがなぜか得意げに、らしくもないポエティなことをつぶやいた。たしかに本ばかりだが、猫的には森というよりも岩場に見える。積まれた本なんて、飛び回るのにいい足場になるだろう。


「まぁ、ゆっくりしていってよ」


 男はそう言って窓をあけたまま、向こうの台所へといく。しばらくすると両手に皿や牛乳パックを抱えて戻ってくる。

 あら、おもてなし? 意外にわきまえているじゃないの。


「ツナ缶しかなかった」


 ツナ缶って?


(マグロやカツオの缶詰らしいですよ。私も食べたことはありませんが)と、検索したらしいアーちゃんが教えてくれる。

(お魚か)


 あんまり好きじゃないのよね、お魚。お肉はないの?


「あっ、猫ってツナ缶は大丈夫だっけ?」と皿をちゃぶ台に並べながら、何やらつぶやきはじめた。「え〜と、前に猫の本を買ったはず」

 頭を書きながら、男は本棚をさぐり「あった」と何冊かつかみ出した。


 まぁ。


 このあたいがお行儀良くお座りをして待ってあげているのに、この男ときたら私を無視して本を読み始めた。無礼な奴だ。何を読んでいるんだと表紙を見上げると『猫にウケる飼い方』と書いてあった。

 ほう、あたいに媚びを売つもり? でも、買い手のつかない男には値段もつかないのよ。


「流石にピンポイントでツナ缶は書いてないか」

 男ははぁとため息をついて本を閉じる。

「まぁ、いけるでしょ。猫は魚をくわえて逃げるもの、って昔から言うし」


 などと猫にとても失礼な決めつけをして、ツナ缶とやらを開けて皿に盛りはじめた。


(マリー、ちなみにですが)とアーちゃん。(ツナ缶の原材料である青魚には不飽和脂肪酸が多く含まれるため、猫の場合は黄色脂肪症イエローファットを発症する危険性があります。お腹の中で脂肪のしこりができ、歩くたびに痛みがあります)

(むむっ)


 てらりと油で艶めく、細切れの魚肉が目の前に盛られていた。

 おそるおそる、ぺろっとなめてみる。うん、悪くない。オイリーだし、ぴりっと塩がきいている。一口くらいなら。


(マリー! 聞いていましたか?)

(あっ、はい)

「あれ、食べないの?」


 た、食べ……られません。


(ねぇアーちゃん、ミルクは問題ないわよね)

(ええ。あまり多いと下痢になるかもしれませんが)

 最愛の主人の、わりと多い欠点の一つは、食事管理がとても厳しいところだった。

(まぁ、ゲリピーくらいなら)


 ツナの皿はぷいっとあきらめて、ミルクをなめる。う〜ん、デリシャス。たまにはこういう生臭いのいいわね。いつものダミーフードで猫まっしぐらな味覚記憶も好きだけどね。

 ちなみに、猫向けの味覚記憶なんてこの世にはないから、アーちゃんがあたいのためにコーディングしてくれた手作りだ。


「おっ、牛乳は飲んでくれたか」

 男は私が残したツナを手でつまんで口にいれ、ビール缶をプシュッと開けた。

「さてさて、猫がいる夜。こんな日は何を読むべきか」


 あたいが侵入した窓は開け放ったままで、そこから涼しい風が吹き込んでくる。夏の終わりを告げる夜風があたいのヒゲをゆらした。

 男は持って来た本を次々に取り出していく。


「『我が輩は猫である』もいいけれど。どちらかというと、気分は洋書だな。お前、外国のバタくさい感じがする猫だし」

 バタくさい? それって褒めているの?

「と、なるとポール・ギャリコかなぁ。『ジェニィ』か『猫語の教科書』か……。う〜ん。よし、『ジェニィ』に決めた」


 そう宣言した男は、右手にビール、左手に本、あたいの横に腰を降ろして、読みふけり出した。


(ジェニィ?)

(多分、小説ですよ)

(それくらいは分かるわ)


 じっと見ると、その表紙には猫のイラストにジェニィとポール・ギャリコというカタカナが書かれている。あれがその小説だろう。


(聞きたいのは、どうしてあたいがここにいるのに、本なんか読んでいるのか、ってこと。普通ならあたいにかまってもらいたくて、躍起になるべきじゃないのかしら?)

(バクバさんはそういう人ですよ。それに、今回は監視だけですから)


 確かに監視も検疫動物のお仕事だ。でも、普通は潜在トロルが相手でこの男は脳無し。しかも免疫屋だ。それなのにアーちゃんがあたいに監視を依頼した理由は……。


(本当にこんな男がカタリって奴と密通しているの? そいつ、保健省でも大注目の大物のトロルらしいじゃない)

(それを確かめるための監視です)

(ふ〜ん)


 疑いの目を男に向けてみる。おっさんが半笑いを浮かべながら本にかじりついていた。その絵面えずらはちょっとキモい。

 それに、こうも無視されては猫としては面白くはない。てけてけと近寄って、ぴょんと膝の上に飛び乗ってやった。


「おっ」

 と、男がビールを少しこぼす。それがひげを濡らしたが、かまわず膝の上にお尻を落とした。

「おお〜」


 男はビール缶をちゃぶ台に置き、そぉ〜とあたいの頭に手を伸ばしてくる。その手が耳先に触れた瞬間。

 かぷっ、と警告の一噛みをくれてやった。


「え〜、そっちから来たのに」


 落胆のため息がする。

 これでよし。今のでこの頭の悪そうな男でも学んだだろう。人間と猫が遊ぶのではなく、猫が人間をもて遊ぶのだ。ましてや、猫を無視して本を読むなど許されることではない。

 それでも男はページをめくろうとするので、ぺしっ、と前足でページを抑える。


「しかも、邪魔するし」と男は笑った。

(マリー、何をしているのですか?)

(こうやって男をしつけているの。アーちゃんも参考にしなさい。男ってのは愚かで、女は猫に似ているの。だから学ぶべきこともあるわよ)

(そうなんですか)

(間違いないわ)


 そうやって、三回に一回くらい、ページをめくるのを邪魔して遊んでやっていると、ふと本の文字が目に入ってきた。どうやら主人公は猫になった男の子らしい。人間の文字くらい読めなくはないけれど、ちょっと頭が疲れる……。


(アーちゃん)

(なんですか)

(暇だわ。読んでよ)

(……はぁ、分かりました。最近、小説をよく読むので)

(あら、それは知らなかったわ)


 アーちゃんとはずっと一緒だったけど、そんな趣味なんてなかったはずだ。もしかして、この男の影響かしら? ますます心配になってくる。

 そんな心配をよそに、頭の中でアーちゃんの落ち着いた声が小説を読み上げはじめた。


 猫好きの少年ピーターは突然、猫に変身してしまう。家から追い出され、厳しい野良猫社会でぼろぼろになっていたところを、優しくもしたたかなメス猫ジェニィに助けられる。ジェニィの指導のもとで、ピーターは徐々に猫社会で生き延びる術を学んでいくが……。


(ふ〜ん、なかなかリアルね)

(これは男の子が猫に変身するファンタジーですが)

(そうじゃなくて。例えば、ジェニィが毛づくろいをピーターに教えるところとか。『疑いが起きたら、毛づくろいをせよ』はまさにその通りね。どんな大変なことが起きたとしても、毛づくろいをしたらいつの間にか解決できるものなのよ。もしかしたら、猫がこの小説を書いたのかしら)

(いえ、ポール・ギャリコは人間のようですよ)

(分からないわよ。もしかしたら、猫が化けていたのかも)

(まさか)

(ほらほら、ページがめくられちゃう。あたいが邪魔するから、さっさと残りを読んで)

(はいはい)


 そんな感じで、男のページめくりを邪魔しつつ、男に頭をなでさせている間にアーちゃんが急いで続きを読み上げる。

 なかなか悪くない夜だわ。窓から涼しい風が吹き込む本の岩場で、アーちゃんが読み上げる猫の冒険小説に耳を傾ける。男の不器用な手つきでなでられるのが玉に傷だけど。


 トン、トン、トン。


 そんな静けさを叩き壊すノックの音がした。


「おや、誰だろう」と男が腰をあげ「はーい」と答えた。

(マリー)


 アーちゃんの指示を待つまでもなく、本の山をジャンプ台にして、そこらの本棚の上へと駆け上がる。そして、ドアのほうをじっと様子をうかがった。


(誰でしょうか?)

(さて、ね)と口の周りを舐める。(いきなり、目的のカタリだとしたら、運が良すぎるけど)


 男が靴をはいて、ドアノブに手をかけた。


「はい、どちら様で……」

(あちゃ、)と思わず犬のように舌を出してしまった。


 ——女だ。しかも小娘。


 人間年齢で十五歳くらいのメスだ。細っこくて背が低い。彼女は目尻と口を糸で引っ張ったような見事な笑顔を作っていた。

 それでピーンと直感が走る。

 この娘、相当な猫かぶりだ。猫のあたいが言うのだから間違いない。


「お久しぶりですね」


 と小娘は猫の毛も逆立つ猫なで声をだした。


「君は……」

「ひどーい。忘れちゃったの?」

「えっと」と男は頭の後ろをかいた。「……あれ、もしかして、カタリくんと一緒にいた? マンガ喫茶で」


 耳がピンとたつ。カタリの名前が出た。


(アーちゃん)

(私の記憶とも照合しました。前の事件でカタリと直結していた少女です)

(人前で脳直結? 相当なあばずれね)


 ますます目を細めて小娘を観察する。あの猫かぶりの中身は虎に違いない。こんな脳無しの男なんてイチコロでペロリだろう。

 まぁ、この男に食べる価値があるのか微妙だけどね。


「前にお会いしたのはカタリと一緒、マンガ喫茶でしたね。ハンターさん」

「やっぱり、あの時の」

「これ、カタリからの手紙です。あなたに渡して、って言われたの」


 小娘は封筒を差し出した。


「今どき手紙かぁ」と受け取ると「あの子らしいな」と封を切った。

(マリー、中身を覗いて)

(分かってるわよ)


 本棚から、ぱっと飛び降りるなり、男をめがけて一直線。そのまま背中を駆け上がって肩の上に乗る。


「わっ、痛い」

「猫?」

「こいつ、すごい甘えん坊なんだよ」


 その間違った認識をしつけ直してやるのは後だ。急いで手紙の中身を覗きこんで共有脳に保存する。そこにはこんなことが書いてあった。


 トロルハンターさんへ。

 やぁ、お久しぶりですね。あなたに狩られてしまったカタリです。この手紙をバクバさんが読んでいる頃には、僕たちは壁の外で気ままに暮らしているでしょう。バクバさんはきっとさびしがっているに違いない。かわいそうに、ご愁傷様です。

 きっと塵芥ちりあくたのごとく降り積もる話もあるでしょうが、それはまた今度。手紙の良いところは、一方的にこちらの言い分を伝えられることですから。

 さて、閑話休題と書いて、それはさておき。

 バクバさんに依頼です。その娘を救ってください。

 実は、本当は僕が彼女を助けるつもりでした。だけど、誰かさんのせいで、壁の外に追いやられてしまいました。責任を感じたでしょ? なんと、とんでもない薄情者ですね。

 そんな厚顔無恥こうがんむちなハンターは、どんな依頼も報酬金次第と相場が決まっています。本当にいやしい人ですね。分かりましたよ。相応のものを用意しましょう。例えば、お腹一杯の白いご飯とか? 昔なら七人の凄腕の用心棒を雇えたらしいですよ。

 あなたは脳無しですから、もう一度繰り返しますね。

「その娘を救ってください」

 よろしく、つつがなく、あなかしこ。ばいばい。




——以降は書籍引用——

 ここでは物語に登場した書籍について敬意と感謝をこめて引用します。しかし、引用文も含めた本文の文責は作者である舛本つたなにあります。


▼『猫にウケる飼い方』(服部幸。ワニブックスPLUS新書)

 猫の専門医による猫を愛でるための飼い方Tipsです。猫好きと動物医療の両方の視点から猫を飼う上で認識しておくべき注意点がまとまっています。猫を飼い始める前には是非、ご一読を。


▼『ジェニィ』(ポール・ギャリコ。新潮文庫)

 ポール・ギャリコは猫好きの小説家で、猫を題材にした小説をいくつか書いています。彼の猫小説の代表作の一つが本作。ある日、猫に変身してしまった男の子が、ジェニィというメス猫に導かれて猫社会を冒険する物語。

 あの有名なゲーム『メタルギアソリッド』の小島秀夫監督が『創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち』で紹介した小説。メタルギアの人気キャラクターである厳しくも包容力のある女性ザ・ボスは、このジェニィの影響を受けているそうです。


▼『猫語の教科書』(ポール・ギャリコ。ちくま文庫)

 同じくポール・ギャリコの猫小説。個人的には猫小説としてはこの本がもっとも優れていると思いました。ジェニィは少年小説ジュブナイルとして側面があるのに対して、こちらは完全に猫小説です。この小説では、先輩猫が後輩の猫へ人間の飼いならし方を教える、という形式で語られます。そこが面白い。

 本作で登場する検疫猫マリーは、この猫語の教科書の主人公がモデルになっています。小島監督がジェニィに影響を受けたように、私は猫語の教科書に影響を受けてしまいました。

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