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1.7. 『嫌われる勇気』」への応援コメント


  • 編集済

    書物の破壊の世界史、という本がありまして
    現代になっても行われている歴史ある
    焚書と呼ばれる人類の祭典についての本があるので興味があればどうぞです
    といっても中東で災禍に見舞われた著者の手はアジア圏まで伸びなかったみたいで極東島国の話は無いけど

    ところで、自由どころか人権すらない
    との記述が見られますが2020年的視点から見ると凄い違和感を与えてきて良いですね
    現代的な視点だと自由とは基本的人権に含まれる人権そのものですが、つまりこの世界では人権から自由を抽出し別のものとして扱っているんですね
    自由に対する認識が今より後退してるなら社会契約論とか焚書されてそう
    マルクスの言う、個人とは社会の前から存在していたのではなく社会の成熟、中世社会の崩壊により立ち現れたものである
    すら焚書されて実質中世社会に戻ってるのかしら、想像が膨らんでいいですね。
    続きも期待してます

    作者からの返信

    >書物の破壊の世界史、という本がありまして

    さっそく、買ってみました。
    積んだ本に載せているので、どこかのルーティンで読み始めると思います。

    >現代的な視点だと自由とは基本的人権に含まれる人権そのものですが、つまりこの世界では人権から自由を抽出し別のものとして扱っているんですね

    この世界設定では、「自由=人権」ではなく「自由 not in 人権」ですね。

    >自由に対する認識が今より後退してるなら社会契約論とか焚書されてそう
    >マルクスの言う、個人とは社会の前から存在していたのではなく社会の成熟、中世社会の崩壊により立ち現れたものである
    >すら焚書されて実質中世社会に戻ってるのかしら、想像が膨らんでいいでね。

    ここの議論は非常に面白いので、本当は本物語の中で問いかけがあってもいいくらいですね。
    そこを真剣に書こうとすれば、、、また本をたくさん読まないといけない(汗)
    あげていただいた「社会契約論」とかマルクスとかは勉強できていないので、入門書から読んでいかないとダメですね。

    不勉強の状態ですが、「人権」と呼ばれる言葉はまだ若く、民主主義の変遷にともなって微妙に変化し続けていると想像しています。
    先のコロナウイルスにおける各国の対応についても、欧米由来の「自由」という概念に囚われない中国では、感染抑制という結果については良好でした。
    まだ、結論をだすには時期尚早ですが、仮に「自由」を統制したほうが良いとされた世界では、「人権」という言葉から「自由」を抽出してしまっているのでしょう。

    書いている本人である私も、気がつかなかったけど(笑)