応援コメント

第30章 不協和音」への応援コメント


  • 編集済

    こんにちは。

    ローゼル……妹を自殺においやった事に悪びれず。そのうちに地獄に堕ちますよ……。

    「追い落としたい当人に、その計略の許可を取り付けねばならないなど、これほど馬鹿げた話もない。」
    本当ですね。┐(´д`)┌ヤレヤレ

    リリー卿は暴走しそうですね……。

    作者からの返信

    こんばんは。

    そうですね、ローゼルの所業は地獄に堕ちても当然と言えますが、彼自身は正しい道を進もうとしたのを妹に邪魔された、という感覚でしかないので、悪いことをしたつもりすら無いのでした。

    「追い落としたい当人に~」は、ヴィーもそれを狙ってあのような手段を取ったわけで、ローゼルからしてみれば本当に許すまじき暴挙です。

    リリー卿は、自分は主犯ではないという意識のまま一番の窮地に立たされてしまったので、ちょっと何をやらかすか分からない雰囲気ですね……。

  • こんにちは。
    ここまで読み応えたっぷりでした!
    王族・貴族たちがしのぎを削る陰謀と策士たちの暗躍、運命に翻弄される者たちの悲喜こもごも、そして荘重で迷宮のような舞台背景。
    智慧のある者が智慧の足りない者に振り回される皮肉に憤慨したり、騎士や従者たちの面目躍如たる活躍が堪能できたり。
    なにより人物それぞれが魅力的で、主役ふたりはもちろん、彼の理解者たち、悪役や小者にまで魅せられました。
    この先も楽しみにしています!

    作者からの返信

    こんにちは。
    世界各地の文化や歴史に造詣の深い久里様のお目には、架空の舞台とは言えさぞや拙く映るのでは……などと緊張しつつ、ここまでお読みくださり、また星評価までありがとうございます。
    主人公たちを取り巻く、諸々の登場人物に至るまで魅力を感じていただけたとのこと、本当に嬉しいです。
    大変マイペースに書いている物語ですが、この先もゆるりとお付き合いいただけましたら幸いです!

  • 切りのいい第30章にして、いろいろ繋がってまいりましたね!

    『アドベントカレンダー2023 〜親愛なる我が従弟殿へ〜』を拝読したあと、29, 30話と続けて読むと、ヴィーが抱えているものの大きさや、登場人物たちのしがらみをより感じ、また違った印象を受けました。

    今回は私利私欲のために暗躍する彼らの対話でしたが、ディルにとって不穏なものになりそうで……どうかヴィーが守ってくれますように。ディルが心配でなりません。

    作者からの返信

    ちょうど30章で、ようやく別サイドから見るヴィーの立場を語ることができました!

    仰るとおり、アドベントカレンダーは29、30章とかなり密接な内容だったのでした。アドベントはどちらも読んでくださっている方により楽しんでいただけるように……と思って書きましたので、そう仰っていただけて嬉しいです。

    ディルが彼らにとって特大の地雷を踏んでいるのは覆せない事実なので、生きていて、しかも敵の許にいるとなれば……邪魔に思われるのは避けられないことなのですよね。

    引き続き、この先の彼らを見守っていただけたらと思います。

  • 登場する騎士みんな主君に振り回されがちなのにニコニコしてしまいました。それぞれの有能無能さはさておき、側近を見極める目はあるのだなあという。マダーも苦労しますね……。

    改めて前話を読み直してからこちらに進んだのですが、ヴィーの薄氷を踏むようなあのセリフ、やっぱりすごく心に突き刺さりました。改めて、ディルがその彼の支えとなってくれると良いなあ、と思っていたところにそしてここにきてリリー男爵の登場!

    ようやく落ち着くかに見えたディルの身辺がまた気になってきました。リエール卿やヴィーがついているから安心、とはいえないのが心配なところですが、一難去ってまた一難、この先も楽しみにしています〜!

    作者からの返信

    拙作の騎士、なぜかどこの家中も中間管理職のような苦労を強いられています。主人の貴族たちがいいように使いすぎ?
    その中でもマダーは主人のローゼルと以心伝心という関係ではないので、裏で一番苦労しているかもしれません。地味に。
    ローゼルがマダーを側に置いているのは奇跡的に正しい判断と言えそうですね。先代の急死で突然家督を継いだこともあり、古株の彼に頼っている部分は多いと思います。

    前話のヴィーのあの科白は、やはり彼の中で消化しきれない想いが詰まっているのですよね。
    裏で何やら動きつつ、またふたり(三人?)の方にも話が戻っていきますので、続きをどうぞお待ちくださいませ!

  • 少々思慮が浅い人たちの密談集に見えて仕方がない(笑)
    『封蝋を消す』の言葉にドキリとしましたけど、マダーのフォローにひと安心。したものの、ヴィーに頭を下げなくて済む手土産って何よ。怖いわあ。そして叔父上リリー卿、この人いったい何をやらかしちゃおうとしているの。とんでもないことに繋がりそうな、逆にやめといたほうが身のためなのでは?とも思うような。さてどちらに転がるのかしら。
    あとはウィロウの使者の人、グネモン卿に会えたとしてもギッタギタにされるんじゃないかという期待(←?)とか、脇役しか喋ってないのにこんなにわくわくさせてくれるなんて。やっぱりこの作品面白いなあ。
    ヴィーはエレカンペインの王妃と対立しているんですね。そりゃ血筋も頭脳も兼ね備え、容姿まで完璧となれば脅威でしょうから(ん?関係ない?)、まあウィロウ一門の気持ちもわからなくはない(笑)内情も見えてきて、この先も楽しみです!

    作者からの返信

    超絶久し振りの更新というのに、なんだか残念な人たちの集まりみたいな回になってしまいました。
    陣営が多すぎてなかなか出番が回ってこなかったのですが、リリーサイドがプラスアルファ(ウィロウ卿)と共にようやくの再登場です。
    今回出てきた全員がてんでバラバラな方向を向いているので、俯瞰して見てみるとひどいものです。
    彼らの、そしてディルの運命やいかに?

    今回でヴィーの本来の政敵がついに明らかになりました。ここまでも長かったですね……(遠い目
    そう、ウィロウ一門からすればヴィーはあらゆる面で、どうしたって邪魔なのです。
    やたらと話の進みが遅い(更新頻度の話ではなく笑)本作ですが、続きも楽しみにしていただけたらと思います!