応援コメント

第25章 胎動」への応援コメント

  • こんばんは。

    「あんな風に、自分個人を必要とされることなど、ついぞなかった。」
    ヴィーさん、そうですか……。そういう人が現れた。ディルさんをそばに置いておくべきですね。

    クローブさん、「もはやどこかの恋愛譚」「貴婦人たちは密かに、憧憬に満ちた目をクローブに向けていた。」
    ふふふ、クローブさんも良いキャラですねえ。

    作者からの返信

    こんばんは。

    ヴィーはほんの幼い頃から公人として生きているので、まず他者と個人的な繋がりを持つ機会が無かったのですね。
    ヴィー個人のためにはそばに置くのが良いでしょうし、本人もそうしたいと思いはするものの、彼の立場では、簡単には踏み切れない問題でもあります……。

    クローブ、あまりに美味しい立ち位置なのですが、本人は永遠にそのことに気付かなそうです笑

  • ヴィーとディルの複雑な心の距離とそれでもそれを乗り越えようとする二人にうるうるしていたのですが、クローブ氏がカーラント一族の皆様からおもちゃにされているくだりでたいへん笑ってしまいました。愛され信頼ているがゆえなのでしょうが。

    ヴィーの登場も華やかでよいですなあ(震えながら)

    作者からの返信

    主人公二人の煩悶から一転、敵役なのに主人公サイドよりよほど楽しげなカーラントに笑っていただけて嬉しいです!

    クローブは、もちろん当人が築き上げた主家からの信頼があるわけですが、なぜかそれ以上に愛されまくっているので、当人の頭の中には常にハテナマークが巡っています。彼自身には生涯解けないであろう謎です。

    ヴィーの登場シーン、彼はフォーマルに振る舞おうと思えばいくらでもできるはず……というかむしろこちらの方が本来のフィールドなので、書くときに少しだけ気合を入れていました。


    お話変わって、このたびは拙作にレビューを書いてくださって、ありがとうございます!

    読み返していただけたのが本当に嬉しいことだったので、そのうえこんなに丁寧で温かいレビューまで、もう、なんと申し上げたらよいか……!

    光だ、の場面は渾身の想いを込めて書いたので、このように取り上げてくださって感激しました。
    そして非常に個人的なことなのですが、紙の本で読みたい、と思っていただけるのは私にとってとてもとても光栄なことなので、こちらにもしばらく泣きそうになっていました。

    あらためて、たくさんのコメントと素晴らしいレビューをありがとうございました!

  • 「褒め言葉と受け取っておくわ」「褒めておりません」が、目の前に鮮やかな情景となって浮かびました。まるでコミカライズされたように、はっきりと!
    丁々発止というのか、この立場も複雑な主従のやり取りが堪りません。癖になるテンポの良さ。そしてクローブ卿を取り巻く身分様々な者からの想い、スピンオフの妄想が捗ります……。
    以前も感想でお伝えしていた通り、思いのままに動く事も、ましてや相手を思いやる言葉さえ何の準備もなく発する事が憚られる、公人の苦しさ、そして苦悩の描写が緻密で、胸に迫ります。
    次回も本当に、本っ当に楽しみです…!!

    返信は不要です。どうか、ご自愛下さい。

    作者からの返信

    m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m

  • なんかヴィーが悪役っぽい終わり方ですねえ。まあ、カーラントから見れば政敵だから間違ってないか。
    オリスちゃん、ローゼルの手綱として目を付けられたのかな?両家の利害などは予想できませんが、嬉々として手綱にぎりそう。ダメ人間(語弊あり?)に嫁ぎたいって言ってたし…笑

    ヴィーは家のこと、国のこと、ディルのこと。悩みが尽きないですね。
    ヴィー父の話も気になるところですが、情が勝るなんてこの状況なら普通のことなのに、それが許されないのが辛い。可愛い弟分に嫌われたくないなんて当たり前じゃないかよおー!
    ディルがどういう結論を出すのか、大好きなお兄ちゃん(仮)の心が少しでも救われる状況になればいいなあ…。

    作者からの返信

    仰る通り、カーラント側からすれば立派に悪役ですね笑
    特にクローブなどには、さっさと国に帰ってくれ、と思われているのではないでしょうか。
    果たして、オリスがどのようにこの先関わってくるのか、楽しみにしていただければと思います。

    ヴィーはその生まれや立場からすれば、普通の人間らしい感覚など持ち合わせていなくても不思議はないところ、そうではないので大変です。だからこそこの物語の主人公であるわけなのですが。
    そしてそんな彼をディルがこれからどう捉え、どんな道を選ぶのか。
    この先のふたりをどうか見届けてやってください。

  • 手の具合どうですか? 待ちに待った続きが読めて新年早々嬉しいことです。
    いよいよ大きなうねりがおきますかね?
    あまりにも多くの柵に囲まれているヴィーは、それらから逃げたりしないし、むしろ強かに利用するでしょうけど、一人の人間だからディルの一途な心は何物にも替え難い大切な物でしょう。
    ヴィーがこれ以上傷つくことがないと良いと思いつつ、胸の空くような仕返しを期待しています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    手は少しずつですが良くなってきています。完治まではまだかかりそうですが……。
    なかなか下地固めが終わらず、自分でもいつになったら動き出すのだろうと思いながら書いてきましたが、どうにか前に進める段まで到達しました。
    ヴィーとディルの互いの心が、彼らをどのような道に導くのか、どうぞ見守ってやってください。