久々にヴィーとディルがじっくりと話をして、お互いを理解しより関係が深まりましたね。
弟のように、家族のように思っているというのを伝え合えたのが何というか感無量で嬉しくなりました。もうなんかそれ以上じゃない?って気もしますけども。
ヴィーが何故そんなにディルに気をかけるのか。
>普段、民と話をするときは、よほど慎重に言葉と話題を選ばないと、畏おそれて逃げ出されるか『分からない』と端はなから対話を拒絶されるかのどちらかです。
「親近感」のような曖昧な言葉じゃなくて、このあたりでしっかり答えてくれているので、すごく納得して物語に入る込めるんだよなあと改めて感じました。
出来事や行動に理由があって納得もできるところが、この物語が大好きな理由のひとつです。だから長いの全然気になりません!笑
いよいよ仕返しが始まりますね。地味なほど効くとは?
そして人前ではディルから「ヴァーヴェインさま」とか呼ばれて、その度に微妙な顔をし続けるのか!?笑
次話も楽しみにしてまーす!
作者からの返信
ディルにとってのヴィーについてはこれまでもずっと語ってきましたが、では逆はどうなのか? という点についても、再会した二人のこれからを追う上ではきちんと明らかにしておく必要があると考えて書いた章でした。
ですので、納得できて入り込める、と仰っていただけてとてもほっとしています。
「ヴァーヴェインさま」、ディルは舌を噛まずに言えるのでしょうか笑
この件に関してはディルの方が物分かりがいいと言うか、彼のほうがやはり切実な立場なので、しばらくヴィーだけが引き摺ることにもなりかねませんね。
いったいヴィーは仕返しに何を考えているのか、ほんとうに地味なのか、どうぞこれからの彼らを見守ってやってください。
いつも本当にありがとうございます!!
編集済
こんなも丁寧にディルの心情を書いて下さった事に、まずは感謝しかありません。
目まぐるしく流転していく状況、明らかになっていく互いの立場と圧倒的な身分の差…だけどその年齢ならではの嘘のつけなさのような、もしくは単なるディルの気性なのか、ただの瑞々しいままの剥き出しの感情でヴィーとの距離をそっと計る様が、読み進める毎に堪らない気持ちになりました。
ヴィーもきっと、別な意味で堪らなかっただろうなと、呼び方のくだりにもとことん悶えました…!!!!
本当に、本当に次回がまた楽しみです。今回も、更新ありがとうございました!!
作者からの返信
こちらまでいらしてくださり、ありがとうございます……!
お気遣いをいただいておりますが、やっぱり嬉しいのでこの気持ちはどうしてもお伝えしたく……。
ディルの心情や、これからのヴィーとの関わり方についてふたりでどう道を定めていくのか、をきちんと描きたいと思いつつ、それが随分長大になってしまったために、これでよいのか葛藤しながら書いておりました。けれどお言葉をいただいて、書いてよかったと心から思うことができました。
この先もお楽しみいただけるよう、頑張ります……!
互いが互いを必要としている関係というのはもう良いものですね……!
ディルが不安を感じてしまうのも、ヴィーのしっかりしてそうでどこか抜けているところも、結局そういう二人だからこそ、惹かれるところもあるのかなあ、とか。
二人の絆が少しずつまた深まっているような感じがして、とっても素敵でした。
侯爵に対する嫌がらせがどんなものになるのかも密かに楽しみにしております。
ゆっくりお待ちしております〜!
作者からの返信
紀里さん、ありがとうございます……!
ふたりはあらためて出発点に立ったようなものですので、互いに相手をどのように思っているのか、どんな存在と感じているのか、そこを描こうとした章でした。
ディルは当然のこと、ヴィーもまだまだ若く未熟な部分があり、完全でないからこそ互いに惹かれる……まさに仰る通りだと思います。
ようやく話が動き出すための下地が固まってきましたので、この先もお付き合いいただけましたら嬉しいです。
ここしばらく書く方にエネルギーを割いていたため、読みがすっかり止まってしまっておりまして……近々そちらも再開しますので、その際にはまたお邪魔いたします!
こんにちは。
「普段、民と話をするときは、よほど慎重に言葉と話題を選ばないと」
なるほど、ヴィーさんにとっても、ディルさんは特別だったのですね。
本当にアルテ姫の引き合わせだったのかもしれません。
さて、ヴィーさんの地味できく仕返し。楽しみです。
作者からの返信
こんばんは。
ヴィーにとっても、自然に会話が成り立つディルは稀有な存在でした。
それはディルのちょっとした生い立ちが生んだ偶然ではあるのですが……。
ただアルテも、彼に会った際、そう感じていたかもしれません。
果たしてヴィーは、うまく仕返しできるのでしょうか……!?