応援コメント

第22章 血脈」への応援コメント

  • こんにちは。

    ディルさん、怖い夢を見ましたね……。
    それは、ただの悪夢ではなく、彼が通ってきた道の象徴で……。
    まだ幼い身に、大変な艱苦が訪れたのでした。

    ディルさんがグネモン卿に目をとめられた理由、きちんとヴィーさんは見抜きましたね。

    さて、アルテ姫のささやかな後押しもあるように思える、ディルさんとの出会い。ヴィーさんとディルさんは、この後どうするのか、ですね。

    作者からの返信

    はい、ディルの夢は彼の体験をなぞっています。
    それまで平和に暮らしていたのに、一転して辛い状況に突き落とされたのでした。

    ヴィーとグネモン卿は着眼点が似ており、意外と相通ずるものがあります。グネモン卿がディルの何に価値を見出したのか、ヴィーにはなんとなく分かってしまうのでした。

    ヴィーとディルは、本来なら出会うことも有り得ないほど身分に隔たりがあります。
    その現実の前に、二人が何を考え、何を選ぶのか、見守っていただけると幸いです。

  • 劣悪な環境の中で子供は学ぶのですよね
    >言葉で思うように意思を表現できない人間は、その不自由さを腕力で埋めようとするらしいと、ディルは彼らを見て理解した
    胸が痛いです
    こんな境遇でも曲がらないで素直な心でいられたディルは本当にいい子
    幸せになって欲しいです

    作者からの返信

    仰るとおり、子供は子供なりに生き抜こうと、精一杯その環境から色々なことを学び吸収するのだろうと思います。
    ディルにお心を寄せてくださって嬉しいです。
    彼の道がどこへどのように続いていくのか、見守っていただけると幸いです。

    また、このたびはとても素敵なレビューをいただき、ありがとうございます!
    嬉しくて小躍りしながら何度も読み返しております。
    本作、だいぶ更新の間が空いてしまっているので、続きの執筆を頑張ります。