応援コメント

第21章 追憶 ―― 侮りへの痛撃」への応援コメント

  • こんにちは。

    ヴィーさん、すごいなぁ。
    アルテ姫を失った怒りが凄まじくフレーズ卿ローゼルから、リリーの宗主権を剥奪してしまった!
    ローゼルは、ヴィーさんを恨んでるだろうなぁ。

    作者からの返信

    こんにちは。

    このときばかりはヴィーも本気の怒りを見せました。
    ローゼルはそれはもう、恨んでいます……。


  • 編集済

    父を謀略で失い、また大切な人を失う。敗けることは罪だというその言葉は、ヴィーが言うと本当にやるせないというかとてつもない実感がこもってしまいますね。幼い頃に叩き込まれた冷徹さがここでまたヴィーの命を支えたとも思えますが、それにしても厳しい運命ですね……。

    国王陛下とのやりとりはきっと第三者から見れば圧倒する様子であったのでしょうが、ヴィーの内面も見える読者としてはその運命の過酷さにうう……となりつつも、その透徹とした強さに惹かれてもしまいますね。

    作者からの返信

    仰るとおり、幼い頃の教えと経験がヴィーをここでも生かしたわけですが、だからと言って彼自身が痛みを感じないわけではないですからね……。

    実はヴィーの内面を通してこそ、彼のここでの真価が伝わるように書いていましたので、このように読み返していただけたこと、本当に嬉しいです。

    編集済
  • 大切な人を喪っても、ただ悲みきれずに理性に逃げる。また、そうせざるを得ない状況が痛々しいですね。
    ローゼルに恨まれている理由が判明しましたが「そりゃ嫌われるよね」と思いつつ、自業自得だから仕方ないなと。ローゼルの言動は今までも大概でしたが、今回かなりイラッとしてしまいました。出てきてないのに(苦笑)

    冒頭の屋敷に着くまでの一連の文章の不穏な雰囲気に初っ端からのまれてしまい、ヴィーの落ち着いていながらも鬼気迫る感じなどもいつもながら見事だなあと感じました。今回も面白かったです。ありがとうございました!

    作者からの返信

    恐らくヴィーもローゼルには終始イラッときていると思います笑
    そしてついに権力の拳で王様もろとも殴りにかかった、というところでしょうか。
    ずっと書きたかったシーンのひとつであり、雰囲気をきちんと伝えられたのであれば、書き手として本当に嬉しいです……!
    今回もありがとうございます!

    編集済
  • トカゲは、この帰り道だったのですね。
    最初読んでいた際には、ヴィーはふんわりとした雰囲気を持つ美麗な敬語キャラというイメージでしたが、最新話の気高いこと。
    けれども、好きな人の死にも、純粋に悲しむことができず、貴族としての責務を果たす姿が辛いですね……。

    きっと、色々なしがらみがなければ、最後の「お腹、空いたなあ」とつぶやいている時の様な、穏やかな彼でずっと暮らしているのだろうなあ、と想像してしまいました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    はい、トカゲはこの時のことなのでした……。
    仰る通り彼は普段はふんわりしているので、その気性の中に牙も爪も持つことを知る人は少なく、それゆえに起きた悲劇とも言えます。
    本人も、本当は穏やかなまま過ごしたいと思っていることでしょう。
    今回のヴィーを気高いと感じていただけたこと、とても嬉しいです。